多摩動物公園~間近で動物たちの息づかいを体感できる動物園~

入口

入口多摩動物公園

東京都立多摩動物公園は、広い園内の中に他では見られない珍しい動物がたくさん飼育されています。

京王線、多摩モノレール『多摩動物公園駅』下車後、目の前にあります。

入園料は大人600円、65歳以上の方が300円、中学生が200円、小学生まで無料です。

多摩動物公園の最大の特徴は、柵を使わず動物たちが展示されていること!
広い展示スペースの中で、自由に動き回る動物たちの姿に出逢うことができます。
他ではなかなか見ることができない珍獣たちの息づかいを生で感じることができる動物園なのです!

動物たちとの距離

多摩動物公園に訪れて何より驚いたことは、動物たちとの距離が近いこと!
柵をできるだけ使わない展示をしているので、手の届くところに動物たちがいるという印象です。

例えばトラ。
ガラス張りで展示されている動物園や、柵まではとても遠くトラは小さく見えるだけという動物園が多いですが、
多摩動物公園は手の届くところにトラがいます。
トラの匂い、息づかい、足音。すべて肌で感じるように見て取ることができるのです。まさにトラと同じ空気を吸っている!と実感しました。

そしてサイ。
他の動物園では、サイは見えても遠くの方。サイの肌のキメまで見えることがあるでしょうか?
ここでは、手を伸ばせばすぐそこにサイ。この日はムシャムシャ餌を食べる様子を本当に間近で見ることができました!

珍しい動物が見られます

多摩動物公園には珍獣が多いのも見どころの一つ。

なかなかお目にかかれないタスマニアデビルやフシゾウ、日本に1頭しか生存していないというシャモアなどが見られます。
ユキヒョウの親子が見られるのも感動的!

ユキヒョウ
柵の中に作られた崖を這い上がる様子は、まるでネパールの大地を駆け回る野生さながらの迫力がありました!

それぞれの動物たちが、野生に近い状態でいられるよう、それぞれの生息地を再現するなどの工夫した展示がされています。
広く取られた飼育スペースで、自由に動き回る様子はとても見ごたえがあります。

また動物の赤ちゃんが多くいたことからは、繁殖に力を入れ、実績を残しているのだということもよくわかりました。

暖かくなったらぜひご家族で

暖かくなったらぜひ休日のプランに多摩動物公園を!
敷地が広いので、すべて見るには1日かかります。

小動物とのふれあい、というよりは猛獣たちの迫力を味わう!という動物園です。
手に取って感じられる動物たちの生態、絶滅危惧種に関する解説など、学びも多くあります。

昆虫園に放たれた蝶の数は圧巻で、まるで別世界に飛び込んだような感覚に。大人も子どもも楽しめます!

お昼は、動物園で簡単なお弁当を購入して食べることができますが、持ち込みも可能です。


室内の休憩スペースは入口付近にしかなく、他はすべて野外ですが、しっかりした椅子とテーブルがありました。

ベビーカーの貸し出しもあり、園内のシャトルバスも運行しています。
たくさん歩くので、動きやすい格好でお出かけください!

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