プラ板でお絵描き

百円ショップに行くとついつい買う予定のなかったものまで買ってしまうタイプの私。買い忘れはないかとウロウロしているうちに、家で遊べそうなものを見つけるとついカゴに入れてしまいます。

そんな中でも、今回おすすめするのはプラ板。

ママ世代の中にも馴染みのある方はいるのではないでしょうか?最近ではプラ板を使ったおしゃれなアクセサリーを作る作家さんもいたりして、昔より身近になったような気がします。

材料

こんな感じのプラ板が100円ショップに行くと手に入ります。あとは油性ペンとハサミ、トースターがあれば簡単に遊べます。

さあ作ってみよう!

最近では透明のものだけでなく、白地のものも出ていて色鉛筆で書くことのできるものもありますが、今回は透明のものを使いました。

①プラ板に油性ペンなどで大きめに絵を描いていきます。

焼くと1/4〜1/6くらいの大きさに縮むので、出来上がりのイメージをしながら書くといいと思います。(写真のイラストは焼き上がりのサイズが小さめだと思います)

書く2

 

②イラストを描いたらプラ板をカットします。この時にパンチなどで穴を開けておくと、キーホルダーにしたりできるので便利です。

焼く前

 

③オーブントースターで焼きます。温度調節ができるタイプだと160℃〜220℃くらいがいいようです。温まってしばらくするとふにゃ〜と縮み始めます。

焼き1

さらに待つと平らに落ち着いてくるので、取り出します。

トースターにもよりますがだいたい30秒〜2分くらいでしょうか。

焼き2

 

④取り出したプラ板を熱いうちにクッキングシートなどに挟み、辞書などの重みのある平らな重石でまっすぐにします。

②の写真と比べるとこのくらい縮みました。縮むと色も濃くなります。

プラ板2

キーホルダーやアクセサリーにも♡

出来上がったプラ板はキーホルダーはもちろん、ビーズと一緒に紐に通してモビールにしたり、小さい女の子ならオリジナルのアクセサリーでお姫様ごっこにしたりと色々遊べます。

使い道

ネットで検索すると大人可愛いアクセサリーも色々と作れるようなので、子どもと遊びながら一緒にチャレンジしてみてはいかがですか?

地下鉄の世界へ出発進行!

電車が大好きな息子と地下鉄博物館へ行ってきました。地下鉄博物館は東京メトロ東西線の葛西駅を降りた高架下にあります。入り口

地下鉄の歴史や車両、トンネル工事の様子など、地下鉄に特化した博物館です。入場料は大人210円、子ども100円(満4歳〜中学生まで)と、とってもお財布に優しい料金設定になっています。

入り口を入ってすぐに券売機があるので、そこで必要な入場券を購入すると、切符型の券が発行されます。改札機のような入場ゲートに入場券を入れて中に入ります。

小さい子どもは先に入った方がいいかもしれません。私がお手本を見せて…と先に入場したら、改札のゲートが閉まってしまい後ろの人に子どもの入場を手伝ってもらいました。

まずは地下鉄の歴史から

中に入るとすぐに地下鉄の古い車両が2両展示してあります。日本で最初の地下鉄車両、銀座線で使われていた1001号車と昔の丸の内線です。どちらもレトロで可愛らしい形と色合いで歴史を感じさせます。

丸の内と銀座

赤い丸の内線の方は中に入ることができ、乗車気分を味わうことができます。1001号車は中に入れない代わりに、1927年(昭和2年)当時の姿をしたリアルな人形が乗っています。なんとこの1001号車、2017年8月に国の重要文化財、機械遺産として指定されたそうです。鉄道用の電気車両では初めての指定ということで、知らずに行ってちょっといいもの見れたなという気持ちになりました。

地下鉄をつくる・まもる

パネルや、映像で当時の地下鉄工事の様子を紹介するコーナーがあったり、模型で地下鉄が東京の地下をどのように走っているかを解説するものがあったりと、大人でもしっかり学べる情報が満載。

トンネル工事

中でも、トンネル掘削器であるシールドの展示は実物大で見ることができて、圧巻です!

待ってました!運転コーナー

先にあるものに興味を移して行ってしまったなぁと思っていたら、鉄道模型を動かせるコーナーが!

鉄道模型2

こちらのものはボタンを押す単純なものではなく、マスコンとブレーキレバーがついていて本格的♡ブレーキレバーは雰囲気を出すためについているのか、動かない仕様になっていました。

このコーナーでは2箇所電車を操作することができます。平日だったので、そこまで混み合うこともなく運転を楽しむことができました。

他に、東京の地下鉄を網羅した鉄道模型、メトロパノラマのデモンストレーションも1日4回行われています。シュミレータ1

模型以外でも、地下鉄のシュミレーターが4台(うち1台は小学生から)もあって運転好きの子にはパラダイスな空間になっていました。

他にも実際に運転席に座れる車両が2台とパンタグラフを動かせるコーナーや、昔の切符やポスターのデザインが見られたり、スタンプラリーができたりと、たっぷり遊べて親子で310円!コスパ最高な施設でした。

おみやげコーナーもオリジナルグッズに可愛いものが多くあったので、ぜひチェックしてみてくださいね!

子どもはみんなアーティスト

子どもの描く絵の中で、特にキラリと光る作品に出会った時、どうしていますか?絵を壁に飾る?写真に撮る?それもいいけど、絶妙なキャラクターが生まれてしまった!そんな時にはハンコにしてみませんか?

元ネタ

子どもならではの感性で書かれた絵は、独特の雰囲気があります。先日、我が家でも娘によるゆるキャラが誕生しました。その名も「つららおとこ」一目見て、そのふてぶてしさに思わず笑ってしまいました。これをハンコにしてみましょう!

消しゴムハンコの作り方

ハンコ用の消しゴムは、画材屋さんや大きめの手芸店、年賀状の時期のホームセンターでも手に入るかもしれません。

普通の文字を消す時の消しゴムよりも硬めで、ハンコ用のものは彫った箇所がわかるように色が付いているものもあります。

準備するものは、ハンコのデザイン、消しゴム、カッターや彫刻刀、鉛筆、トレーシングペーパーです。

準備2

①作りたいハンコの大きさに合わせたデザイン画を準備する。(今回は、娘の原画を50%ほど縮小コピーして使用しました)デザイン画にトレーシングペーパーを重ねて鉛筆で写し取る。

下書き

 

②トレーシングペーパーを鉛筆で書いた面を下にして、消しゴムの上に置き、親指の爪などでこする。消しゴムに絵が転写される。転写2

 

③絵が綺麗に転写できたら、トレーシングペーパーを外し、消しゴムの余白部分(デザイン画の書かれていない部分)をカットする。
消しゴム2ここでギリギリすぎない程度に消しゴムを切り落としておくと、彫る時に楽です。

上の写真の足部分のように細いパーツは切り落としすぎると強度が下がるので注意が必要です。

 

④ハンコ部分を彫っていきます。カッターや彫刻刀で線の外側を浅めに彫っていきます。消しゴム4線の内側を彫る時は彫刻刀、鼻の穴などの小さい穴を開けるのはシャープペンが便利です。

 

⑤全ての線が彫り上がったら、試し押しして微調整する箇所がないかチェックして完成です!

完成

 

ちょっとしたお手紙にもgood!

早速、無地のクラフト紙のレターセットに押してみました!

おぉ〜!なかなかいい味出てる!?

レター2

作り方③の時に切り落とした消しゴムで滴も作っておいたので、つららおとこの溶けてきた感じがでてます。封筒にも押してオリジナルレターセットの完成!

せっかくなので、娘に久しぶりに手紙を書きました。朝起きて手紙に気づき、すぐに自分の書いた絵がハンコになっていることに気づいて喜んでくれました。

子どもの持ち物につける目印や、ちょっとしたメッセージカードを手作りのハンコで可愛くしてみませんか?

大人も楽しい折り紙遊び

トランスパレントペーパーをご存知ですか?トランスパレント(transparent)は英語で透明な〜とか、透き通るという意味の単語です。

その名の通り後ろが透けて見えるほど薄い折り紙で、折り重なった部分が濃い色になり美しいグラデーションが生まれます。北欧などでは家にいる時間の長くなる冬などに折って窓辺を飾るそうです。  トランスパレントペーパー 今回はトランスパレントペーパーの簡単な折り方で星を作ってみようと思います。

折り紙は15cm四方のものですが、そのままだと完成した時にかなり大きなものになってしまうので、4分の1のサイズにカットして使いました。

15cm四方の折り紙2枚をカットし、小さいサイズの8枚の折り紙ができたら準備はOK!

 

簡単な星の折り方

①折り紙を三角に折り、開いて対角線上に折りすじをつけます。

TP折り方1

②2本の対角線の重なった点に向かって、角を合わせるように両側を折ります。

③まだ折っていない方の片方の角に向かって、対角線に合わせて折ります。これでパーツは完成です。簡単!TP折り方3

④できたパーツを45度傾けて置き、重なる部分をのりで貼り付けます。

(パーツの中心を通る線と、すべてのパーツが重なる中心の点に注意して貼ると綺麗に仕上がります。)TP折り方4

⑤同じ要領で8枚貼り合わせます。最後のパーツは1番最初のパーツの下に入れて貼れば完成です。TP折り方5

 

ライトの下で透かして見ると…

 

TP完成1

ステンドグラスのようで綺麗です。

ピンクと黄色の折り紙で折ってみましたが、重なり合う部分の色が変わって星の中にお花があるようにも、四つ葉のクローバーのようにも見えて、楽しいです。

同色の折り紙で作っても濃淡が美しい大人っぽいグラデーションになって素敵です。折り方を変えればまた違った形になり、かなり遊べますよ。

パーツ自体の折り方はとっても簡単なので、薄い紙の折り方のコツさえつかめれば、小さいお子さんも一緒に作れると思います。

 

折る時の紙について

TP完成2

私がトランスパレントペーパーを買おうと思った時には、実店舗で売っているところが見つからず、ネットで購入しました。

紙の質感が似たようなものだと、パラフィン紙やトレーシングペーパーやワックスペーパーが近いかな?上の写真の左側にある赤いドットのものは、100円ショップのワックスペーパーをカットして作ってみました。透け具合は落ちますが、これはこれで可愛いかなと思います。

トランスペーパーをわざわざ買うのは…と思っている方、まずは似たような紙質のもので遊んでみてはいかがでしょうか?これからの季節のおうち遊びや、幼稚園などでのイベントのデコにも重宝すること間違いなしですよ。

 

トランスパレントを使ったローズウィンドウの作り方はこちら

エルサになれる?

触れる図鑑シリーズ『さわった瞬間水が氷る!不思議な実験セット』を体験してみました。

実は、博物館のおみやげコーナーで見つけて以来、小2の娘が気になっていたこの実験セット。実験する場所を確保すべく片付けをしている私を「早くやろうよー!」とワクワクしながら急かします。

いざ実験開始!

実験1実験キット

箱を開けてみると、セットの中には実験のポイントになる酢酸ナトリウムと、水の計量スプーンやトレイ、説明書が入っています。子どもでも分かりやすい写真付きの説明書は読み仮名が書いてあるので、ひらがなが読めれば子どもが主体になって実験を進められそうです。

実験2混ぜる

トレイに酢酸ナトリウムと必要量の水を入れ、レンジでチン。よーく溶かして冷蔵庫でしばらく冷やします。「冷えたかな?」と冷蔵庫から取り出すと…なんと既に氷に!

 

まさかの失敗

「動かす時に揺らしちゃったのかな?」同じ水溶液を温め直し、再チャレンジするも結果はまた失敗。説明書を読んでみると、どうやら作業の途中で異物が入って固まってしまったようです。

気を取り直して、新しいトレイと酢酸ナトリウムを使って(2回分の材料が入っていてよかった!)、今度は異物と振動に注意しながら慎重に実験してみました。冷蔵庫から冷えたトレイをそぉーっと出してみると…まだ水のまま。よし!

 

そしてついに指を投入!

実験3触る

「わーーーーー!固まってきた!本当に氷ったぁ!」と大喜びする娘。

実験4氷る

何度か失敗していた実験がやっと成功したことで、喜びもひとしお。大喜びで見入った後に、「でも、なんで指を入れて固まるのかな?」と疑問が出てきたようです。「なんでだろう?私もわからない(汗)」そこで説明書に書いてある解説を一緒に読んでみましたが、まだちょっと難しかったようでした。(私もうまく説明できなかったということもありますが。)

わからない中でも一生懸命、ああでもないこうでもないと想像を膨らませている姿に母はひそかに成長を感じるのでした。

 

失敗から学びとることの大切さ

便利な世の中になり、誰がやっても当たり前に成功するようにできているおもちゃなどが多い中で、失敗も含めた経験をできたことは大人の私にとっても、失敗から学び取れることの多さを改めて思い出すものでした。

試行錯誤しながら実験できるこのキットは科学の面白さはもちろん、失敗することを気にして臆病になりがちだった娘にとっても、いい経験になったようです。科学実験を家庭でも遊び感覚で気軽にできる触れる図鑑シリーズ、今後も要チェックです。

 

presented by 触れる図鑑
このコンテンツの撮影画像には触れる図鑑が使用されています。

 

ステンドグラス風ペーパークラフト

ローズウィンドウを日本語訳すると「薔薇窓」。薔薇窓とは教会などで見かける円形のステンドグラスを指す言葉です。

この薔薇窓を紙で作るローズウィンドウは、光が当たると本物のステンドグラスのようでとても綺麗なのです。そこで図案集を見てみると、細かくて繊細なデザインが多いので見た目にも美しいのですが、初心者には難しそう…

しかし、図案にこだわらず気軽に切り紙を楽しむ感覚で作ってみればいいのでは?と、ものは試しにやってみました。

 

ローズウィンドウの作り方

用意するものは、厚紙、ハサミ、のり、コンパスまたはコンパスカッター、ローズウィンドウ用紙の代わりになりそうな紙。

今回、折り紙はトランスパレントペーパーを使用しましたが、よくお部屋のデコレーションなどにお花を作る、お花紙でも代用できるようです。

<12等分に折る>

①半分に折ります。

 

②さらに半分(4分の1の正方形)に折り、折り目つける。

左側半分をさらに半分に折り、開きます。

 

③右側の下の角を持ち、4分の1の正方形の境目の下の点を起点にして、②でつけた左側半分の折り目と交わるところで折る。

 

④③で持ち上げた右下の角を外側に倒し、三角形に折る。

 

⑤左下の角を持ち、④で重ねた辺に合わせて折る。

 

⑥⑤で持った左下の角を外側に倒し、三角形に折る。

 

⑦裏返して半分に折ったら、12等分の完成です。これを必要な枚数折ります。今回は3枚で作りました。

 

模様を切って、貼って…

12等分に折った折り紙を直感で切っていきます。なんとなく開いたときの形をイメージしつつ、気楽にやっちゃいましょう!

開くとこんな感じ。

 

折り紙の内側に入るサイズの円形に切り抜いた厚紙を、さらにくり抜いて枠を作ります。コンパスカッターがあると便利!100円ショップでも買えます。

色や見え方を試しながら、中心に気をつけて1枚ずつ枠に貼り付けていきます。

円からはみ出た余分な部分を切り落としたら、もう一枚の枠を上から貼って、厚紙で切り紙をサンドします。全部貼ったら、最後にハサミで形を整えて完成です!

 

直感で切っても楽しめるローズウィンドウ

フリーハンドで直感的に切って3枚組み合わせただけのローズウィンドウでしたが、なかなか可愛く出来ました。ちょっと中心がズレましたが、これならインテリアとしても十分使えるような気がします。

切り方次第で、幾何学的なデザインも、丸みのあるデザインも楽しめるのでお部屋のイメージにあったローズウィンドウを作ってみるのも楽しいかもしれません。

 

トランスパレントを使った楽しみ方はこちら