兄弟・姉妹の子育ての悩み
兄弟・姉妹の子育ては単純に考えて、労力は2倍です!
1人の子育てですら、てんやわんやなのに上の子も、下の子も平等に接して、自分はキラキラママで――と現実は、なかなかそうはいきません。
今回は兄弟・姉妹の子育てをしているママの悩みに寄り添います。
余裕を持って兄弟・姉妹を子育てするには?
画像出典:PhotoACより
テレビや雑誌に出てくる、キラキラしたママのようにできれば自分も余裕を持って子育てしたいと考えてことありますよね?
どうしても兄弟ケンカやちょっとした子どもたちのやり取りでイライラしてしまうことがあると思います。
でも、子育ての中でイライラすることはある意味で「当たり前」のことなんです。
まずは自分の中にあるイライラやもやもや、不安な気持ちをしっかりと受け止めること。
そして、周りの人に手助けを求めるということも大切です。
特にパパはママをねぎらって、毎日たった一言「大変だったね、今日もありがとう」と言うだけでも、ママの苦労は報われます。
またママも忙しいさなかではあるものの「自分のストレスを発散すること」を1日の中で、5分ぐらい意識されると少しずつですがストレスが和らいでいきますよ。
兄弟・姉妹の喧嘩は、どうすれば?
親がいくら頑張っても、兄弟喧嘩は発生してしまいます!
ただ、ケンカを通じて子どもたちも、お互いに「人との距離のとり方」を勉強していくので必要なことなのです。
でも、心配なのは兄弟喧嘩が原因で、子どもたちの間にしこりが残ってしまうこと。
そんな兄弟・姉妹の不仲を予防するために、次のことが重要です。
- ・どっちが悪いと”成敗”はしない
- ・喧嘩や仲直りのルールを提案してあげる
お姉ちゃんだから、弟だからと「どちらかが悪い!」と成敗してしまうと、子どもの中にもやもやとした気持ちが残ります。
そういった気持を残さないためにも、親は子どもたちにとっての「平等なレフリー」になってあげて、子どもの意思を尊重しながら喧嘩を仲裁するように心がけましょう。
また兄弟・姉妹喧嘩の際には「お兄(お姉)ちゃんは、こう言っているよ」「弟(妹)ちゃんは、こうしたいんだって」と兄弟それぞれに寄り添うことも大切です。
絵本で兄弟・姉妹それぞれに気持ちをわかってもらおう!
ママだけでなく、子どもたちそれぞれに「お兄ちゃんの気持ち」「妹の気持ち」をわかってもらうことも、兄弟・姉妹の子育てをする上で大切なことかもしれません。
ただ、まだまだ大人ほど理解力があるわけではないので「絵本」という形で、それぞれの立場の気持ちを理解してもらうというのも1つの手かもしれませんよ!
子どもたちは絵本の登場人物に気持ちを重ねることで、それぞれの気持ちを理解しやすくなります。
兄弟・姉妹の子育てで悩んでいるときにも、絵本は役に立つので参考にしてみてくださいね。