ちぎり絵はとても簡単で身近なアート!

 

子どもはお絵描きが大好きですね。
我が家の子どもたちも、暇さえあればお絵描きをしています。でもたまには、ちぎり絵に挑戦してみてはいかがでしょうか?

ちぎり絵は簡単です。
折り紙や包装紙などの紙を手で小さくちぎり、それを貼り重ねていくだけなので小さなお子さまでも充分楽しめますよ!

クレヨンや色鉛筆で描く作品とは違う、味わいのある作品が出来上がります。

用意するのは
・折り紙や包装紙
・のり
・台紙(画用紙などの少々厚みのあるものがおすすめです)
があれば大丈夫!

小さなお子さんでも、ハサミを使う必要がないので安心です。

 

紙をちぎってみよう

まずテーマを決めます。

ただ今、我が家では海賊ブームが訪れており、「絶対に海賊船にする!」という子どもたちの意向で「海賊船」に決めました。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」を観た子どもたちは、海賊船の虜です。「大砲がたくさん付いた海賊船にしたい!」と大砲の数に妙にこだわる息子。海賊船っていろいろあるのですね。

次に構図を決め下書きをし、色を考えながら折り紙を選別したらちぎっていきます。
子どもたちは、大はしゃぎしながら楽しんで作業してくれます。「ビリビリにしていいよ~」だなんてなかなか言われませんから大喜びです。

 

 

ビリビリのあとはペタペタに夢中!

思いきりビリビリした後は、いよいよペタペタ貼り付ける作業です。

塗り絵のような感覚で「ここはね、赤。そっちは黒ね。」と、どんどん進んでいきます。細かい部分はお手伝いしながら親子でペタペタ。単純作業なのでお友達のことや幼稚園での出来事などペチャクチャおしゃべりしながら(笑)の楽しい時間です。

おしゃべりの間に、なんとなく海賊船の面影が感じられるようになってきました。

 

海賊船がほぼ完成です。

残りの部分にとりかかります。

「お空は青で・・・雲をもくもくに・・・」と楽しそうです。

 

お楽しみは最後に!

いよいよ完成間近!最後にこだわりの大砲を好きなだけつけてもらいました。
今までにないくらいの集中力でした。

 

こだわりの大砲も無事に貼り終え完成です。
B4サイズほどの台紙を用意しましたが、このくらいのサイズですとゆっくり作業をすると一週間くらいでできるかなと思います。

完成したときの達成感は格別です。

素敵な思い出がまたひとつ!

親子で時間を共有して作り上げた作品は、一生の宝物になること間違いなしです。

ぜひみなさんも、親子でチャレンジしてみてくださいね!

 

とっても可愛らしいローズウィンドウに初挑戦!!

インテリアにもなる素敵なローズウィンドウ!

子どもはハサミが大好きですよね。ハサミが大好きで大好きで自分のお洋服や髪の毛など紙以外のものまで切ってしまう、そんなお子さんもたくさんおられるはず!(もちろん我が家にもおりました。)

そんなお子さんにこそ是非とも挑戦させてあげたい工作です。

 

 

「ローズウィンドウってなあに?」
という我が子(兄弟)の疑問に・・・

「ステンドグラスのような綺麗なものだそうよ。」と答えましたが
「ステンドグラスってなあに?」とこれまた質問が・・・

「あの、教会の窓の・・・」とはいっても教会とはほぼ無縁の我が家。そこで今回は書籍「世界の美しいステンドグラス」(パイ インターナショナル)と「ローズウィンドウの時間」(株式会社おもちゃ箱)を参考にし作成してみました。

 

 

「うわぁ~!!綺麗~!!」と大興奮しながらステンドグラスの色合いやデザインに感動の二人!

ローズウィンドウ、それは教会のステンドグラスを紙で再現したペーパーアートだそうです。また一つ勉強になりました。

 

  

ローズウィンドウペーパーに感動!

 

紙選びから始めます。

一見、折り紙のようなこの用紙、とっても薄くて柔らかくてこれまた驚き!!思わずくしゃっと丸めたくなるような感触です。それだけではありません、綺麗な色合いの紙にうっとりしてしまいます。

「僕はこれにする!」と精巧なステンドグラスの写真を指差す兄。内心ハラハラドキドキしながら、「初めてだから色の組み合わせを真似してみよう!」となんとか答えを絞り出した私。こういった親子のやり取りもとてもいい思い出になります。

 窓辺に紙を持っていき「この色もいいな~、でもこっちもいいし~」と紙を選ぶだけでも大騒ぎ。

やっと兄弟それぞれ紙の色合わせが決まりました(これだけでも充分楽しめます)。

 

 

さあて、どんな芸術作品が生み出されるのかな?

 

 いよいよ作業開始。

今回は丸い枠を使用したので、紙を円形に切り取ります。

 

 

 ローズウィンドウ用の枠を紙の上に置き、枠の内周をクルリと印をつけ、さらにその印の1㎝弱ほどをのりしろとして残し(こちらにも印をつけました。ハサミで切るときのための印です。)、続いて紙を四つ折りにします。

「印がきちんと合うように折ってね」と言ってもやっぱりずれてしまいます。(多少のずれは気にせず、これも個性だと思って前に進みます。子ども達との共同作業において、これ結構大事です。)

世界でたったひとつの作品へと導いてくれる瞬間ですね。作品の仕上がりが楽しみです。

 

 

四つ折りにした紙を、のりしろを残して切り取ります。

待ちに待ったハサミの出番です。子ども達の目がキラキラしてきます。

 

 

 切り取った紙を広げると、子ども達は「丸になったー!」と大喜びです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は、切り取った4等分サイズの紙を図案のサイズに合わせて折り、参考図案を写し、切り取る作業です。

※図案が16等分のサイズですと4等分→8等分→さらに上の2枚を半分に折り→裏返して残りの1枚を折る→完成

※図案が12等分のサイズですと4等分→三つ折り→半分に広げ、じゃばらになるように折る→完成

 

 

ここはこの作品づくりの面白いところでもありますが、細かい作業ですので手を切らないようにどうぞ注意深く見守ってあげてください。

我が家の子ども達もいつになく集中して切っていきます。

今回使用しました工作用のはさみは、細かい部分を切り取りやすく小さな子どもの手にもピッタリでした。

 

 

いよいよ子ども達の笑顔が見られる瞬間です

はやる気持ちを抑えながら慎重に広げてみますと…なんとも綺麗な模様が目の前に現れました。

「うわぁ~綺麗!七夕の飾りみたいね。」と兄。「レンコンがいっぱいだ~」と弟。

子ども達の顔に笑顔がこぼれます。この笑顔を見られると日々の疲れも癒えますね。

出来上がりまでもうすぐです。

 

 

枠に貼り付け仕上げていきます。

紙がとても柔らかく水に弱いので、スティックのりを使い土台のほうに糊を付ける方法が、子ども達には作業しやすい様子でした。

 

 

小さな手でも頑張ります(笑)

 

 

華やか!自信作のできあがり!

「できたよ~!できたよ~!」と満面の笑みの二人です。

兄の作品は柔らかな、弟のほうは力強い雰囲気に仕上がりました。どちらの作品も素敵で窓辺が華やかになりました。細かいハサミの作業があったからか子ども達の達成感も大きく、自信につながったようです。

 

ピースの一枚

 

子ども達の発想力には驚かされてばかり!

枠に貼るときに多少ずれても、しっかり糊付けされていなくても、切りすぎてデザインが乱れても(笑)、そんなハプニングを楽しみながら、綺麗で感動する作品が出来上がります。

合わせる色やその順番によっても印象が変わり、なかなか奥が深いものだという印象を受けました。

作品が完成したとき、ローズウィンドウから差し込む光のように晴れやかな気持ちになること間違いなしです。

子ども達がお世話になっている方々へのちょっとした贈り物にもピッタリの可愛らしい作品が出来上がりますよ。

 

さて、その後も子ども達の興味はとどまることがなく…。

紙を切り抜く作業にすっかり没頭してしまった兄は、いろいろな模様を作って大満足!

パッチワークのような作品が出来上がりました。

 

 

また、今回参考にさせていただいた書籍にはローズウィンドウペーパーを用いたいろいろな作品が掲載されておりました。弟は、その中のある作品に釘付けとなり…。

 

 

なかなか可愛らしい作品ができあがりました。とても柔らかい紙なので小さな子どもの手でも簡単に作ることができますよ。

 

 

近頃何故か、どんなものでも闘わせるのが彼のブームです。(男の子って…。)

ローズウィンドウだけではなく、ペーパークラフト用紙としても親子共々楽しむことができ、新たな発見をたくさんできました。

こうした時間を親子で共有できることって本当に幸せですね♪