【私の出産】一人目は陣痛がなかなか強まらない

3歳違いの、3人の男の子を育てています「non」です。

3人とも安産と言えますが、やはりお産は1人1人違うもの。困ったり、焦ったり、感動したポイントを、それぞれ紹介したいと思います。

初産は時間がかかる?

初産は、時間がかかると言われます。

初めてのお産で母親もどうしていいかわからず、緊張していると子宮口や産道が開きにくいためです。2人目、3人目になると、どのようにお産が進むのか、どれくらいの痛みなのかを経験しているので、母も慣れてリラックスしてお産に臨むことができ、子宮口や産道が開きやすいと言われています。

とはいえ、子供の大きさや母親の年齢も変わるので、必ずしも2人目、3人目のお産が楽とは限りません。初産はスピード安産だったのに、2人目は難産で緊急帝王切開になってしまったという方もいます。私の場合は、毎回前駆陣痛が長引く傾向があり、とくに初産の長男の時は、2日ほど微弱陣痛が続き、丸2日寝ていない状態でのお産でした。

前駆陣痛から強まらない!?

前駆陣痛とは、陣痛の前段階、本陣痛が始まる前の不規則で弱い陣痛のことです。

痛みが続いたけれどいったん収まって、しばらくして本陣痛が始まる人もいれば、前駆陣痛から本陣痛に進んでそのままお産になる人もいます。前駆陣痛が始まったけれどもなかなか痛みが強まらず、陣痛促進剤を足されるケースもあります。

本陣痛とは、立っていられないほどの痛みが規則的に来るもので、子宮口が全開になったら分娩室に行きお産になります。子宮口が全開になるまではいきんではならず、「まだ」「はい、いいよ」と助産師さんの指示に合わせ、陣痛に合わせていきむと、赤ちゃんが押し出されて無事誕生となります。

私のお産は前駆陣痛が長引く傾向があり、だいたい1日は前駆陣痛が続いて、本陣痛に進むというパターンでした。とくに長男の時は前駆陣痛が2日続き、産院に行くも「まだまだでしょ」と帰され、また痛みが強まると産院に行き、と大変な思いをしました。

なかなか子宮口が開かず、痛みの間隔も縮まらないので、深夜1時に病院の廊下を何度も行ったり来たり歩かされ・・・つらかったのを覚えています。

お風呂に入ったら効果は絶大!

陣痛が強まらないのを見かねて、看護婦さんが「体を温めると、進む人が多いんですよ」とお風呂を入れてくれました。

2日寝ていなかったので、ヘロヘロになってお風呂に入ったのですが、お湯の中だと痛みがやわらぎ、ふっと意識を失いそうに気持ちよかったです。入浴後に痛みが和らいだままウトウトしていると、突然強烈な痛みが襲ってきて、「バチン」と風船が割れるような感覚があり、破水しました。

「ヒエ~」と慌ててナースコールをし、「子宮口全開です!」と分娩室に連れて行かれ、あれよあれよと無事に生まれました。

後から聞くと、「陣痛を進めるには、食べる歩く寝る、がいいですよ。お風呂に入ると血行が良くなって、お産が一気に進む人多いですね」だって。マジで効果絶大でした。痛みが和らいで一瞬でも眠れたおかげで、陣痛が進んだのかなと思います。そして、本陣痛を経験すると、前駆陣痛の「まだまだ」というのも頷けるというか、まったくもって認識が甘かったのだとわかります。

早く生まれてほしいのに、なかなか陣痛が強まらない時は、「食べる歩く寝る」&「温める」をぜひお試しくださいね。(破水している場合は、入浴は危険なのでやめましょう)

そして、前駆陣痛が始まると「いよいよ!」「きた~」と緊張してしまいますが、体が緊張していると子宮口も固くなってしまいます。「まだまだ動けるから大丈夫」と気持ちに余裕をもって、入院の準備をするなり残った家事を片付けるなりしておきましょう。リラックスしている方が、お産もスムーズに進みます。

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