小学四年生、5歳、1歳の母であります。

カウンセラーのお仕事を通して、日々試行錯誤を繰り返し、子どもから沢山のことを学ばせてもらっています。

ある時、四年生の娘が妹たちに怒っている姿を見て、「ハッ!」としました。

わたしの真似だ!怒り方、注意の口調が、まるでわたしだ!と。

子どもの成長は嬉しいけど、私自身成長しなければいけないと気付かされました。

そんな出来事をご紹介します。

三女が産まれてからの私

高齢出産ということもあり、やはり若い時に比べて体力が全然違いました。

毎日が慌ただしく、時間や自分自身の余裕がなくなってきたうえに、四年生の長女に「こうあってほしい」と期待する部分が増えがちに。

そして、その期待にうまく応えてくれなかった時には、ついイライラして感情的に怒ってしまうことが多くなっていました。

そんなある日、私の怒っている口調や言葉をマネて次女を怒ることもあり、それを今度は次女までもがマネる始末。
そんなシーンを見て自己嫌悪に陥り、私も疲労困憊状態に。

これではいけないと。
まずは、私が感情的に怒ることを止めなければ!と思ったのです。

意識改革のため実践したこと

1.注意する時は頭ごなしに、感情的に怒るのではなく、一まず深呼吸。
そして、落ち着いて子どもに分かりやすく伝える。

2.まずは長女の気持ちを聞いて受け止める。なぜ、怒ったのか、どうしてほしかったのか。

3.最後は、たくさん抱きしめる。

 

この3つを意識して、まずは一呼吸、そして相手の気持ちを聞く、子どもと一緒に解決策を考える

怒ることより、積極的にコミュニケーションをとることで、私にも余裕がうまれ長女も、今までとは明らかに違う穏やかな様子で、妹たちに接することができていました。

「こういうことをすると、痛い痛いになるんだよ」
「次からはこうしようね」

などと、長女も妹たちにギュ~としてくれるようになりました。

行き詰まったときは、本を読んだり、生まれた時のことを思い出して

私は子育てに行き詰まったとき、本を読んだり、パソコンに保存している娘たちの写真や、動画、成長記録を見るようにしています。

ある本には、激しい怒りは一度爆発してしまうと増幅する一方でどんどんエスカレートし、その感情を向けられた子どもは恐怖で脳が萎縮してしまったり、意欲や自信などの低下に繋がってしまうとのことでした。

考え方を少し変えるだけで、自分を冷静に客観視できるようになりました。

成長記録をみてるときも、生まれてきてくれたことに感謝をし大事で愛おしいわが子の人格に悪影響を及ばさないように、ひとりの人間として尊重し、きちんとコミュニケーションをとっていくことを今後の子育ての課題にしています!

小学四年生の長女は、とにかく字を書くことが大好きです。

小学校一年生の時に硬筆に通いはじめ、将来の夢は、学校の先生、硬筆の先生と言っています。

そんな長女が、字を書くことを大好きになった、きっかけをお話したいと思います。

保育園での手紙交換

保育園の年長さん時代、女の子同士でグループをつくったり、手紙の交換が流行りました。

内容はとても可愛らしいものです。

「〇〇ちゃん、今度いっしょにあそぼうね」
「いつも、いっしょにあそんでくれてありがとう」
「〇〇ちゃん、だいすきだよ」

保育園から帰ってきては、リュックから手紙を取り出し、嬉しそうに私に見せてくれました。

時には、きちんと便箋と封筒まで用意して、お気に入りのシールも貼って、ハートマークも沢山書いて、お返事を書いていました。

言葉では伝えられなくても、文章で気持ちを伝えるという手段を覚える

ある時、娘と私の間でも手紙のやりとりをするようになりました。

私がついつい、カッとなり怒ってしまった時、娘が手紙をくれました。
「ママ、さっきはごめんね。ちゃんとお片付けするからね」

私が誕生日のときは
「ママ、お誕生日おめでとう」
「いつもおしいいご飯を作ってくれて、ありがとう」

パパが仕事で遅くなったときは
「パパ、遅くまでお仕事おつかれさま」
「ちゃんと宿題したからね、おやすみ」

何かあるたびに、手紙をくれるようになりました。
そして、私と主人は、娘からもらう手紙に「ありがとう、とてもきれいな字だね」と褒めてあげました。

相手に自分の気持ちを伝える手段、それは言葉だけではなく、「字で伝える」ということを娘は、自分自身で見つけ出したんだと思います。

 

書くことで脳を活性化させる

今の時代、これだけパソコンが普及して便利になっても「書くこと」がなくならないのは、「書くこと」にそれだけ意味があるからだと思います。

・考えること→右脳
・書くこと→左脳
・手を動かすこと→触覚
・見ること→視覚

人間の脳は使わなければ衰えてしまいます。
私自身もパソコンばかりで文字を書いているので、電話でメモを取る時など漢字が出てこなく困った経験が多々あります。

パソコンは便利で、とてもメリットがあることもありますが、便利な分、記憶力の低下もわかっています。

「書く」という動作は、まず、「何を書こうか」と考えたとき、脳のあらゆる部分が働くため脳の活性化に効果があるといわれています。

さらに、指先の筋肉を使いペンを使って書くという作業、同時に正しく書こうという目からの視覚情報、頭の中はほぼフル回転になります。

脳が活性すると集中力も高まり、血流も上がり、「書く」ことが脳にいいといいことがわかります。

まとめ

字を書くことのメリットをお伝えしましたが、書くことが嫌いな子どももいます。

まずは、楽しく書くきっかけを大人が作ってあげてもいいと思います。

娘は手紙を書くことが好きだったので、字を書くということに自然と繋がっていきましたが、苦手な子に対しては、書くことすら苦痛になってしまうので、まずは、ちょっとでも上手に書けたら沢山褒めてあげる、丁寧に毎回褒めてあげる。
そうすることで、子どもに自信がつき、もしかしたら苦手を克服できるかもしれません。

きれいに書くことも大切ですが、気持ちを込めて一生懸命書くことを心がけてそれが習慣になるといいと思います。

小学四年生、5歳、1歳の三姉妹の母です。

カウンセラーのお仕事を通して、私自身様々なことを日々学んでおります。

そして、我が子からも沢山のことを教えてもらい、試行錯誤の日々を過ごしています。

そんな我が家で、身近にあるものを使っての「ごっこ遊び」を紹介します。

これが意外と楽しくて、お金もかからずにできて、子どもの発達にとてもおすすめなんです。

「お店ごっこ」

我が家では、毎週配られるコープのチラシや、新聞の折り込みに入っているチラシをくり抜いて、時にラーメン屋さん、時にお寿司屋さんなど、お店ごっこをしています。

やり方はとっても簡単!美味しそうな食べ物をくり抜くだけ!

そして、お金も紙で作って、子どもたちと「これ、くださいな!」と言ったり、「おすすめのメニューはありますか?」などと楽しんでいます。

えっ!それだけ?と思いますよね。

そうなんです、でもこの「ごっこ遊び」から子どもたちは成長には欠かせないのです。
さまざまな大切なことを学んでいるんですよね。

「ごっこ遊び」が育てる能力

・協調性が身につく
会話をしたり、時には喧嘩したり、コミュニケーションから協調性、社会性を身につけることができます。
勿論、一人遊びも楽しいですが、複数で遊ぶことによって、言語発達にもいいですね。

・想像力が広がる
最初は日々の生活の真似から始まるので、慣れてくるとオリジナリティや工夫が出てきます。
足りないものがあったら、「代わりにこうやって遊ぼう」など、子どもの考える力を養うきっかけになるので、
我が家でも、お金を入れるお財布を折り紙で作ったり、どんどん視野が広がるので飽きずに遊べます。

・数字に強くなる
最初は全くわからなくてもいいんです。会話の中で、「○○を3つ持ってきてください」など
何かしら数字を入れることで、子ども自身が数字に興味を持つようになり、数字に強い子どもに育てていくことができますよ!

「ごっこ遊び」は終わり方も大事

ついつい言ってしまいがちな、「はいっ!じゃあもうそろそろ終わりにしようか」と。

この終わり方だと・・・そうです!!目に見えてます、ぐずり&ダダこねの姿が・・・。

ここは、ナチュラルに!

私のおすすめは、「食べ過ぎた~お腹がいっぱいになったから少し休憩しようかな~」とか、「次に何を注文するか、少し考えていいかな~」など、まだ終わらないよ~という雰囲気を持たせつつナチュラルに、ごっこ遊びから抜ける工夫をしてみるといいですよね。

まとめ

「ごっこ遊び」にはたくさんの成長が隠されているんですよね。

我が家は主に女の子の遊びが多いですが、「ごっこ遊び」は男の子にも大事な遊びです。

戦隊ごっこ、お医者さんごっこ、どんな遊びも社会性を学ぶきっかけになる重要なごっこ遊びです。

親の知らないうちに、いろいろなことを子どもは習得しているんですよね。

まずは、身近なものを使って是非、お子さんと「ごっこ遊び」を楽しんでくださいね!

こんにちは、道産子生まれの、現在は鹿児島で三姉妹の母しております。

三人娘、色とりどりの子育て!

何もしなくても、まるで電池が切れるようにパタリ!と寝てしまう赤ちゃん、羨ましぃ~と正直思います。

残念ながら、我が家の娘たちはそうではないようです。

今回は、「寝かしつけのヒント」をくれた1歳8か月の三女のお話をご紹介したいと思います。

子どもの行動を観察

生まれたばかりの時は、よく寝る子でした。
寝かせることに、さほど苦労もせず、ミルクを飲んでお腹が一杯になればスヤスヤ・・・。

だんだん知恵もついてくると、ただ布団に入るだけでは寝てくれない。
疲れて寝てくれる時もあるけど、夜泣きの繰り返しで、とにかく抱っこ、ミルクをあげ、お腹を満たしてあげていました。

ただ、忙しい時間、グズるたびに抱っこやミルクではなかなか家事ができず。
眠たさのあまり、泣き叫び、「そんなに眠たいなら寝てくれればいいのに~」といつも思っていました。

ある時、自分の服の袖を引っ張る、引っ張っては口元に持っていくという行動が見られ、時には袖を引っ張りすぎて、遠山の金さん状態になっていました。

何故、そこまで袖が好きなの?
勿論、袖はよだれでビチョビチョに・・・。

しばらく様子を見てみることに。
テレビを見てる時、椅子の上でご飯を待っているとき、布団に入った時、ふと見ると結構な頻度で袖をしゃぶっています。

最初は、変わった癖だな~と。

子どもが教えてくれた

時間が経つにつれ、もしかしてこの子にとって袖はおしゃぶり?と。
袖をしゃぶることで、落ち着けるのかな?と思うようになり、私は考えました。

この子は服の繊維が好き、だからといって毛が沢山ある服や、ゴワゴワしたものは嫌がるし、口に入れても大丈夫なもので洗えるものと。

ためしにと、保育園でもよく使うガーゼを渡してみると。なんとっ、袖と同じようにしゃぶったのです!
おっ!ガーゼさまさまと私は喜びました。

それからは、グズりだすな!と感じたらすぐさまガーゼを渡すと、目がトロンとしてきて、そのままパタリと。

夜泣きの時も、今までは抱っこしたり、水分をあげたりと起きていましたが、今では100均の帽子クリップを使い、ガーゼと服につけ、常に子どもとガーゼは一心同体!
深夜の暗い中でも、ササッと口元に持っていけばガーゼをしゃぶりながら、再び眠りについてくれます。
勿論、外出時もかかせません。

全てのしぐさに意味がある

今回はガーゼのお話でしたが、赤ちゃんは十人十色だと思うので、おしゃぶりで落ち着く子、ぬいぐるみやお気に入りの玩具など色々ありますが、赤ちゃんは言葉が話せない分、動作やしぐさで私たちにヒントをくれているのだと私は気付かされました。

私は、袖をしゃぶることに何の意味があるのだろうと?
最初の頃は、ビチョビチョになってしまうし、着替えばかりで大変でした。

子育てをしている中で、疑問をもつことは多々ありますよね?
離乳食を作っても食べてくれない、なぜ食べてくれないのか?
泣き止まない、何をしてほしくて泣いてるのかがわからないなど・・・。

これかな?あれかな?次は食べてくれるかな?など、お母さん達は試行錯誤を重ねて、日々奮闘していますよね。

私は日々、子どもたちにクイズを出されているような気持になります。
私はどうしたら、ご飯を食べると思いますか?
私はどうしたら、寝ると思いますか?
私はどうしたら、歯磨きをすると思いますか?

その中で、きっと小さい小さいヒントではあるけれど、子どもなりにサインを出しているのかもしれないと。

その答えは、もしかしたらとても身近なところにあるかもしれないし、わからないまま時間が過ぎていくのかもしれませんが、ほんの少し肩の力を抜いて、寄り添うことができれば子育ても楽しくなりますよね。