非認知的能力って、何?

数字がわかる、文字がかける――だけでは表すことができない能力が、その後の子どもの成長に大きな影響を与えることが近年の研究で明らかになって来ました。

このIQでは表すことができない能力のことを「非認知能力」と言います!

最近の教育現場でも積極的に取り入れられている非認知能力って、一体なに?

非認知能力とは?


画像出典:PhotoACより
「非認知能力」とは、先にも軽く触れましたが数がわかる、字が書けるなどでは測れない、内面にある能力のことを指します。

例えば、困難に立ち向かう、新しい物を作り出す、人とうまく関わる力や感情をコントロールすることが出来る力のことを非認知能力と呼びます。

非認知能力が高ければ、それはそのまま”生きる力が強い”と言えるでしょう。

そして、この非認知能力は子どもの「やりたい!」「これってなんだろう?」という自発的な気持ちから高めることができます。

だから過程で非認知能力を高めたいと思うのなら、子どもの自主性に任せることも重要ですよ!

なぜ非認知能力が重要なの?

数学の計算ができたり、文字を書ける、読むことが出来る――ということももちろん大切です。

しかし、子どもが大人になって「答えがない問題」に直面した時に非認知能力はその力を発揮します。

答えが出るまで粘り強く考え、創意工夫する、そんな非認知能力を高めることによって、子どもの将来的な幸せや経済的な安定につながるという研究結果が出ています。

特に幼少期に非認知能力を高めれば、高めるほど将来的な幸せや経済的な安定を手に入れやすくなるとされており、2017年の学習指導要領の変更に伴い、すでに幼稚園から非認知能力を高める勉強がスタートしています。

諦めない力が子どもの心を大きく育む

私たちが生きている今の時代は、目まぐるしく変化しており。昨日まで正解だったものが、明日には間違いになる可能性があります。

そんな「答えがわからない時代」において、非認知能力を学ぶことはとても大切なことです。

なぜなら非認知能力は、生きる力そのものであり。非認知能力が上がることで子どもたちは「何があってもくじけない心」を育むことができます。

もちろん、子どもの心が完全に成長するまでには、私たち大人、パパやママのフォローは必要ですが、小さな積み重ねを続けることで、子どもは「頑張れば出来るんだ!」という経験を身につけ、豊かで幸せな大人へと成長することができるでしょう。

[参考1]『意外と知らない!? 保育園・幼稚園』|すくすく子育て

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