人気の習い事「かきかた、お習字」

大人になってからも字がキレイに書ける人は、それだけで知的に見えたり、仕事がしっかりできる人のように見えます。

子どものうちに、しっかり正しい鉛筆の持ち方で、キレイな字を書けるように指導してもらいたい。そんな思いから習わせるパパ、ママが多いようです。

 

習字、こころ

 

何才から通わせる?

 

幼稚園、保育園児でも受け入れている教室はあります。

しかし、習字教室は文字を教える教室ではありません。

わたしが通っていた習字教室の先生も「幼稚園児の親からよく問い合わせが来るけど、文字も知らないような子には教えられない。平仮名が書けるようになってからじゃないとね」と話していました。

園児を受け入れている教室であっても習いに行くのは、平仮名を覚えて書けるようになってからがいいと思います。

小学1年生から受け入れている教室、通い始める子も多いと思います。

 

書道、小犬

 

書道会がいろいろある。

 

書道の世界にはいろいろな会派があるようです。

書道教室の先生の多くはどこかの会派に属している方が多いと思います。

どこの会派にも属していない、という先生も最近はいるかもしれません。

教室の先生が所属している会派に、生徒も入る形になる場合が多いようです。

 

お習字の級や段はその会派の中だけのもの。

 

書道には多くの場合、級とか段とかありますが、

級も段も、その所属している会派の中でだけのものです。

例えば、引越しなどで通っていた習字教室を辞めることになり、

新しい土地で別の習字教室に通うことになったとき、会派が違う場合は、級や段の引継ぎはできず、一番最初の10級からまた順番に受けてください。と言われる場合が多いと思います。

転勤などでお引越しされる可能性のある方で、継続してお習字をやっていきたい場合は注意が必要です。大きな書道会の場合は本部があり、引っ越し先の最寄りの教室を紹介してくれることもあります。先生にぜひご相談されるとよいと思います。

 

100均の筆

 

公立小学校では3年生から習字授業スタート。

 

公立小学校では1、2年生は鉛筆(かきかた)の授業。

3年生から毛筆(習字)の授業がスタートします。

習字かばんは学校で販売がある場合が多いようです。

娘の小学校も2年生3学期にカタログチラシの配布があり、その中から好きなものを注文できました。

かばんとお道具一式セットで4000~5000円のものが主流のようでした。

娘は、かばんだけ単品購入をして、中身のお道具は、娘が通う習字教室の先生に選んでいただきました。

学校のセットではなく自分で気に入ったものを選びたい。と思われる方は、ぜひインターネットや街の書道専門店などチェックしてみてください。

お道具は100均でも売られていますが、筆だけは少しよいものを選択したほうがいいと思います。書きやすさだったり、線を1本引いただけでもきれいな線か否か違いが出てきます。

 

ぜひ継続してほしい習い事

 

1年習ったからもうやめさせます。前より字が上手になったしもう十分。・・・そんなママさんも稀にいますが、お習字はぜひ継続してほしい習い事の1つでもあります。

大人になってもキレイな字を書ける子は、小学校6年生まで通った子の中でもしっかりと先生のいうことを聞いて書けるようになった子だけです。

そして中学、高校まで通った子の多くは、特待や師範をとり、大人になってもキレイな字を書ける子が多いです。

高学年になるほど、塾や部活動などで忙しくなり、辞めてしまいがちな習い事ですが、いままでせっかく習って来たことを生かすためにも出来るだけ継続して通えるといいと思います。

字が上手になるだけでなく、継続することで、それが特技となり本人の自信にもつながります。そしてその分だけ確実に人生も豊かなものになるはずです。

 

 

 

 

◆カラーワンダーNEWうきうきぬりえ。

 

うきうきぬりえ

 

サンスター文具から出ている「ふしぎなぬりえ!カラーワンダーNEWうきうきぬりえ」で

子どもと一緒に遊んでみました。

ぬりえシート18ページに、専用のカラーワンダーペン5本がセットになった商品です。(写真は別売りのペンも含む)

ぬりえシートはいろいろなキャラクターが販売されているようですが、

今回我が家が用意したのは、機関車トーマスのぬりえです。

 

◆カラーペンはどれも透明?!!

 

ペン

 

子どもにペンを使わせると、

はみ出して書いてしまって机や床を汚してしまったり、

ちょっと目を離した隙に壁に落書きしてしまったり、服について取れなくなってしまったり・・・

さまざまなトラブルが発生しますが、

この商品のよいところは、ペンは専用シート以外のところに書いても発色しないという点です。

普通の紙に書いても、透明。色はつきません。

紙じゃないところに落書きされても色はつかないので、安心して子どもに使用させることができます。

 

◆専用シートを使い切ったら終わり。

 

この商品の少し残念なところは、専用シートを全部使い切ってしまったら、再度シートを購入しなくてはならない、というところだと思います。

シートを全部使っても、ペンはまだまだ使える状態。しかしペンだけ残っていてもシートがなければ使い道がない状態です。

 

◆子どもと一緒に塗ってみよう!

 

塗り絵

 

ただ色付けするだけでなく、白地の背景を塗っていくと絵が浮き出てきたりします。

隠れている絵を探しながら塗っていく楽しみは、普通の塗り絵にはないのでこれもこの商品ならではの特徴の1つだと感じます。

色を塗るというより、ペンでなぞったところから色が浮き出てくるという感じです。まさしく不思議なぬりえです。

 

◆ぬり絵ができないお子さんへ。

 

この商品は息子が4歳のお誕生日にお友達からいただいたものでした。

4歳になったばかりの息子と、この塗り絵をやったときは、まったく塗り絵になりませんでした。

椅子に座るのも好きじゃないし、ペンを持って何かを書いたり色を塗ったりする作業も興味がなく、塗り絵を楽しむにはほど遠い状態でした。

無理やりやらせようとすると、子どもは嫌がりますし、苦手意識を植え付けて逆効果になる可能性があるので、楽しくできないのであれば、無理はせずに切り上げるのがいいと思います。

そして、適切な時期もあると思います。

息子も1年が経ち、もうすぐ5歳のお誕生日を迎えるころになったとき「おかあさん~トーマスの塗り絵やってもいい?」と自分から言い出すようになりました。

塗り方はまだまだ雑ですが、塗り絵を楽しめるようになりました。

大人は「ちゃんとやらせたい」と思い、できない時は焦りますが、無理やりさせずに一呼吸置いて、こどもの発達、成長を見ながらやっていくのがいいと思います。

 

 

◆12月、クリスマスシーズンに読みたい絵本。

 

子どもたちと絵本を読む際に、季節の絵本も取り入れて読むようにしています。

12月はクリスマスシーズン。

クリスマスの絵本はたくさん出ていますが、今日はその中から、我が家のおススメの3冊をご紹介します。

 

 

◆ ぐりとぐらのおきゃくさま(なかがわりえこ、やまわきゆりこ)福音館書店

 

 

人気シリーズ、ぐりとぐら。

この本が出版されたのは1967年。パパやママの中にも「この本、子どもの読んだことある!」という方がいらっしゃるのではと思います。

わたしも子どもの頃、自宅にこの本がありました。

大好きなページは、赤いズボンで白いひげのおじいさんが、

焼きたてのケーキを持って立っている場面。

チョコレートとクリームがどっさりのった大きなケーキの上には可愛いお人形ものっていて、見るたびに幸せな気持ちになります。

ぐりとぐらのおきゃくさま、は、読んであげるなら3歳から。自分で読むなら小学校初級むきです。

 

 

◆ ノンタン!サンタクロースだよ(キヨノサチコ)偕成社

 

 

ノンタンシリーズでおなじみの1冊。

1978年出版のこの本も、昔わたしの自宅にありました。

4歳年下の弟のために母が購入した絵本でした。

ノンタンシリーズは文もとてもリズミカルで読んでいて楽しくなります。

黄色の帽子、手袋、ブーツ姿のノンタンもとても可愛く描かれています。

ノンタンが「ねこのサンタはどこにいるのかな?」と空を見上げると

たくさんの動物サンタたちが空いっぱいに描かれています。

金魚鉢の金魚のサンタや、ヘビのサンタ、ミツバチサンタまで本当に細かく可愛く描かれていてずっと見ていても飽きない1ページです。

 

 

◆ピッキのクリスマス(小西英子)福音館書店

 

 

福音館書店の月刊予約絵本「こどものとも」2011年12月号です。

「こどものとも」からは名作が多数生まれていて、上記の「ぐりとぐらシリーズ」も「こどものとも」から出ています。

この絵本の主人公はリナが大事にしているお人形のピッキ。クリスマスのお買い物にリナはピッキを連れて行きますが、街でピッキを落としてしまいます。ひとりおいていかれたピッキ。クリスマスイブの鐘がなると不思議なことがおこります。クリスマスのピッキの大冒険がはじまります。

ピッキを乗せたサンタさんのそりが空をすすんでいく場面はとても美しく描かれています。

ピッキのクリスマスは読んであげるなら5,6歳から。となっています。

残念ながら福音館書店のサイトでは品切れ中、となっています。

街の図書館では「こどものとも」を置いているところが多く、過去のものも揃っているところが多いので、興味を持たれた方はぜひお近くの図書館で探してみてください。

 

 

 

◆3.11以降、考え方が変わる。

 

食の安全

 

3.11の震災、原発事故で日本の広い範囲に放射性物質が降り注ぎ、空も地面も海も汚染されました。

一部の地域では子どもの尿から、お母さんの母乳からも放射性物質が検出されました。

高い濃度のヨウ素やセシウムが各地で検出されていたのにも関わらず

「ただちに健康に害はない」「風評被害」という言葉が言われるようになりました。

子どもが小さいからこそ、食べ物が心配、というお母さんたちの声をよく聞きましたが

しかし、放射能を心配する声は「放射脳」と呼ばれるようになり、

いつしか放射能について話題にすることはタブー視されるようになりました。

放射能は目に見えません。ニオイもしません。

でも原発事故は事実で、汚染も事実です。

 

◆「安いもの」ではなく「安全なもの」を。

 

内部ひばく本

 

食品の産地は必ず分かるもの、加工品は加工した場所や原料の産地も確認できるものが安全です。

放射能だけでなく、農薬や添加物などできるだけ気を付けて、食品を選びましょう。

体が一番大切です。食べて体内に入るものはただ「安いもの」を買うのではなくて、「安全なもの」を選択するように普段から心がけましょう。

 

◆園の給食について質問してみたら・・・

 

滑り台

 

こどもが入園前の2歳児プレ保育に通っていたときのことです。

ある日、園長先生に「給食の食材の産地を教えてください」と相談しました。

みんなの前ではいつもにこやかだった園長先生でしたが、この相談のあと「園が信用できなかったら、入園するのはやめてください。こういうのは信頼関係なので。」と言われました。

わたしは給食の産地がどこのものなのか、ただ知りたかっただけなのですが、

園長先生からは「あなたがどうして給食にこだわるのか理解できない。給食なんて、1日3食のうちのたかが1食でしょ!」と言われて愕然としました。

園のパンフレットには立派なことが書いてあっても、子どもの食について、この園ではそういう認識なのだ。と知り、大変ガッカリして失望しました。

この幼稚園に娘を入園させるつもりで2歳児からのプレ保育に通っていて、

すでに入園金も支払い済みで制服の手配も済ませていたのですが、園長先生の言葉を聞いて入園を辞めることにしました。

 

◆自校式の給食の幼稚園へ。

 

そのあと縁があって、園内で給食を作っている幼稚園に入園することができました。

お米は毎日、園長先生がその日食べる分だけを8分づきで精米してくれています。給食には予算があり、すべてよい食材でそろえることは難しいのですが、それでもできるだけ安全なものを選択してくれています。

質問や疑問に思ったことなども、いやな顔せずに説明、できるかぎりの対応をしてくれます。

幼稚園の対応と先生たちの努力に、いつも感謝していますし、この幼稚園に入園して本当によかったと心から思っています。

しかし本当に自分が選んだ安全と思うものだけを与えたいなら、やはりお弁当の園でないと無理です。

みんなが食べてるから安全でしょ。市販されてるものは安全でしょ。と決めつけず、普段から食に対する意識をもって暮らしてほしいと思います。

特に小さなお子さんのお父さんお母さんは、子どもが口にするものは気を付けてあげてほしいと思います。

 

 

◆全国各地に広がりつつある「子ども食堂」

 

「子ども食堂」は、子どもには無料、または安い価格で食事を提供し、お腹を空かせた子どもやおうちで1人で過ごす子どもたちの居場所を作る活動をしています。

2010年ごろからテレビ、新聞などで報じられることが多くなり、

それに合わせて活動が盛んとなり次々に各地で開設されて

いまは全国で300か所以上、開設されています。

 

◆実際に行ってみました~日進市にぎわい交流館内「子ども食堂」

 

こども食堂

 

 

毎月第2日曜日、日進市役所隣のにぎわい交流館一階サロンで開催されている子ども食堂へ行ってきました。

メニューは毎月違うものが用意されていて、わたしたちが行った日は「おでん」でした。

料金は高校生まで無料!大人は500円でした。

ランチタイムは11時半から13時ごろまで、それ以外の時間は、

近隣の大学から来ている大学生のお兄さんお姉さんたちが子どもたちと一緒に遊んでくれました。

 

赤い羽根ぼきん

 

入口には赤い羽根募金ができるガチャガチャが設置されていました。

1回200円で、日進市キャラクターのニッシ―の缶バッチがもらえます。

 

 

◆大学生のお兄さんお姉さんと遊ぼう。

 

ランチを待っている間、大学生のお兄さんが「クリスマスツリーに飾りつけをするから一緒にやろう」と誘いに来てくれました。大きなツリーにみんなで飾りつけをして、ランチを食べた後も一緒に遊んでくれていました。

その日は「ファミボド日進」の会の方が来てくださっていたようで、

棚には、ボードゲームがいくつも置かれていました。

電気を使わないボードゲーム、みんなで楽しめて自然と会話も弾みます。

4歳息子も普段はなかなか集中力が続かない子ですが、ここではお兄さんたちが相手をしてくださって、長い時間ゲームを楽しんでいました。ゲーム後は、すごく満足した顔で戻ってきました。

自宅で新しいボードゲームを買うとまず説明書を読んでルールを理解するところからスタートですが、

こういう場であれば、直接教えてもらいながらすぐに楽しめるのでおススメです。

 

◆こどもの貧困問題。必要な人に届くよう継続が必要。

 

おでん

 

にぎわい交流館に置かれていた自由帳を見ていたら、

「この子ども食堂、本当に必要としている子たちに届いているのか疑問に思う」という内容のコメントが寄せられていました。匿名でしたが、ここに食べに来た人が書いたようでした。

こども食堂は、子どもを貧困から救うことも目的の1つになっているところが多いと思います。

ただ、実際、子ども食堂に貧困の子どもがどれくらい通って来てるかは不明です。

わたしたちが行った日も、見た感じでは困っていそうな子どもなど見受けられませんでした。

安くておいしい食事ができるから、という理由で来てる親子が大半ではないかな、と感じました。

しかし。今、日本の子どもの貧困率は15.7%。6人に1人の子どもが貧困。これが現状です。

見た目ではわからないのだと思います。大人も子どももたとえ貧しくても、そういう部分は見せないようにしているので、まわりに気づかれにくいという面もあるのではと思います。

賛否意見はありますが、続けていく中で見えてくることや、来てくれた子と食事したり遊びながら会話して、

その中から気づくこと、わかることもあるのではと思います。

こども食堂は、ボランティアスタッフさんの力、支援する人の力など

多くの人たちのさまざまな協力があって成り立っていると感じました。

今後も子ども食堂が多くの子どもたち、大人たちの居場所となりますように。

また遊びに出かけてみたいと思います。

 

こども食堂ネットワーク

http://kodomoshokudou-network.com/

 

 

 

◆幼児向け絵本、こぐまちゃんシリーズ。

 

こぐまちゃんシリーズの絵本をご存知でしょうか?

0歳~幼児向けの絵本で、わかやまけんさん作画、こぐま社から出版されています。

40年以上のロングセラーを続けているので、「昔読んだことがある!」というパパやママもいるかもしれませんね。

絵本の主人公は、こぐまちゃん。お友達のしろくまちゃん。

シンプルな絵、どの画もこぐまちゃんたちの顔の表情は同じ。可愛い色使いで子どもたちも大人も、その絵本の世界にひかれます。

 

◆「しろくまちゃんのほっとけーき」わかやまけん こぐま社

 

 

今回はこぐまちゃんシリーズの中でも約186万部の売り上げを記録している、人気作の「しろくまちゃんとホットケーキ」をご紹介します。

 

あとがきには

「1、大きなホットケーキを食べるうれしさ」

「2、ホットケーキができる過程への興味」

「3、自分でつくるということの魅力」ということが書かれています。

まさに狙い通りで、うちの子どもたちはこの本が大好きになりました。

 

 

◆こどもと一緒に作ってみよう!

 

 

ホットケーキを作るとき、この本を読むとより一層子どもとの時間を楽しむことができます。

道具を準備するところから、卵をぽとん、と落として失敗してしまう場面、

ボールがごとごと「だれかボールをおさえてて」の場面では、ホットケーキを実際に作るときに子どもたちの「つくりたい」という気持ちを高めます。そして作る楽しみへと繋がっていきます。

 

 

◆一番大好きな場面は・・・

 

この本の一番の見せ場は、ホットケーキが焼けていく場面だと思います。

「ぽたあん」「どろどろ」「ぴちぴち」「ぷつぷつ」・・などの言葉に合わせて

ホットケーキがフライパンの上で変化していく様子が1ページにぎゅっと描かれていて、

本当においしそうなニオイがしてきそうな場面です。

娘も息子もこのページが大好きで何度も見るので、我が家の絵本は破れてしまってテープで補強してあります。

 

◆分け合って食べて、後片付けも。

 

最初から最後までホットケーキ作りの過程が描かれていますが、

実に自然で、かわいらしく描かれています。

ホットケーキも一人で食べるのではなくて、こぐまちゃんを呼んで

一緒に「おいしいね」と食べる場面があったり、

最後は一緒にお皿を洗ってお片づけして、

「いっぱいたべたね」「おいしかったね」という言葉で物語がおわります。

 

 

 

 

◆絵本が子どもを育てていく

 

絵本に対する価値観は人それぞれで、中には「図書館で借りてよんだら十分」という方もいます。

しかし、よい絵本はぜひ手もとに置いていつでも何度でも読めるようにしてほしいなと思います。

そのとき一度読んだらおしまいではなくて、繰り返し読むことで、こどもは学んでいきます。成長に応じて、ああこの本の意味はこうだったのか、と気が付くこともあると思います。

スペース的に全部の本を残すのは無理だよ、というご家庭も多いと思います。

そういう場合も年齢に応じて処分してしまうのではなく、子どものお気に入りだったな、という本は選択して本棚に残してあげてはどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

◆大人気「だるまさんが」シリーズ!

 

赤ちゃん、幼児向け絵本の中でも注目度が高く大人気の「だるまさんが」シリーズ。

「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3作が発行されていて、

出産祝いとしてプレゼントに選ばれる方も多く、3作で累計265万部を超えるベストセラーとなっています。

 

 

◆「だるまさんが」 かがくいひろし(ブロンズ新社)

 

 

1作目は「だるまさんが」です。

とてもリズムカルな言葉と合わせてお話が続いていきます。

「だ る ま さ ん が」の次のページ、だるまさんがどうなっちゃうか、

だるまさんの姿に子どもだけでなく、大人も思わず「うふふっ」と笑ってしまう、そんな1冊です。

 

 

◆「だるまさんの」 かがくいひろし(ブロンズ新社)

 

 

2作目は「だるまさんの」です。

前作にはなかったメガネや歯ブラシなど小道具を使った可愛いだるまさんが登場します。

「だ る ま さ ん の」の次のページには、これまた驚きのだるまさんの姿が見られます。

 

 

◆「だるまさんと」 かがくいひろし(ブロンズ新社)

 

 

3作目は「だるまさんと」です。

だるまさんのお友達?可愛いキャラクターたちが登場します。

当時1歳だったうちの娘は、この絵本のラストで、みんなが「うーん」と小さくなって、

その次のページが大好きでした。

何度も何度もそのページを繰り返しみては、声を出してケタケタ笑っていました。

「うーん」と言いながら身をかがめた、だるまさんたち。そのあと一体どうなるのでしょう?

ぜひ1度絵本を手にして読んでみてくださいね。

 

◆つくってみよう!

 

 

絵本の中のキャラクター、フェルトや布でお人形を作ってみるのも楽しいと思います。

絵本を読んだあと、「だ る ま さ ん が」と言いながら、だるまさん人形でいろんな遊びをしてみたら、子どもたちは大喜びでした。

お裁縫は苦手・・・という方は、画用紙など厚紙にイラストを描いて

それを切り取って遊んでみてもいいと思います。

色付けなど、出来る事は子どもにやってもらっても楽しいと思います。

 

◆作者 かがくいひろしさん。

 

1980年東京学芸大学教育学部卒業してからは、美術教員としてお仕事しながら、

人形劇活動や造形作品の発表を行っていました。

2005年に「おもちのきもち」で第27回講談社絵本新人賞を受賞。

これがデビュー作となり、以降たくさんの作品を描かれていますが、

2009年に54歳で病のため急逝されています。

絵本作家としての活動は5年に満たない短い期間でしたが、

残された作品はこれからも多くの子どもたちと出会い、子どもたちの心を育てていってくれると思います。

急逝から約6年後の2016年1月には未発表作「うめじいのたんじょうび」が刊行されました。

2017年のMOE(モエ)2月号の特集「絵本屋さん大賞2016」(全国の絵本屋さん3000人に聞いた年間ランキング)には、第10位に「うめじいのたんじょうび」が選ばれていて、かがくいひろしさんの奥様が誌面に受賞コメントを寄せています。奥様の言葉から、かがくいひろしさんの人柄が感じられて気持ちがあたたかくなりました。

 

 

◆お手伝い~こどもにやらせてみよう。

 

好奇心旺盛な子どもたち。

ママにゆとりがあるときは、ちょっとだけお手伝いさせてみてはどうでしょうか?

お箸やスプーンをテーブルにセットする係りをお願いしたり、

机の上を拭いてもらったり、最初は簡単なことからスタートしてみましょう。

 

 

 

◆キャベツやレタス、ちぎってみよう!

 

まだ包丁は危ない小さな子でもお手伝いできることはあります。

キャベツやレタスなど、手でちぎれるものをこどもに渡してみましょう。

最初はママがお手本を見せて、一緒に作業するといいと思います。

小さくちぎりすぎても、大きすぎても大丈夫!

 

◆お米を一緒にといでみよう!

 

最近は無洗米を使っている家庭も多いでしょうか?

無洗米しか使わない~というおうちもあるかもしれませんが、

それでもお米のとぎ方は、子どもに教えておきましょう。

 

 

 

◆混ぜ混ぜ係り!

 

ちょっとこぼしたり、失敗しても、大目に見て怒らないように心がけましょう。

そのためにも、お手伝いはママ自身の気持ちにゆとりがあるときがいいかと思います。

ポテトサラダはポテトを潰す作業もお願いしたらいいかもしれません。

まだ上手にできないときは早めに切り上げてママに交代しましょう。

ポテトサラダにはマヨネーズを入れて混ぜる係りもお願いしてみましょう。

ボールなど容器に具材などがいっぱいすぎると、混ぜるのがちょっと大変になってしまうこともあります。その場合は小分けにして、子どものお手伝い分だけ取り分けてあげてもいいと思います。

ホットケーキの生地づくりなども、子どもにお任せして混ぜてもらいましょう。

怒らず、焦らず、ちょっとづつ。繰り返していくうちに子どもは確実に成長していきます。

汚れるし、時間も余分にかかるし、お手伝いさせるのめんどくさい・・・と思いがちですが、普段からちょっとづつ体験させてあげると、子どもはぐんぐん吸収してできるようになっていきます。

 

 

 

 

◆ 包丁はいつから持たせる?

 

まずは最初はテーブルナイフから持たせてみましょう。

切る作業に慣れてきたら、いよいよ包丁の出番です。

我が家は、娘が年少さん(4歳)になったころに、子ども包丁を購入しました。

子ども包丁といっても、お肉も野菜もちゃんと切れるものです。

 

◆切りやすい食材を選びましょう。

 

包丁の持ち方、食材を押さえる手は猫の手で・・・と言う調子で

最初は大人がしっかり付き添い教えてあげましょう。

簡単に切れるもの、切りやすい食材がおススメです。

娘にはバナナやソーセージなど、よく切らせていました。

 

◆事故に気を付けて。

 

キッチンの使い方、特に包丁の扱い方は、各家庭でしっかりと子どもと話し合い事故のないように気をつけましょう。

大人が見ていない時に使わない等、しっかりルール作りをして、ケガのないように気をつけましょう。

 

 

◆プレーパークは子どもが遊びを作る場所。

 

全国各地で開催されているプレーパーク。

各プレーパークごとに場所、設備などさまざまですが

「自分の責任で自由に遊ぶ」ということは、どのプレーパークも共通しています。

 

 

 

◆みよしプレーパークへ行ってみよう!

 

今回は愛知県みよし市で開催されている、みよしプレーパークへ遊びに行ってきました。

毎月、月1ペースで三好ヶ丘緑地(公園)の一角で開催されています。

開催日程は、みよしプレーパークのブログ(下記参照) で確認してみましょう。

名鉄豊田線の三好ヶ丘駅から徒歩で行くことができます。

駐車場もありましたが台数に限りがあるので、徒歩、自転車、公共交通機関を利用されることをおススメします。

 

◆森と広場で思い切り遊ぼう。

 

みよしプレーパークの会場は大きな広場と森です。

広場には、木工工作が出来るコーナーがあり、

木材、ノコギリ、金づち、釘、木工用ボンド、マジックペンなどが用意されいて

自由に使うことができました。

小さな子も、ノコギリを使って木材を切ったり、

切った木材に釘をたくさん打ち込んだり、

普段は「危ないから」と触らせてもらえないような道具も、

ここでは自由に使うことができます。

出来る限り大人は口は出さないように、子どもたちが自由に遊べるように見守ります。

 

 

◆けん玉、コマ、ディアボロいろいろ。

 

遊びの道具もいろいろ用意されていました。

やり方がわからなくても、まわりの子どもたちに聞いたら教えてくれます。

大人になるまでコマも回したことがなかったけど、

わたしが生まれて初めてコマ回しに成功した場所は、みよしプレーパークでした。

世話人の方なのか、ディアボロもとても上手な大人の方がいて

小学生男の子たちが「プロ級。もうサーカス団に入れるね!」と話していて

そんなやり取りが聞けるのも楽しいです。

 

◆斜面を利用して段ボールで遊ぼう。

 

広場から森へ上がる場所が斜面になっていて、

そこで斜面を利用して段ボール遊びをしました。

段ボールに乗って滑り下りてみたり、

段ボールの箱の中に入ってみたり、ゴロゴロと転がってみたり。

森の中に段ボールを運んで秘密基地を作るのも楽しそうでした。

 

 

◆森の中で遊ぼう。

 

森の中には、アスレチックネットやブランコが設置されていました。

プレーパーク開催日に合わせて世話人の方が用意してくれています。

森には落ち葉やドングリ、松ぼっくりもいっぱい。

木登りも思い切り楽しめます。

 

◆晴れの日も雨の日も遊ぼう!

 

お日様が出ていいお天気だと気持ちいいプレーパーク。

雨の日も基本的に開催しているようですが、悪天候のため中止の日もあるので、

お出かけ前にブログで確認してから出かけましょう。

一度、雨の日のプレーパークへ出かけたことがあります。

わたしも子どもたちもレインコートに長靴で1日中、外で遊びました。

雨の日の外遊び、雨の日にしかできない遊びもあって新鮮でした。

お昼のお弁当は、テントの下でその日プレーパークに来ていたみんなで食べました。

はじめて出会う人との交流も楽しめる場です。

 

自然と触れ合う外遊びは子どもの心も体も育てます。

季節を肌で感じながら、子育てを楽しみましょう。

 

●みよしプレーパーク(ブログ) http://miyoshippark.boo-log.com/

 

◆大学の学園祭に行ってみよう。

 

数年前までは大学学園祭といえば、

学生が学生のために開催していた学校が多い印象でしたが、近年は地域の人たちに向けたものだったり、子ども向けの企画が多数の学園祭が増えているそうです。

今回は、愛知県にある愛知学院大学(日進キャンパス)で行われた第65回愛学祭に遊びに行ってきました。

 

◆広い駐車場~車で行っても大丈夫。

 

愛知学院大学日進キャンパスには広い駐車場があります。大学に通う学生向けの駐車場もあるそうです。

学園祭開催時も来場者向け駐車場が用意されていて、スムーズに駐車することができました。

 

◆受付でパンフレットを入手してスタート。

 

大学の敷地は広大です。どこに何があるのか、どういう企画があるのか知るために

まずは受付を探してパンフレットを入手しましょう。

 

◆子ども向けの企画が多数!

 

幼児から小学生まで楽しめる企画が本当にたくさんありました。

大人でもドキドキ恐怖を味わえるようなリアルなお化け屋敷から

簡単なゲームをして合計ポイントでお菓子がもらえる企画や

カラフルな迷路、お絵かきや工作楽しめるコーナーなど。

学園祭を作っている大学生のお兄さん、お姉さんたちもみなさん親切で一生懸命でした。

息子は外のシャボン玉のコーナーで長い時間シャボン玉を楽しみました。

朝から行って、飽きることなく1日中楽しめる学園祭でした。

 

 

◆イベントいろいろ。

 

愛知県警の災害救助の車が展示されていました。

災害時がれきの上も走れるように大きなタイヤなのだそうです。

子ども達は乗車させていただき、記念写真も撮らせていただきました。

 

 

 

地元の企業のブースもあり、粗品などもいただけました。

メインステージでも随時イベントが行われていて

ビンゴ大会では豪華景品が用意されていました。

お時間のある方はぜひステージも楽しみましょう。

 

◆お腹が空いたら模擬店へGO

 

模擬店のブースも大賑わいでした。

小学校低学年の娘にはお金を渡して、

「お母さんはここで待っているから、自分で買いたいものを買って戻ってきてね」と

お買い物の練習もさせました。

食べ終わったゴミも自分でゴミ箱を探して、捨てるように伝えました。

言わなくても教えなくてもできて当たり前。と思いがちですが、これが意外とできないお子さんもいます。ちょっとお出かけした時にいろいろ体験させて確認することも大事だと思います。

 

◆最終日の夜には打ち上げ花火!

 

毎年、学園祭のフィナーレを飾るのは盛大な打ち上げ花火です。

地元の方たちの中には、秋の愛学祭の花火を毎年楽しみにしている方も多いようです。

 

愛学祭だけでなく、子ども連れで楽しめる大学祭が増えていると聞きます。

みなさまぜひお近くの大学祭へ足を運んでみてはいかがでしょうか。