実は重要!あかちゃんのスキンケア 後編
前編では、あかちゃんのスキンケアの重要性について書いていきました。
では、実際のスキンケアの仕方はどのようなことに気をつけていけばいいのでしょうか。。
〇間違っていた私のスキンケア
生後1か月までは沐浴。
生後1か月過ぎごろから、あかちゃんと大人が一緒のお風呂に入るご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家も産院での1か月検診でOKが出たので、一緒にお風呂に入ることしました。
ただ、あまり洗い方が分かっておらず。沐浴の時と同じようにしていたんです・・・。
顔はガーゼで拭くだけ。
あかちゃん用の石鹸で頭、体を洗った後にガーゼを濡らして泡を落とすというやり方をしていました。
「顔は絶対濡らさない」と
第一子だったので、あかちゃんにお湯をかけるのが怖かったんです。
しかし、これは間違っていました。
結果、生後2か月で湿疹が出来てしまい、小児科で上の画像の保湿クリームを処方されることに。
そして私は湿疹がトラウマになり、小児科のスキンケア外来で看護師さんから指導を受けることにしたのです。
〇あかちゃんのお風呂で気をつけること
・頭はあかちゃん用シャンプーを、体はあかちゃん用ボディーソープ を使う。
頭は他の部位より皮脂腺が集中しているので、あかちゃん用ボディーソープ、石鹸では汚れが落としきれないそうです。
落としきれないと頭に湿疹ができてしまうことも。
なるべく頭と体で分けた方がいいと指導されました。
また、良く泡立てて洗った方がいいそうです。
泡立てるのが大変なら、液状や固形のものではなくて、泡状で出てくるものに変えた方が良しとのこと。
・手で洗う
スポンジとかではなく、手でしっかりと。手の方が隅々まできちんと洗えるのでと言われました。
顔も指先を使って。洗う順番は頭、顔、体と上から順に汚れを落としていく。
≪顔、体を洗う時のポイント≫
1.顔は最初にあご、鼻筋、ひたい、ほほに泡をのせてクルクルと。
2.細かい所は指先を使い、鼻のわき、目頭、まぶたなどもしっかり。眉毛、耳の後ろも忘れずに。
我が家はしていませんが、耳の中も泡で洗うと良いと看護師さんは言っていました。
3.体はしわを伸ばして洗う。
ムチムチの太もものしわのところや、手首、足首の前後ろのしわも伸ばしてしっかり。
垢や汚れがたまりやすいので。
・しっかり流す
かけ湯よりシャワーの方が、一気にきれいになります。弱めの水流で、39度ぐらいがいいそうです。
〇保湿はどのようにするのか
・保湿は入浴後10分で。
入浴後10分を過ぎると、急激に肌の水分量が減るそうです。
なので早め早めに保湿を。とりあえず我が家は自分のことは後回しで、娘優先でしています。
・パッチテストは必ず 。
市販の保湿剤は低刺激と書かれているものでも、実はあかちゃんには強すぎる場合もあるそうです。
初めて使う保湿剤は必ずパッチテストをおススメします。
娘もある市販のベビーローションは合わず、赤くなったことがあります。
パッチテストする時は、体の中でも皮膚の薄い場所、足の付け根や、太ももの内側が良いそうです。
保湿剤は保湿力の高いもの、ベビークリームやベビークリームローションがおススメ。
・各部位に塗る量は500円玉の大きさ。
保湿剤はたっぷりです。多すぎるかなと思うぐらいでいいそうです。
ビチャビチャになっているぐらいの量をそれぞれの部位に伸ばしていきます。
「保湿剤をたっぷり塗ると、洋服を着せづらくなり、洋服の傷みも早くなってしまうのだけど、それが保湿頑張っている証拠。」
という看護師さんの言葉を思い出しながら、毎日娘をテッカテカに塗りたくっています。
〇いつまでスキンケアは必要か
看護師さん曰く、「思春期、第二次成長期が始まるまで。」とのこと。
思春期ぐらいになると皮脂の分泌が多くなり、ニキビなどが出来やすくなる、この時がスキンケアの仕方の変え時だそうです。
その子の成長によると思いますが、女の子なら10歳くらい、男の子なら14歳ぐらいでしょうか。
長い期間なのでなかなか続けるのは大変だと思いますが、
幼少期は親がスキンケアを続けてあげ、ある程度大きくなったら自身で行ってもらようにしていけたらいいですね。
出産前はあかちゃんの肌は、何もしなくてもプルプルなイメージでした。
産後はあかちゃんの肌は、肌トラブルがおこりやすくアレルギーに関係してくることを知りました。
我が家は母の私がアレルギー体質なこともありますが、これからもスキンケアをしっかり続けてあげたいです。