赤ちゃんの危険すぎるヒヤリハット
赤ちゃんは、危険なことがまだまだわかりません。
しかし、ときにはその無自覚な行動が、赤ちゃんの命すらも奪いかねません。
今回は命の危険と直結するヒヤリハットの原因と対策をご紹介します。
溺れないために水はためない!
子どもは水深5cmでも溺死する可能性があります。
そのため、風呂桶にお水が入っているだけでも、赤ちゃんが誤って頭を入れてしまうと、十分に溺死する可能性があるのです。
- ・お風呂の残り湯はためない
- ・洗濯機、台所の近くに踏み台を置かない
- ・お水を扱うときは目を離さない
これらの対策をしっかりとして、赤ちゃんの生命を守りましょう。
蒸気が出る家電はやけどの原因に!
炊飯器や電気ケトルなどから出る蒸気も、赤ちゃんにとっては十分危険な存在です。
もちろん、蒸気に触れるだけでなく、熱湯をかぶってしまったら、大人だって危険です。
- ・お湯などの熱いものは子どもがいない場所で
- ・コードは地面に置かない
基本的な対策は、赤ちゃんの手が届かない場所で、これらの電化製品を使うこと。またコードがついているものは、そのコードに躓いた結果、赤ちゃんが熱湯をかぶってしまうこともあるので、コードも地面には置かないようにしましょう。
誤飲して危険なもの
赤ちゃんの誤飲は、寝返りができる5ヵ月ごろから始まり、7ヵ月~10ヵ月ごろまでに激しくなるとされています。
そして、1歳半ごろまではよく何でも口の中にものを入れるので、注意が必要です。
特に危険なものは次の3種類のもの。
- ・ボタン電池
- ・漂白剤、カビ取り剤、トイレの洗剤など
- ・灯油、マニキュア、除光液など
またタバコの誤飲をする赤ちゃんは、かなり多いのでたばこの保管場所には注意が必要です。
ボタン電池は食道に穴が空いてしまう危険も!
画像出典NHK|すくすく子育て 「危ない! 子育てヒヤリ・ハット」より
上記の画像のように、赤ちゃんが誤ってボタン電池を誤飲してしまうと、科学やけどをして、食道にやけどで穴があいてしまい。最悪の場合は、死に至ることもあります。
常にボタン電池の保管場所には気をつける。
ボタン電池を使うおもちゃなどは、フタやねじは、取れないように、しっかり締めておいてください。
ヒヤリハットは予防で防げる!
大人だって、不注意から大事故を引き起こしてしまうことがあります。
何もわからない赤ちゃんならば、なおさら危険なことはいっぱいです!
そんなヒヤリハットを防ぐために必要なことは「予防」以外にありません。
ご紹介したヒヤリハットを参考に、アナタも赤ちゃんを守るためにしっかりヒヤリハット予防をしてくださいね。