「ようちえんがばけますよ」春におすすめの親子で楽しむ絵本

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【ようちえんがばけますよ】
内田麟太郎/文
西村繁男/絵
くもん出版

「ようちえんがばけますよ」

この絵本は4月から幼稚園に通う子どもたちにおすすめの絵本です。
キツネが『もにょもにょもにょ』という呪文と共に、幼稚園を様々な形に変えてしまいます。

どんな仲間が出てくるのか、ページをめくるごとにワクワクドキドキ!
何度読んでも飽きない!目をキラキラ輝かせて絵本の世界に夢中になってくれるでしょう。

キツネはどこにいる?何の仲間なの?

様々な姿に変わってしまう幼稚園ですが、いつも呪文を唱えたキツネがどこかに隠れています。
ページをめくって、キツネがどこにいる?と探してみましょう!

キツネが見つかったら、次は他にどんなお友達がいる?どんな動物がいる?と全体を見渡してみます。
『あれ?さっきと違う!』
『ここはこんな姿に変わってる!』
たくさんの発見が、子どもたちの好奇心を刺激し、次第に1ページ1ページに描かれた生き物たちを比較していくようになってくれることと思います。

ちなみに、ページごとに様々な生き物が登場しますが、グループ分けされているのがポイントです。
例えば、動物と魚類のグループ分けは子どもたちにとって簡単なことではないかと思いますが、
そういったことも絵本を通して学べるようになっていると感じました。

 

親子で指差ししながら、好きなものを探してみましょう。どんな発見があるでしょうか。
次は何がどこにいるのか、よーいどんで探してみよう!というのも楽しいですね。

きっと、お父さんお母さんも夢中になってしまうことと思います。

 

最後はみんな一緒に!

一緒に

最後のページでは、誰もが一度は夢描いた学校の姿が描かれています。
子どものころ、
『動物も学校の友達になればいいのに』『おばけも一緒に学校に通えたらいいのに』
そんな自分だけの世界を想像したことはありませんでしたか?

子どもたちの中にも、大人の私たちが考えられないような楽しい世界が広がっているはずです。
「ようちえんがばけますよ」はその世界を本物にしてくれたような絵本です!
ぜひ親子で楽しんでください。

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