入園式の長い1日

我が家には小学6年生と2年生の男の子がいます。弟は、3年保育の前幼稚園のプレ幼稚園に通っていました。

プレ幼稚園は1週間に1日と、短時間。短いからか楽しく過ごすことができた我が家の現在小学2年生になる弟。無事になんとか本番の幼稚園入園となりました。

迎えた入園式から前途多難だな、と感じるばかりでした。

入園式後、各教室に入っての説明がありました。もともと神経質で疲れやすい弟は限界でした。
教室に入って間もなく、その頃まだ卒乳を終えてなかった弟は安心感を求めておっぱいーおっぱいー!と叫びだしました。

小さい子どもだらけなのでガヤガヤはしていたのですが、さすがにおっぱいー!と叫ぶ子どもはいません。なだめるのにも一苦労でした。

年少さんは、担任、副担任の先生がいます。担任の先生は1年目の可愛らしい先生でした。先生も子どもたちもドキドキの入園式でした。

参観日も自由人

毎日楽しそうに幼稚園に行っていた弟。初めての参観日は私がドキドキでした。

そーっと覗いて見ると小さな子どもたちが遊んでいます。その中に一際声が高くて大きい弟がいました。

この弟、小さな頃から女の子より声が高く、さらに大きいんです。耳がキーンとするような声で、声変わりをしてどのくらい低くなるのか…と心配になるほどに高いのです。

なので、とにかく話してると目立ってしまいます。

教室に入り、参観が始まるとママがいることが嬉しくて嬉しくて。我慢が出来なくなった弟は、皆が床に座ってる間隙を見てお友達と一緒に私のところに走ってくる、というのを繰り返していました。

帰り際に先生に聞いたところ普段はちゃんと頑張っています。今日はママがいて嬉しかったんでしょうと言っていました。

弟が落ち着くのはまだまだ先だと感じた1日でした。

初めての個人面談

夏休みを迎え、初めての個人面談がありました。

まずは、給食のお話です。この頃の弟はとにかく少食でした。コンビニのおにぎりも1個食べきれないほどに。なので、給食も食べきれないどころか、先生が心配になるほど少ししか食べないと言われました。

遠足のお弁当も小さなお弁当箱でびっくりされました。

私としては動く量が増えれば食べるようになると思っていたので、そこはそれほど心配ではありませんでした。

次に、少し話すのが早かった弟の影響で、周りのお友達が言葉を覚えているということ。

最後に、声が大きいのと話し方が強いため、怒っているように聞こえてしまいがちなこと。先生も周りのお友達に、怒っているわけではなくてこれが弟の普通の話し方だよとお話ししてくださったことを聞きました。

これを1番心配していました。主張が激しく全てに対して遊びのない弟は、なんとなく…というところがないのです。話すことも遊ぶことも、一生懸命。ゆえに声も大きく強くなってしまうのです。

この、弟の性格は現在まで様々な問題を引き起こしその都度悩みながら対応をしています。

のびのびしていた年少さん

幼稚園3年間、色々ありましたが、弟が1番穏やかに、運動会も発表会も何も考えずただただ楽しく過ごせたのは年少だけだったかも知れません。

すべてが初めてのことで、ただ先生に言われたことを、何の疑問もプレッシャーもなく楽しそうにこなしていた弟。年中、年長は、プレッシャーや緊張で行事の中でなかなか笑顔を見ることがなくなりました。

1年目で初担任のかわいらしい先生にもよくなつき、のびのびと楽しそうに過ごしていた弟。年中になる頃には少しずつ神経質の頭角が出て来て、悩むことも増えていきました。

弟も、環境の変化に悩み戸惑うようになる前の穏やかな1年でした。

3年保育のプレ幼稚園は不安だらけ。

我が家には小学6年生と2年生の男の子がいます。お兄ちゃんは年少の年齢の頃今の家に引っ越す前の地域が2年保育だったため家にいました。しかし、引っ越し先の主流は3年保育。1月のお引っ越しで、急いで幼稚園を探したものの、どこも空きがなく仕方なく少し離れた幼稚園に入れました。

そして弟の幼稚園探しの年がきました。我が家の近くの幼稚園は入るだけでも一苦労。評判も良く、我が家の子どもたちが進学する小学校にも多く進むため、安心感もありますが、夜中並んでやっと入れるほどです。

プレ幼稚園に入っていればそのまま3年保育に移行できるのですが、プレ幼稚園に入るのにも前日から並ばなくてはいけません。本音を言えばまだまだプレ幼稚園なんて早いと思いつつ、お兄ちゃんの時に、引っ越してきたタイミングが悪く少し離れた幼稚園になってしまい、行事の度に行くのが大変だったことを思うと、早めに近くの評判の良い幼稚園に決めてしまいたい思いがありました。

パパに頑張ってもらいプレ幼稚園が決まったものの、1つのアニメさえ座ってることのできない弟に不安がいっぱいです。そんな不安のなか始まったプレ幼稚園ですが、予感は的中しました。

気になることは黙って座っていられません!

我が家の弟はとても元気で、頑固者。そしてなにより神経質な男の子なのです。

家の中でも車のオモチャを並べたり、積み木を慎重に左右対称に積み上げお城を作ったり。

そんな神経質な弟なのでどうなることかとのぞんだプレ幼稚園。出席確認で呼ばれた人は一人ずつ自分の名前のマグネットを持って前に行き、黒板に並べてはっていきます。
2歳や3歳になりたての子どもたち。真っ直ぐはれないのすらかわいいのですが、弟は気になって仕方がありません。立ち上がり前に出て直しに行くのです。

毎回のことになると、他のママさんも笑ってくれますが申し訳ないやら恥ずかしいやら。お願いだから座っててと願うばかりでした。

基本自由人

プレ幼稚園中泣いて嫌がることはありません。ただ、最初に親も一緒にリトミックをするのですが、自分で歩くのはたまに気が向いたときのみ。ほとんどは、毎回抱っこで笑っていました。
その後は基本は楽しそうに過ごしています。工作の時間も、もともと作る作業が好きなので真剣に取り組みます。
遠足の時は本領発揮。皆がかけっこしている中でも、弟は蟻に夢中です。その日の興味はどうしても蟻だったようです。

発表会の日には、大きなかぶを練習してきた子どもたち。演技が始まるとひっぱる紐が曲がってるのが気になり出番ではないのに直しに行くなど、ここでも神経質でマイペースな弟。

自分の中の興味があること、気になることは我慢ができない弟。話がわからないわけでなく、聞く気がないのかなんなのか…。こんな感じで無事に幼稚園の3年保育に進めるのか心配になるばかりでした。

成長したのかしてないのか?

プレ幼稚園も母子分離となったある日、お兄ちゃんの学校の行事と重なり、上の子のいるママは下の子を預けて急いで小学校へ向かった日がありました。私もその日は弟に声をかけずに出てしまい、お迎えの時先生から少し泣いていたと伝えられました。

弟は、突然何も言わずママがいなくなったことが不安だったと言っていました。普段の母子分離は、先生の説明があってからバイバイをしていたので、ママが行くことを理解していたのでしょう。
その日は、突然いなくなってごめんねと伝えました。

大きな変化も見られず迎えたプレ幼稚園の卒園式。男の子の中で出席番号が1番だった弟は先生から卒園証書を読んでもらえます。練習通りに先生の前まで行き、いざ証書を読んでもらうと思っていたよりも長かったのか、まだ~?と言い出したのです。

最後の最後までマイペースで、親をハラハラさせる弟でした。

プレ幼稚園で良かったと感じたことをは、同じくらいの小さな子どもがいる空間に慣れたことと、幼稚園に入る前に、ここは楽しいところだ、と思うことができたことでした。弟は、プレ幼稚園のない日も幼稚園行きたいというほど楽しかったようです。

なので、3年保育へ移行するときも何の抵抗もなく楽しそうに通い出すことが出来ただけでも良かったのかな、と思いました。

お兄ちゃんはとても怖がり

我が家には小学6年生と2年生の男の子がいます。

お兄ちゃんはとにかく怖がり。いまだに暗いところが苦手で、1人で2階に上がって行くのも嫌がります。幼稚園のお泊まり保育の肝試しでも、大泣きをしていたそうです。

今では我慢も出来るようになり、1人別の部屋で寝られるようにもなりました。あの頃のお兄ちゃんからは想像もつかないほどの成長に、当時の私にお疲れ様、もう少しだけ頑張って、と伝えてあげたいです。

耳鼻科VSお兄ちゃん

耳鼻科が好きな子どもはなかなかいないですよね。診察室から小さな子どもが泣いている声をよく聞きます。もちろんうちのお兄ちゃんも大嫌いでした。

1歳の時、夜に突然耳を押さえて泣き出したことがあり、急いで病院へ行くと中耳炎でした。その時は無我夢中で診察を受けたので、嫌がっているのも当たり前と思っていました。

普段は体調を崩すと小児科へ行きます。小児科では嫌がることもなくお腹を出したり背中を出したりニコニコおとなしくしていました。

ところが、その日は小児科がお休みでした。体調も悪く、かなり鼻水も出ているので耳鼻科に連れていきました。
待合室ではニコニコなお兄ちゃんでしたが、診察室に入り診察が始まります。元々、耳を触られるのが大嫌いなお兄ちゃんは、耳の診察が始まるととても激しく暴れだしたのです。

その耳鼻科では親が一緒に座って足と手を押さえるのですが、押さえきれないほど暴れるお兄ちゃん…。看護師さんにもお手伝い頂き、診察を終えました。

その後のお兄ちゃんの顔を確認してみると、力一杯泣き叫びすぎて目の回りに内出血が起きていました。

予防接種VSお兄ちゃん

耳鼻科で内出血が起きるほどのお兄ちゃん。予防接種を受けるのも一苦労です。

幼稚園の頃は怖がるのもわかるかな?と思っていました。
だんだん恥ずかしくて強がることや、我慢を覚える小学生になっても相変わらずの嫌がりようです。
それでも避けられないのが予防接種。意を決して病院へ向かいました。

待合室までは順調なお兄ちゃんでしたがいざ診察室へ…。注射器を見たとたん激しい拒絶を始めます。年配の看護師さんからもお兄ちゃんなのに~、恥ずかし~と言われる始末…。

確かにそうなんです。私もその時は何でこんなに暴れるの?と思っていたのです。ですが、お兄ちゃんからするとそれはそれは、物凄く恐怖なのです。

なので、無事ではなくても予防接種を終えたお兄ちゃんの頑張りを、もう少し頑張れないの?と言いながらも、お疲れ様と労いながら帰宅しました。

そんなお兄ちゃんだって成長するのです!

あんなに怖がりだったお兄ちゃんが、6年生の1学期にアレルギーの検査をしました。今までは血液検査なんて聞いただけで嫌がっていたお兄ちゃんでしたが、花粉症の他にも何かアレルギーがあるかもしれないから中学校を前に調べてみようということになりました。

さすがに泣き叫ぶことはありませんが、ビクビクしていたお兄ちゃんに他のことに集中したら大丈夫かもよ?とアドバイスをしました。私は待合室で待機となったのですが処置室では思いの外笑い声が…。
呼ばれて行ってみると、看護師さんに、腕をつねっててくださいと頼み、その間に血液を採取してもらっていたのです。

あんなに泣き叫んでいた頃からは考えもできないほどの成長でした。変わらない子どもはいないとわかっていても、大変なときはそんなこと信じられないほど、大変でした。
だんだん力が強くなり、押さえ込むのに私の力では大変になると予防接種も本当に憂鬱でした。

笑顔で我慢ができるようになるまで、時間はかかってしまいましたが、怖がりなお兄ちゃんでも大丈夫と思える日が来たことに嬉しくもあり、心から安心もしました。

まだまだ怖がりなお兄ちゃんですが、ゆっくり成長を見守っていきたいと思います。

家の中での事故!

我が家には小学6年生と2年生の男の子がいます。とても仲が良く、小さな喧嘩はするけれど毎日一緒に遊んでいます。

お兄ちゃんが5年生の時。夜、いつもと変わらず兄弟で遊んでいたのですが突然お兄ちゃんの絶叫が…。見てみると足の指を押さえて痛いー!と泣き叫んでいました。

状況を確認してみると、椅子の上に乗っていた弟にひかれたとのこと。これは大変と思い、すぐに保冷剤で冷やし始めました。
すぐに冷やしたおかげで腫れや変色はなかったものの、状態は良いとは言えず覚悟を持って次の日病院へ向かいました。

小指の骨折

レントゲンを撮って頂き、先生から説明がありました。覚悟をしていた通り、足の小指の骨折でした。

タイミングが悪いことに、2週間後に林間学園を控えていました。

この頃、学校から帰ってくると毎日私に、川遊びをする川がとても綺麗なんだよ!洞窟にも行くんだよ!僕、物凄く楽しみなんだよ!と、嬉しそうに報告してくれていました。

先生に、林間学園まで間に合うか確認したところ、難色を示した答えに泣きそうなお兄ちゃん。私もお兄ちゃんの楽しみにしていた笑顔を思い出すと、辛くてかわいそうで聞いていられませんでした。

病院からの帰り道、川遊び、本当に楽しみにしてたんだよ…と、泣き出したお兄ちゃんに、安静にして頑張って治そうね!と励ましながら帰りました。

子どものためなら藁をもすがる。最後まで諦めない!

帰ってすぐに、骨折を早く治す方法について調べました。スポーツ選手の骨折の治し方や、骨の組織が出来上がるにはどの栄養が必要なのか、とにかく1日中調べていました。

そこでたどり着いたのがI型コラーゲンと、ビタミンC、コンドロイチンでした。他にも様々なものがあったのですが、これらはどのサイトにも載っていた成分でした。

私たちの骨の25%はコラーゲンでできています。線維状のコラーゲンにカルシウムがくっつくことで硬くなり骨を形成しています。あるドイツの大学では、このコラーゲンを骨折時1日8000mg摂取すると、通常の2~3倍のスピードで回復したという結果もありました。

また、骨の表面を覆っている骨膜もコラーゲンからできているので、コラーゲンはとても重要な栄養成分と記述してありました。

急いで薬局へ向かい、それぞれのサプリメントを購入しました。さらに、出来上がった骨を強くするためにと、カルシウムの入ったココア味の飲み物も購入しました。

お兄ちゃんに、お母さんが絶対治してあげるからね!頑張ろうね!と励まし気持ちを前向きに、2人で頑張ろうねと決意しました。

タイムリミットは2週間。お兄ちゃんの若さという最大の治癒力と、毎日の病院での治療と、藁をもすがる思いのサプリメントの力に頼ることを決めました。

毎日の流れは

病院へ行った日から毎日通院して治療をしました。ここで大変だったのは、車がないため歩いて病院へ行かなくてはいけないことでした。

学校の先生とも相談をして、お兄ちゃんの足の負担にならないように、朝1番に病院へ行った後に登校としました。

保護材をつけた足はサンダル履きなので、雨の日には濡れないように、靴の上から被せられるビニール袋を履いて登校していました。

学校に行っている間、踏まれることのないように。転ぶことのないように祈るばかりでした。

休み時間には図書室に行って、静かに過ごしていたようです。

そして、骨折時には多めのコラーゲン摂取と言うことで、成分表を見ながら8000mg程度のコラーゲンと、他のサプリメントも毎日飲み続けました。

保護材が取れることもなく、レントゲンを撮ることもなく、林間学園前最後の通院の日を迎えました。

願いが通じた笑顔の日

最後の通院の日。ドキドキしながらレントゲンの結果を待合室で待っていました。お母さんどうぞ、と呼ばれお兄ちゃんのいる診察室に入ると、先生から、すっかり治っていますと一言。
折れたところもわからないほど綺麗に治っていたのです。

毎日の通院で、お兄ちゃんは治療をしてくれるお兄さん先生に「治る?川で遊べる?」と聞いていたそうです。2週間という短い期間なので、歩けるようになっても川遊びは無理かもしれないし、そうじゃないかもしれないし、と言われていました。

しかし、思いの外経過がよく、川遊びも普通にできるまでに治ることができ、先生も驚いていました。

林間学園当日の日、笑顔で行ってきます!と家を出るお兄ちゃん。
私も楽しんできてね!と送り出すことができました。

楽しみにしていた林間学園。何かできないこともなく、フォークダンスの練習はできなかったものの、本番には参加することができました。皆がすること全てを体験できたお兄ちゃんはとても嬉しかったようです。

最初こそ弟に対して少し怒っていたお兄ちゃんも、いざ前向きに頑張ろうとなると泣き言も言わず、弟にも、もういいよと優しいお兄ちゃんに戻り頑張っていました。
さらには、お母さんが一緒に頑張ってくれたから治ったんだよ。どうもありがとうと言ってくれました。

私はインターネットで調べただけで、毎日危険がないように気を付けながら過ごしたのはお兄ちゃんです。治療を毎日続け、文句も言わずサプリメントを飲み、今回は幸運にも早く治すことができ本当によかったと思いました。

自分のことだと諦めがつくことも、子どものこととなると、こんなにも足掻いてしまうものだと感じた出来事でした。家での怪我にはくれぐれも注意しましょう。

ん?つむじが大きくなってる?

我が家は小学6年生と2年生の男の子がいます。お兄ちゃんが幼稚園の頃、もじもじすると服の上から股間を触る癖がありました。これは結構多くの男の子にも見られ、お兄ちゃんも自然に治っていきました。
小学校に上がってからは、爪を噛む癖が出てきました。爪ってとても汚いという話をしたり、こまめに短く切ることでこの癖も気がつくと自然に治っていきました。

お兄ちゃんが3年生頃の時、ふと頭を見てみるとつむじが大きくなったような違和感が…。その時は、そこまで気にする程度でもなかったので、気のせいかもと思い本人には何も言いませんでした。

しかし、それは気のせいではありませんでした。
明らかに大きくなるつむじ。円形脱毛症?と不安になり皮膚科へ向かいました。

お母さん、この子自分で抜いてるよ

我が家の子どもたちは、小児科に通うことがあっても皮膚科に行ったことはなく、リサーチをせずに近くの皮膚科へ駆け込みました。

診察を受けて言われたことは、円形脱毛症ではないとのこと。
そして、多分自分で抜いてるんじゃないかと言うことでした。

考えもしなかった答えにびっくりしてお兄ちゃんを見てみると、僕抜いてないよ!と言っていましたが、その皮膚科では詳しい説明を受けずに薬を貰って帰宅しました。

薬を塗って様子を見ていたのですが、すぐに髪の毛が生えてくるはずもなく、むしろなんだか大きくなっていくような気さえしました。
そこでママ友に皮膚科を紹介してもらい、他の病院に行ってみることにいました。

そこで言われたのは、またもや「お母さん、この子自分で抜いてるよ」と言う言葉でした。

ここでもお兄ちゃんは抜いてないよと言うのですが、どうやら先生がいうには無意識に抜いてしまうこともあるということでした。抜毛症と呼ばれ、原因はストレスだったり癖であったり様々だからわからないけど、いつ抜いているか注意深く観察してみてと言われました。
また、お兄ちゃんにも自分でも少し気を付けてと言われました。

観察と対応

お風呂上がりと朝に薬を塗っていて気がついたことがありました。
どうやら抜けている部分はつむじの左側に集中していたのです。

なぜだろうと思い観察をしてみたら、夜、宿題をしている体勢がおかしいのです。文字を書いているときは普通なのに、悩んでいる時顔をテーブルにつけたまま左手が頭の上へ…。そのままつむじ付近を触ったりひっぱったりしている様子。

これだ!と思いお兄ちゃんに頭触らないように気を付けてと注意をすると、触っていたことに気づいていません。やはり無意識にやっていたようでした。

連絡帳にも頭の毛が抜けていることの原因と、もし触っていたら声をかけて頂けるように書き、家でも引き続き注意をしていくようにしました。

抜毛症は癖の一つ

毎日毎日、薬を塗り気を付けながら生活をして3ヶ月ほど経過した辺りから、だんだんと短い毛が生えてきました。

その間、背がそんなに大きくないお兄ちゃんの頭は、子どもの目線からも見えてしまうので、はげてるよと言われることもあったようです。
目立たないようにと、ドライヤーで髪の流れを変えてみたりしたものの成果は見られず、生えてくるのをひたすら願い待つしかありませんでした。

抜毛症はストレスだけが原因ではなく、毛を抜く行為が癖になることもあるそうです。
お兄ちゃんの場合は、考えられることとしては初めてのクラス替えや、苦手な勉強によるストレスだったのかなとも思います。

2つの病院へ行き、両方で自分で抜いていると言われたことで、少なからず意識をしてくれたのも良くなるきっかけになったように思います。

6年生の今も宿題をしていたり、苦手な問題になると頭を触る癖が残っています。私も気がつけば頭を触らないで、と注意をしたりしますが、あれ以来抜くことはなくなりました。

これまで1つ癖を治すと、次の癖へ移行する。この繰り返しでした。癖の原因は何かと考えると不安や不満だったのかも知れません。

口下手だったお兄ちゃんも、6年生の今は自分の思ったことや学校の出来事を、説明を加えて話せるようになってきました。それにともない気になるような目立った癖はなくなっていきました。

来年は中学生です。不安もたくさんあることでしょう。
私も不安だらけですが、子どもの様子を良く観察しながら、何か変化があったとき対応できるようにしていきたいです。

おしっこが真っ直ぐ出ない!

男の子を育てていると、自分とは違う体の作りに悩むことってありますよね。おちんちんの洗い方なんて、何がどうなっているのか、正解は何なのか全くわかりません。

我が家には小学6年生と2年生の男の子がいます。

お兄ちゃんの時は何も考えずおむつ外れも終え、安心しきっていました。

しかし、弟の時、異変に気がついたのです。男の子なのでトイレで立って用を足す練習をしていたのですが、おしっこが横に飛ぶのです。

その時は少しくっついていたのかな?と思っていたのですが、毎回横に飛ぶのです。酷いときは四方八方飛び散っていました。

これからプレ幼稚園等で自分でおしっこをするようになることを考えると、早めに解決しなくてはと思い、小児科へと足を運びました。

薬で治すか、無理やり剥がすか…

診察の結果は、おちんちんの皮がくっついてしまっていて、出口が狭くおしっこが飛び散ってしまっているということでした。
自然に治るものでもなく治療が必要と言われました。ところが、その小児科では診られないといわれ、大きな病院を2つ紹介されました。
1つは、お薬を毎日塗って少しずつ皮を剥がしていく方法を推奨している病院。
もう1つは、無理やり皮を剥がしてしまう病院でした。

小児科の先生もお薬を使った治療をおすすめしますと言っていたので、少し遠くてもそちらの病院へ行くことに決めました。

その後と、現在

電車とタクシーで病院へ向かい、診察後頂いたのは小さな塗り薬1本。何故近くの小児科で置いてくれないんだろう…となげきつつ、お風呂上がりと朝、塗り続けました。
塗り続けて1週間ほどで皮も剥がれおしっこが真っ直ぐ出るようになりました。
塗り始めて1ヶ月弱ほどで、再度病院へ向かい診察をしていただいたところ、もう大丈夫と言われました。そして、毎日おちんちんを洗うときに皮を下げるようにして、くっついてしまわないようにしてくださいと指導されました。続けないとまたくっついてしまうので、その時はお薬を使ってくださいと言われ帰宅しました。
男の子のおちんちんの皮をどこまで下げていいのか、下げようとしても痛がる場合もあると聞いていたので弟に、できるところまで下げて、といい自分で下げてもらいながらシャワーで流して洗うようにしました。

しばらく続けると少しずつ皮も下がりかけるうになりました。ただ、何日か下げることを忘れるとまた元に戻ってしまいます。

年中さんくらいになると、お兄ちゃんとお風呂に入るようになります。遊ぶのが楽しすぎて洗い方がおろそかになるとせっかく下がるようになっていた皮もまた、くっついてしまいます。何日かして私とお風呂に入ると少~ししか下がらなくなっていることが何度もありました。

その度にお薬を塗り、剥がすことを続けて、2年生の現在は薬に頼ることもなく、すっかり何の問題もなくなりました。

幼稚園でおしっこが飛び散ってしまい、悲しい思いをする前に治すことができて良かったです。男の子の体はわからないことだらけですよね。そろそろお兄ちゃんが第二次成長期を迎える頃なので、その変化に動揺をしないように心構えをしていきたいと思います。

 




 

避けられないトイレトレーニング

いつでもどこでもトイレの心配がいらないオムツ。旅行で長時間車に乗らなくては行けないとき、とても楽でした。しかし、いつまでもそんなことも言っていられないので、我が家の子どもたちもトイレトレーニングをすることにしました。

さて、そうは言っても面倒なことはしたくない私。そんな私が実践したトイトレを紹介します。

話が理解できて返事を返せるまで無理をしない!

我が家は2人兄弟です。お兄ちゃんは、話している内容は理解していても中々言葉が出なくて、少し単語が出てきたのは2歳になった頃でした。
弟は1歳半を過ぎた頃からよくしゃべる子どもでしたが、人の話を聞くよりはひたすら自分の話を聞いてほしいという子どもでした。

なので、人の話を聞き、理解をして返事をしていたのは、2人とも2歳を過ぎてからだったと思います。

さて、それまでの間ただ待っているだけではもったいないと思い、始めたのが音の鳴る絵本でのイメージトレーニングでした。

ひよこちゃん、ねこちゃん、わんちゃん、ぞうさん等の可愛らしい動物が次々トイレでうんちをする絵本。私が出たー!と言ったあとに子どもにスイッチを押して貰うと流れる音がするので、くるくるくるくる~と指で水の流れを真似してうんちさんバイバ~イと手をふります。子どもは音とうんちに大喜びで飽きることはありませんでした。

他にもいくつかのトイレの絵本を使って、おしっこやうんちはトイレですることを教えてきました。

オムツにおしっこが出るたびに、チッチ出たね~すごいね~!うんち出たね~すごいね~!と大袈裟に言い続けました。自分でもおしっこが出たのがわかるようになるのか、話せるようになるとチッチ出た、と言うようになりました。

暖かくなってから一気に!~褒めて褒めて褒めまくる~

ひたすら絵本を見せ、言葉をかけ続けるだけで実際の行動は何もせずにそろそろかな?と思い始めたのがお兄ちゃんは2歳7ヶ月頃でした。話すのが早かった弟は暖かい時期を待って、3歳を迎えた頃に始めました。

パンツを見せて、カッコいいね~お兄ちゃんだね~ママと一緒だね~、と言いながら誘いパンツをはかせます。機嫌が良ければトイレに誘い座らせてみます。そこでできたら褒めまくります。凄いね!できたね!と褒めたあと、絵本と同じよう、チッチバイバ~イ!そして、トイレトレーニングカレンダーにシールを貼らせました。

そこでできなくても座れたね!ママと一緒だね!と褒めまくります。

パンツで過ごすので失敗することもあります。その時は濡れちゃったね。着替えようね。次はチッチ出るとき教えてね。と責めずに言い続けました。

お兄ちゃんはこのやり方で3日もかからずオムツがとれました。

弟はうんちだけはオムツでしたいのか、おしっこをトイレでできたあともうんちはオムツでしていました。うんちの時、カーテンや私のエプロンに隠れてする癖があったので、そのしぐさを見つけたら、うんちさん出る?ママと一緒にトイレ行こうよ~!と明るく誘いながら連れていき、トイレでできたら教えてくれてありがとうと褒め続け、2週間もかからずトイレトレーニング終了となりました。

子どものタイミングに合わせる

トイトレ経験談を見ると2歳前から初めて時間がかかったとか、頑張りすぎてイライラしたと言う記事を見かけます。

私には頑張ってまでのトイトレは無理でした。そこで何が頑張れるかと考えたら絵本でもイメージトレーニングだったのです。

話すのが遅いお兄ちゃんは素直な性格でトイレを嫌がることもなく、全てのことを何の抵抗もなく受け入れる性格です。なので始めてすぐにトイトレが成功しました。

1歳半頃から話し出した弟は、気が強くやりたいやりたくないがはっきりしています。だからトイレに誘う時期もお兄ちゃんより遅く、話を聞いて行動ができるまで待ってから始めました。

2人ともタイミングを見極めたおかげで私も子どもも無理をせず進めることができました。

幼稚園が始まるまでに、と焦る気持ちもあるでしょう。でも、幼稚園の先生も優しく対応してくれます。不安に思わなくても大丈夫!

トイトトレーニングの期間も2度と戻ってこない大切な時間だと考えて、楽しく進めることが成功への近道だと思いました。頑張りすぎず失敗して当たり前と思い、子どもと笑顔で楽しむことができるとイライラせずにできるのかな?と思います。

ちなみに、夜中は心配でしばらくの間はオムツで過ごしました。ストレスを感じないやり方を見つけて行くことが大切です!

 




 

低学年時の対応

小学校になると、なぜだか起きる様々なトラブル。何で平和に過ごせないんだろう?といつも頭を悩ませています。

今回は我が家の小学校6年生と2年生の男の子のうち、お兄ちゃんについて話していきたいと思います。

我が家のお兄ちゃんは6年生の今も一人称は僕、口調も激しくない男の子です。さらに同い年の子どもよりも口下手なので、弱く見られがちなのか攻撃されることが絶えません。

1年生の時は乱暴な言葉を言われたり、階段から押されたり。今よりもさらに口下手なお兄ちゃんからぽつりぽつりと出てくる言葉に、さすがに階段は危ないと、先生へ連絡帳に書かせていただきました。

2年生ではやる方も悪知恵が働きます。近所の壁にお兄ちゃんの名前でお兄ちゃん自身のことを悪くいう落書きがされていたのです。写メを撮り担任の先生へ連絡すると、すぐに来てくれました。字で犯人がわかったらしく、その後親御さんが子どもと一緒に自宅へ謝りに来られました。

その後も放課後遊んでいて石を投げられて怪我をしたりと、大きなことのみ直接先生へ連絡をさせていただき対応してもらいました。

高学年はまず自分で頑張ろう!

4年生のある日、ほんの少し様子がおかしいお兄ちゃん。何かあったの?と聞いたところ毎朝学校が開く前に門の前で1番に並んでいるのに、同じクラスの男の子から抜かしたと言われて蹴られると言うのです。
しかも、その蹴る子は自分が抜かされたと言うのではなく、お兄ちゃんの後ろの子がお兄ちゃんに抜かされたと言って毎回蹴ってきていたそうです。

低学年ならすぐに先生に連絡をして、と思うのですが、お兄ちゃんに自分を守る術を身に付けてもらうべく話し合いをしました。

まず、担任の先生に相談をしてみよう伝えました。しかし、その年の担任の先生は少し頼りなく、何かあれば学年主任の先生にも相談をしてくださいと言われてしまいました。
だからお兄ちゃんにも、担任の先生が対応してくれなかったら学年主任の先生に相談してみてね、と言いました。

それでもダメならママが絶対助けてあげるから、という言葉を伝えたら力強く自分で伝えると言ってくれました。

その後は学年主任の先生が動いてくれて、毎朝蹴られることはなくなりました。

友達を頼ってみよう

6年生になってすぐの頃、またまた様子がおかしいお兄ちゃん。休み時間に鬼ごっこをしていると毎回「~だけ1人狙いだ」と言われ、それがとても嫌なんだと言っていました。

やっている方はただの悪ふざけかも知れませんが、やられる方は帰ってきてまで悩むほど嫌なことなのです。ただ、休み時間の遊んでいる出来事に対して、高学年にもなってすぐに先生に連絡をとなると考えてしまいます。

幸いにもお兄ちゃんのクラスには、たよりになるお友だちがいました。まずは、そのお友だちに相談をしてみようか?と伝えました。
次の日笑顔で帰ってきたお兄ちゃんは。お友だちに相談をしたら、遊ぶときに1人狙いなしねー!と言ってくれたそうです。

家庭訪問も始まる前の出来事で、家庭訪問の時に先生にもお伝えしました。先生も親や先生が出ると大事になってしまうことも、子ども同士だと簡単に解決することもあるんですね、と感心していました。

自分を守れる強さ

私がこれまでのトラブルで1番気を付けていたのは、お兄ちゃんの話を聞いている途中、絶対に否定をしないというこでした。

子どもの拙い言葉なので多少の真実のずれはあるとしても、お兄ちゃんが嫌だと感じた思いを否定したら、その後何かあったとき話してくれなくなると思ったからです。

そして、対応策を考えたあと、自分では無理だと思ったら再度必ず相談をすること。絶対お母さんがなんとかしてあげるから、と伝え続けてきました。

お兄ちゃんはこの事がとても心強かったと言ってくれました。

担任の先生が、中学校進学後の心配をするほど話し方も雰囲気も弱そうなお兄ちゃん。なので、嫌なことがあれば自分である程度対応できる強さを身に付けてもらいたいと思いました。
そのためには、自らの言葉で何が嫌だったのかを伝える力を身に付けて欲しかったのです。

執拗ないじめという訳ではなくても、小さな世界で生きている子どもにとってはとても苦しい出来事です。
親が出ていけばすぐ解決するかもしれませんし、思いとしてはそうしてあげたいです。ただ、大きくなったときのことを考えると、ぐっと出ていきたい気持ちを堪えることも大事なことだと思います。

思春期に入ると、きっと私の話も素直に聞けなくなるんだろうな。そんな時でも子どものSOSにすぐに気がつけるようにアンテナを張り巡らせて、年齢に応じた対応をしていきたいと思います。

HSPとは

最近耳にした人もいるかもしれません。HSPとは、人一倍敏感な人のことです。

例えば、
・人の気持ちを敏感に感じ取ってしまう。
・自分が怒られていないのに、怒っている人を見るとびくびくしてしまう。
・感覚が敏感過ぎて、嗅覚、味覚、周りの物音をうるさく感じる。
・肌触りがチクチクしているものが苦手。
などの症状があります。

今、5人に1人がHSPだと言われています。私もその一人です。

私の症状としては、幼稚園の懇談会等、人が集まる場所へ行くことを決めた時点でソワソワ。行く前の日は遅くまで眠れず、やっと寝ても何時間かで目が覚めるとまた寝ることはできません。

いざ懇談会へ行くと、会話が途切れることが苦手で周りに気を遣いすぎて、終わる頃にはぐったりとしてしまいます。家に帰ると包丁が持てないほどの手の震えに見舞われます。

そんな私ですが、現在小学6年生と2年生の男の子のお母さんです。

子どもがいるから頑張れる

母親になることに心配はありました。
学生の頃アルバイトをするのにも、大学に行くのにも安定剤なしでは難しい時もあったので、こんな私でもちゃんと親になれるのか不安だらけでした。

いざお兄ちゃんとの対面を迎えると心から沸き上がる愛しさでいっぱいでした。自分の分身のような、はたまた小さな彼氏のような存在に、不安なんて感じる隙さえありませんでした。

赤ちゃんの時のお兄ちゃんとの生活は私の中で一番穏やかな時間でした。寝ても覚めても泣いていても、愛しくて。イライラを感じることはありませんでした。
日中誰かのイライラを感じることもなく過ごせた幸せな時間でした。

弟が産まれ、お兄ちゃんの幼稚園が始まると少しずつ他のママとの交流が始まります。それも、弟を抱っこしていると何故か心強いのです。

そして迎えた弟の幼稚園生活。抱っこする赤ちゃんもなく参戦する懇談会や親睦会。言い方はおかしいですが、心の底から心細いという言葉が一番当てはまりました。

それでもなんとか頑張れたのは子どもたちに恥ずかしくない母親でありたいと思えたことと、次にお話する母の存在があったからです。

母親に心からの感謝と

次男を妊娠したとき、気持ちにも体にも余裕が持てずお兄ちゃんにも寂しい思いをさせていました。そこで、無理を承知で独り身の地方の母に同居のお誘いをしてみました。

母も私の不安定さを知っていたのでしょう。慣れた地を離れ引っ越しを決めてくれました。

そんな母の愛に甘えながら同居生活をしてきましたが、弟が年中さんに上がる頃、家族だけの生活は大切な時間だからと母1人近くのアパートへ移り住むこととなりました。

その頃の私は母という最強の味方がいて、子どもという心の安定剤がいるお陰で学生の頃のように病院に通うこともなくなりました。

それでも、外で子どもに対して心ない言葉をかけられたり、集まりの場で自分の発言に不安になるとそわそわがおさまらなくなるときもあります。
そんな時は寝ている子どもを抱き締めて、心をどうにか落ち着かせています。
HSPであることは大変なことだけではなく、子どもの小さな変化に直ぐに気がつくこともできるのです。ただいま、の一言で気づけたことで対応ができたことも何度もあります。

きっと沢山のママさんが同じように悩んで苦しんでいるでしょう。少しでも同じように感じる人がいることで、救われる気持ちになってくれたらいいなと思います。

初めての前歯強打

かわいい前歯が生え揃い、小走りに走り回ることが楽しくて仕方がない2歳頃。我が家の次男に悲劇が起きました。

ショッピングモールのゲームコーナーで遊んでいたとき、パパに見てもらって私は少しお買い物をしていました。用事を終え、戻ってみると大泣きの次男の姿が。
パパに話を聞くと、楽しくて走ってゲームに向かったら転んでしまい顔をゲーム機に打ったと言うのです。
口から血が出ていたので、なだめて車に乗り込み良く見てみると、2本の前歯の歯茎から血が滲んでいます。恐る恐る触ってみると明らかにグラグラと動く前歯。

すぐに自宅近くの歯医者さんに連絡をして受診となりました。

歯の捻挫?

歯医者さんで先生に診てもらったところ、前歯が動揺していると言われました。前歯を強く打ったことで捻挫のような状態になっている。ということでした。

初めての歯医者さんに大人しい次男。処置としては、ボンドの様なもので両隣の健康な歯と繋ぎ会わせ支えてもらうものでした。違和感もあるし、歯磨きで取れるかも知れないけどその時は気にしないでと言われました。

堅いものを前歯で噛まないように注意して過ごして、次の受診の頃には無事に前歯はくっついてくれました。

それでは終わらない前歯の悲劇

その後は無事に過ごしていたのですが幼稚園のお友達とトランポリンで遊んでいた時、お友達の頭が次男の口に当たってしまいました。

泣き出した次男の前歯の歯茎からまたもや血が出ていて、歯もグラグラしています。急いで歯医者さんに向かうとやはり前歯の動揺でした。救急行った歯医者さんで、処置がなかったため次の日別の歯医者さんに行きました。

前回もぶつけたことがあることを伝えるともしかしたら神経が死んでいるかも知れないと言われました。

2度あることは3度ある…そしてその後

2度の悲劇から程なくして、今度は自宅でお兄ちゃんと遊んでいたとき次男の泣き声が。何事かと思い見に行くと口を押さえる次男。今回も前歯2本がグラグラとしています。少しの諦めを感じながら歯医者さんへと向かいました。

先生の話によると、神経が死んでしまうと歯の色が黒っぽく変わってくること。ただ、次男のように何度もぶつけたりしていると、大人の歯が白く濁った色で生えてくるかも知れないと言われました。

それからは生え変わりまで抜けてしまわないように前歯がんばれー!とひたすら願っていました。

そして今度こそ無事に迎えた乳歯の生え変わり。生え変わった前歯は、少し白くなっているところはあるものの近くで見ないとわからない程度。

小学2年生の今は転んで前歯をぶつけることもなく平和に過ごしています。

気を付けていても防げない怪我はありますが、できることなら無事に過ごして欲しいと思います。
我が家の子どもたちにも大なり小なり私が叫んでしまうような怪我をしてきました。
きっとこの心配は子どもがどんなに大きくなっても、続くものなのだと感じる毎日です。