お兄ちゃん2歳時の1日の流れ

我が家には小学校6年生と2年生の男の子がいます。

今回はお兄ちゃんが2歳の頃のことです。
パパがお仕事の平日はほぼ毎日朝8時位から公園に行き、スーパーが開くまでに2時間程度遊んでいました。お出掛けが大好きで、雨の日もレインコートを着てお散歩をしました。

その後お昼を食べてから1~2時間ほどお昼寝をします。
お昼寝から目が覚めるとご機嫌に遊び出し、夜は9時には寝ていました。

 

お昼寝のできない日は必ず夜泣きをする

そんな規則正しい毎日のパターンも、休日お出掛けをしてどうしてもタイミングが悪く、お昼寝をできない日がありました。

そのような日は、夕飯を食べる頃にはウトウトしてしまい、夜の7時前には力尽きて寝てしまいます。

そんな日ほど要注意なのです。
寝て程なくすると、お兄ちゃんが寝ている2階から泣き声がしてきます。

いつもは夜9時に寝て、夜中何度か起きることがあっても喉が渇く時くらいなので、お水を飲んでそのまま静かに寝ているお兄ちゃん。
しかし、お昼寝ができない日は、夜中に何度も泣きながら起きるのです。しかも寝ぼけているのでなかなか泣き止まず困り果て抱きしめてあげることしかできませんでした。

 

お昼寝の役割は

子どものお昼寝には、午前中に遊んだ体力を回復させたり、ストレスを軽減させたり、その日あった出来事の記憶を定着させたりする等、とても大切な役割があると言われています。

子どもは親とお話ししたことや、聞いたことなどから言葉を覚えます。

その言葉の定着のためにもお昼寝は必要と言われています。そして、記憶を司る海馬の発達にもとても大切だと言われています。

お昼寝をしないと夜寝付きが悪くなってしまうと言われますが、うちのお兄ちゃんの場合は夜何度も起きて、わけもわからず泣くという症状で出ていました。

 

子どもの生活に合わせること

赤ちゃんの頃と違い、歩き回るようになってからの夜泣きは親が少しでも気を使ってあげることで、防げたり軽くなったりするものだと感じました。

家族での休日のお出掛けは午前のうちに行き、昼食後はベビーカーでぐるぐる歩き回りお昼寝をさせ、夜はそれまで通り9時に寝せるようにしました。
これを守ることでお兄ちゃんの場合は夜ぐずることもなくなりました。
早く寝ることで朝も早起きができ、自然と早寝早起きの習慣ができました。

そんなお兄ちゃんも今では小学6年生です。

毎朝6時に起きて部活に行っています。小さな頃からの習慣で今でも夜も9時には寝るので、早起きも苦ではなく、朝食もモリモリ食べて風知らずの元気な子どもになりました。

これは我が家のお兄ちゃんのケースですが、今子どもが夜突然泣き出すなど、少しでも悩んでいる方の参考になればいいなと思います。

普段はやんちゃな男の子だけど

我が家には小学校6年生と2年生の男の子がいます。

次男は、普段外で遊ぶのが大好きです。ヒーロー番組が大好きで家の中でも走り回っています。

そんな次男の隠れた特技が、折り紙なのです。

夜寝る前におもむろにタブレットを持ってきて真剣に検索をします。それから何を折って欲しい?と聞きながらいそいそと折り紙を取りだし黙々と折り始めます。
出来上がったら飾ってねと言うものは壁に貼ったり、テレビ台において飾ってあげています。

 

きっかけはインフルエンザでお休みをしてる時

次男が折り紙で遊ぶようになったのは、年長さんの時にインフルエンザになったことがきっかけでした。
熱が下がっても外に行けないストレスを緩和するために、一緒に折り紙をしようと誘ったところ、思った以上に楽しかったようです。

もちろん最初から上手に折れるはずもなく、私と一緒に折り方を確認しながら進めていきました。山折りや谷折りは幼稚園でもするので簡単にできます。
しかし、矢印から袋を開く、かぶせて折るなど難しいところも多く、横で同じものを一緒に折りながら手を貸して完成を目指しました。

すぐ飽きるかなと思っていたのですが、元々可愛いものが大好きな次男なので、出来上がっていく折り紙に顔を描いては嬉しそうにしていました。

幼稚園に復帰するまでに、かなりの数の折り紙ができあがりました。

 

退職をする先生へのプレゼント

次男の幼稚園の卒園式の後日、年長、年中、年少時の担任をしてくれた大好きな先生が三人全員辞めてしまうことが決まっていました。
そこで次男も何かプレゼントをしたいと言い、相談をした結果、折り紙で花束を作ることになりました。

花束3個なので、かなりの数のお花を作らなくてはなりません。
可愛く見えるように花の先を鉛筆の棒の部分でくるっとするところまで頑張りました。1日では終わらず、何日かかけて折り続けました。私も茎の部分を手伝い、かわいい花束が出来上がりました。

先生とのお別れの日、花束を袋に入れて渡したところ、お部屋に飾るねと、とても喜んでくれました。次男も大満足の様子でした。

 

折り紙で集中力がつく

最初は難しい折り方があると私に聞いてきたり、失敗をして不思議なものが出来上がったりもしていました。
それはそれで楽しかったのですが、あれよあれよと上達し、今では少し難易度の高いものまで折れるようになりました。

1度始めると30分以上は折り続けています。一つのことをじっくりすることで、折り紙の他に、勉強面や絵を描く時にも集中力がついたように思います。

学校ではお友だちに折り方を教えて上げたりすることもあるようで、仲良くなるきっかけになっています。

今でもお誘いがあれば一緒に折り紙を折りますが、次男の方が早いためついていくのが大変です。
何となく始めた折り紙ですが、これからも楽しく続けていってくれたらと思います。

まさかのうずらの卵?

我が家には小学6年生と2年生の子どもがいます。

小学6年生のお兄ちゃんには食物アレルギーがあります。でも、お兄ちゃんのアレルギーは血液検査ができないものでした。

気がついたのはお兄ちゃんが小学1年生の時でした。
登校直後から嘔吐をしていて具合が悪そうなので迎えに来てくださいと、学校から電話がありました。
急いで学校に駆けつけたところ、青ざめた顔のお兄ちゃんがいました。
家に帰り少しの間休むと体調も回復し、吐き気もなくなりました。

疲れから来るものとも思いましたが、今回のように食後に嘔吐してしまうことが幼稚園で、家でもあったことを思い出しました。

症状は吐き気のみです。そしてその時決まってうずらの卵を食べた後だと言うことに気がつきました。

 

すぐに小児科へ

 

小児科へ行く前にインターネットで調べたところ、うずらの卵は鶏卵よりもアレルギー反応が弱いとありました。そして鶏卵のアレルギーがある人の半数は反応するとも書いてありました。
しかし、あるママのブログでお兄ちゃんと同じようにうずらの卵のみにアレルギーが出て、症状も嘔吐のみの子どもがいることを知りました。

小児科へ行き先生にお話をしたところ、今まで鶏卵でアレルギーが出たことはあるか。パンやお菓子などを食べて嘔吐したことはあるかを聞かれました。

今まで一度もないとお答えしたら、血液検査では鶏卵しかないので検査をしても反応は出てこないと言われました。これは他のアレルギー科の先生にも言われました。

もちろん、アレルギー反応が出ている以上アレルギーであることには違いはないので、うずらの卵を摂取しないように気を付けてと言われました。学校の給食も除去すれば食べても大丈夫と言われ帰宅をしました。

 

学校への連絡とその後

学校へは次の日連絡帳に書いてお知らせしました。
病院に行き、項目がないので血液検査はできないが、食物アレルギーであると診断されたこと。給食の時には、うずらの卵を取り除けば問題ないと言われたこと。
当時1年生だったこともあり、少し不安だったのでうずらの卵が出たときには声をかけていただけるようにお願いもしました。

ところがある日、ママ友からこの間うちのお兄ちゃんが学校で給食のあと吐いていたみたいで大丈夫だった?と言われました。

初めて耳にすることで驚いて、学校から帰ってきたお兄ちゃんに直ぐさま聞いてみました。
お兄ちゃんによると、給食の時に先生が好き嫌いは駄目と、無理やりうずらの卵を食べさせられたと言っていました。もちろん、お兄ちゃん自身は食べちゃいけないことを知っていたので、吐くから食べられないと先生にも言ったそうです。

しかし、1年生の中でも口下手だったお兄ちゃんの言うことは先生には届きませんでした。

以前朝から学校で嘔吐した時には連絡が来て、私の都合も聞かず今から直ぐに迎えに来てくださいと強く言われました。
しかし、今回は先生の過失だからか1度も連絡はなく、もしママ友から聞かなければ知ることもなかったことでしょう。

学年が上がる度、食物アレルギーの診断書のことで担任の先生と話し合いました。
そして、1年生の頃無理に食べさせられて嘔吐したことも伝えていました。3年生の頃からは学校に情報が行き渡り連絡事項に書けば良いこととなりました。

 

あきらめないで伝えることが大切です

学校に行ってしまえば目が届かなくなり、何が起きているかとても不安です。
無理に食べさせられることはあれ以来なかったものの、理解不足からか、先生の説明がなかったのか、お友だちから好き嫌いじゃないかと言われることは何度かあったと言っていました。

診断書があるものだけがアレルギーとして認められるものではないことを、もっと多くの人が理解してくれたらと願います。

育児本に忠実に

我が家には2人の小学生の男の子がいます。
今回はお兄ちゃんの離乳食についてお話ししたいと思います。

お兄ちゃんの離乳食は、何度も何度も繰り返し読んだ育児本に忠実に、5ヶ月からスタートしました。
完全母乳で育ったお兄ちゃんですが哺乳瓶を嫌がらず、離乳食を始める前からお茶や果汁を飲んでいました。

母乳以外の味も抵抗なく受け入れてくれていたのでおもゆを与えてみたら、顔色ひとつ変えずに与えられるがままに食べていました。

その後も小分けにして冷凍が楽だと本で読んだ通り、おかゆや柔らかく煮たお野菜などストックを作り育児本通りの優等生な離乳食を続けていきました。

 

プチ便秘になっちゃった

好き嫌いも特になく美味しそうに離乳食を食べていたお兄ちゃん。ですがやはり体は固形物にびっくりしたようでうんちが出にくくなってしまいました。

母乳だけの時もうんうんと苦しそうにしていたことがあり、便秘にならないように水分を多目に与えていました。けれど、思った以上に赤ちゃんの体はデリケートでした。

そこで始めたのが毎朝のバナナヨーグルトです。

酸味の少ないヨーグルトを選び、砂糖はかけず、バナナを潰して混ぜただけのものです。もともと離乳食は味が薄いのでバナナのほのかな甘味が美味しかったのか喜んで食べてくれました。
このバナナヨーグルトのおかげで便秘も治り、離乳食を終えてからお兄ちゃんが幼稚園に入るまで続く習慣となりました。

 

離乳食に思うこと

お兄ちゃんの離乳食はとても上手に進んでくれて、新米ママには大変ありがたいものでした。

お出掛けの時には市販の離乳食を持って行きました。それらも飽きることなく全て完食をしていました。
さらに、うどんが大好きだったお兄ちゃんですが、好きなものにはこだわるようで出汁からとったスープじゃないと食べてくれないなど、困ったこともありました。

とても頑張ったお兄ちゃんの離乳食ですが、初めての子どもということで手の抜きかたも分からずひたすら育児本と向き合ってきました。
もともと料理が好きなこともあり、離乳食作りは楽しかったのですが、それよりも子どもが初めて口にするものの反応を見ていることがとても幸せな時間でした。

しかし離乳食が上手に進んでも、幼児期になると好き嫌いは出てきます。あんなに楽だった離乳食が嘘のようにお兄ちゃんの幼児期の食事にはとても苦労をしました。

そんなお兄ちゃんですが、小学6年生の現在好き嫌いもほとんどなく毎日給食を完食しています。

ですから離乳食で食べないものがあっても大丈夫です。
幼稚園や保育園に通うようになると、皆で食べる給食やお弁当が楽しくて、どんどん食べてくれるようになります。

離乳食を進めているママさんは、離乳食の短い期間を子どもと楽しみながら過ごしてほしいと思います。

緑の野菜を食べさせたい

我が家には小学校6年生と2年生の男の子がいます。

下の子が生まれる前、どうにか緑の野菜をたくさん食べさせたいと思い、ポタージュを作っていました。
上の子には甘めのポタージュがお気に召した様子で喜んで飲んでいました。

下の子が普通の食事をとるようになったころ、上の子の時のようにポタージュを作りました。
しかし、彼には甘めでもったりした温かい食感が合わず、飲まないと言われてしまいました。

 

母は考える

そこで考えたのが野菜ジュースです。

市販の野菜ジュースはどれも好きではなく飲まない息子。大好きなバナナの味ならと思いたち、凍らせたバナナ、ニンジン、小松菜、少しのリンゴを入れてミキサーへ。

見た目はとても緑色。

ブロッコリーは好きなので、緑色に拒絶もなく素直に飲み始めました。
すると、バナナの自然な甘味が良かったのか美味しいと飲んでいました。

 

我が家の習慣

下の子が2歳から始めた朝の野菜ジュースも、7年目になりました。

旅行に行く時以外はほぼ毎日飲んでいます。子どもたちも旅行で数日飲まないと落ち着かないようです。
中身は小松菜とバナナ以外は季節の果物を入れていて、小松菜が辛い時期などはハチミツを入れたり牛乳を入れて調節しています。

その時々で、今日は小松菜が辛いね、梨の味がするね、と話をすることで朝から子どもたちとの会話も弾むので私も楽しく続けてこられました。

野菜を食べてほしくて始めた野菜ジュースですが、それ以上に子どもとの毎朝の会話であったり、美味しくなーれとミキサーを回す時の幸せな気持ちなど、得られるものがたくさんありました。

子どもの部活などで朝が早くなることもあると思いますが、少し早起きをして出来る限り毎朝の母の味を続けていきたいと思います。

泣きながら帰った日

我が家の上の子は先生に怒られても、学校で泣くことがあっても、家に帰ってくる時はいつも元気に帰ってきます。

ところが五年生のある日だけは違いました。

おとなしく帰ってきたと思ったら泣いている上の子。理由を聞いてみたら帰りに嫌なことがあったと言っていました。

 

学校からの話

泣いている息子に、何があったのかを聞いてみました。

委員会の帰りに、突然去年同じクラスだった大きな男の子から顔が変と言われ、ランドセルを引っ張られ倒されたと言うことでした。
内容も内容だったので、学校に連絡をして担任の先生に一任して連絡を待つことにしました。

次の日学校から電話がきました。
どうやらその場を見ていた子が何人もいたようで、その子たちから話を聞いたとのことでした。
その内容が、息子が言っていたよりさらにひどく、ランドセルを蹴られ、ランドセルに繋いでいた鍵も引っ張られていたようでした。

しかし、なにより息子は顔が変と言われたことがショックで、蹴られたこともされたことも覚えていませんでした。

担任の先生からは、相手の親御さんにも連絡をしますと言われました。

 

その後と暴力の捉え方

先生との話し合いで、相手の子どもから謝ってもらい、話し合いは終わったものの、担任の先生からは次のような話をされました。

「すべての子と仲良くする必要はない」ですよと。

危険から逃げることも自分を守る手段ということ。そして、なるべく近寄らないことでした。

後に、相手の子の母親と交流のあるママ友達から、相手のおうちに先生から連絡がきて子どもに注意をしたことを聞きました。
その内容は、息子へ暴力を振るったことに対しての注意のみで、先生から「顔が変」と言ったことは伝わっていなかったようです。

息子は、顔が変と言われたことに深く傷つき、その後の暴力を覚えていなかったのですが、周りから見ると大人も子どもも、蹴ったことに対して重点を置いているように思いました。

僕の顔、変じゃないよねと泣きながら帰ってきた息子の気持ちを思うと、結果としては少し納得のいかない部分もあります。

どんなことがあっても相手の容姿に関してものを言う理由にはならないこと。

どの子も皆、親にとって大事な子どもなんだから傷つけてはいけないことを、再度話し合うきっかけになった出来事でした。

いないとさみしい

我が家には、小学校6年生と2年生の男の子がいます。

3歳半離れていますが、休みの日には1日中一緒にいるほど仲良しです。お兄ちゃんは、大人しくテレビを見たいときもあるけれど、弟の遊ぼう攻撃にしょうがないなと付き合うこともしばしば。
もちろん長く一緒にいればいるほど喧嘩も絶えません。夏休みは1日一回喧嘩をしながらも一緒に遊んでいました。

そんな中、ゆっくり過ごせる小学校最後の夏休みということでお兄ちゃんが一人で新幹線に乗って祖父母の家に行くことになりました。
私と下の子でお兄ちゃんを見送りに新幹線のホームまで行き、新幹線が来るのを待っている間いつもはうるさい下の子がどんどん静になっていきました。
いざ、新幹線が到着すると、上の子が寂しくなり涙。それでも笑顔で行ってきますと乗っていきました。

それを見届けた下の子は、新幹線が走り出したとたんにウエーンと声をあげて泣いていました。
あんなに寂しくないよと言っていたのに、新幹線に乗せられていくお兄ちゃんを見て寂しくなってしまったようでした。

 

指折り数えて兄を待つ

思えばお兄ちゃんが5年生の時の二泊三日の林間学校でも、下の子は寂しくてつまらなそうにしていました。
それが今度は五泊六日。待てども待てども帰ってきません。指折り数えてお迎えの日は朝からテンション高めな下の子。

今度はパパも一緒にホームでお兄ちゃんを待ちます。
新幹線が見えてきた頃からおおはしゃぎ。お兄ちゃんが降りてきたら喜びの舞を躍るほどで、私と繋いでいた手を放して、お兄ちゃんと手を繋ぎ歩いて行きました。

 

母の願いはこのまま仲良く

こんなに仲良しな兄弟ですが、お兄ちゃんは来年から中学生。

勉強も忙しくなり、帰りも遅くなります。一緒に遊べる時間もなくなることでしょう。
下の子には今年までしかこんなにいっぱい遊べないんだよと言っていますが、来年には遊んでくれないお兄ちゃんに悲しくなり泣いていることだと思います。

そんな寂しさを乗り越え、これからも二人仲良く、兄弟でしかできない話をしたり助け合ってくれたらいいなと願っています。

乳歯が生えてきた

離乳食を食べ始める頃、にょきにょきと顔を出す可愛らしい乳歯。
子どもの成長を喜ぶ半面、心の中では歯磨きのことで頭がいっぱいでした。

まだ前歯だけの頃は、小さな小さな歯ブラシでシャカシャカするだけで良かったのですが、奥歯が生えてきてからが大変でした。

 

泣いても怯まず

初めから歯磨き好きな子どもを見たことがありません。
例に漏れず我が家の二人の子どもたちも歯磨きの度に嫌がっていました。

私の考えですが、虫歯になって歯医者さんで泣きわめかれるより、家で泣かれながらでもきちんと歯磨きをした方が楽だと思いました。
それなので、泣いてもわめいても、足で両腕を押さえつけ毎朝毎晩隅々まで歯磨きをしていました。

そんな日が続くと子どももいつか諦めるのか、泣くこともなく歯磨きをさせてくれるようになりました。

虫歯ゼロ

小学校五年生くらいまでは、自分だけでは上手に歯磨きができないと聞いたことがあり、上の子の仕上げ磨きも夜のみ続けていました。

現在、上の子が六年生、下の子は二年生です。二人とも、乳歯の頃から一度も虫歯になったことはありません。親の使った箸で食べさせないとかキスをしないとか、そんなことはなく、歯磨きだけは丁寧にしてきました。

赤ちゃんの時押さえつけてまでする歯磨きはかわいそうな気もしますが、虫歯になって治療することを思うとほんの少しの期間頑張ると子どもは慣れます。

皆がそうかは保証はできませんが、物凄く泣きわめいていた我が子も上手に歯磨きをさせてくれるようになりました。

今頑張っているママも、くじけそうなママも、少しでも参考になればと思います。

気持ちの変化

二人目が生まれる前、こんなに上の子がかわいいのに生まれてくる赤ちゃんを同じようにかわいいと思えるのか…という心配をしていました。

ところがいざ二人目を出産すれば、とても小さいその姿にそんな心配は皆無でした。
上の子はもちろんかわいいのですが、下の子は何をしても小さいだけでかわいいのです。そうすると目につくのは3歳半違いの大きな上の子。

小さいはずなのに大きく見えて、出来ないことが当たり前なのに、できないことにイライラしてしまう。そしてそれは長い間続きました。

 

寝顔に反省の日々

我が家の上の子はとてもマイペースです。
そして学校の担任からは幼いと言われ続けていました。暴れることもなく、声をあらげることもない、優しい子です。

一方、宿題をやらなかったり、プリントを持ち帰らないなど、度々学校からお電話をいただいていました。

そのころ、下の子は幼稚園児。
勉強のことで怒ることもなく、下の子の要領のよさもあり、甘え上手。当時の私は上の子のできない部分がいちいち目について、起きている間中怒っていました。

そして、寝ている我が子にごめんね、と謝る毎日でした。

 

そんな中見つけた「上の子かわいくない症候群」

なんでこんなに怒ってしまうのか。なんで下の子と同じように接してあげられないのか。
母親失格と感じていたときインターネットで見つけたのが「上の子かわいくない症候群」でした。

要は、下の子は上の子より小さいのだからかわいくて当たり前ということ。上の子を決して愛していないわけではないということが書かれていました。
その通りで、愛しているのに素直に接してあげられないのです。

上の子かわいくない症候群は必ず終わるものだと書いてあり、その場だけでもかわいいね、愛しているよと口にすることで上の子も安心すると書いてありました。

 

心からかわいいと思えた

現在、上の子は小学6年生。
結論としてはあの頃が嘘のように、かわいいと思えるようになりました。
きっかけは、できないことを怒ってばかりいるなかで、上の子の良いところを認められるようになったことだと思います。

人より幼いけれど、人より優しい上の子。
洗濯物を干すお手伝いをしてくれたり、下の子の習い事が心配だからと送り迎えに行ったり。他のママからも驚かれるほど。

これから反抗期がきて、どんどん親から離れていくことを思うと、甘えてくれる今がとても幸せなんだと今更ながら思えたことに心からほっとしています。

ママ大好きと言ってくれる今を大切に、子どもとの時間を過ごしていきたいと思います。

二人目の妊娠

一人目の妊娠生活は、終わらないつわりに加え、切迫早産の入院から無事に正規産での出産となりました。
それから三年半後、二人目を妊娠。初期は一人目よりも更に辛いつわりでした。夜中に起きて胆汁を吐くこともしばしば。
そんなつわりも5ヶ月目頃には落ち着き、二人目にしてつわりは終わるものだと実感できました。

 

おしるし

どんなに気を付けていても体質なのかお腹が張りやすく、7か月頃にはしょっちゅうかちこちになっていました。
下の子妊娠後から、一度も抱っこをねだらなくなった上の子。せめてもと最後に三人で旅行に行き、帰ってしばらくたったある日。偶然にも上の子のおしるしがきた同じ日数で今回も出血がありました。
出産には早い9ヶ月目。そのまま入院となりました。

 

スピード出産

入院後、点滴に繋がれ迎えた36周。点滴を外し出産まで少しの間帰宅となりました。
入院中から続く5分置きの張りはそのままなので、いつ出産となるかドキドキしながらの生活が続くこと一週間。皆が寝静まった月曜日の23時前、お腹の中の違和感と共に破水。救急産婦人科へ向かいました。

一人目は破水から三時間での出産だったので、それよりも早いはずと思ってはいたものの、助産師さんはまだまだかかると思った様子。主人に軽食のゼリーを買ってきてと言ったり慌てる様子もありませんでした。
陣痛室に入り、30分も経たないうちに激痛。子宮口全開で分娩室に移動。点滴の用意もバタバタとしているうちにいきみの波がきました。先生が来るまで待ってと言われてもそうもいかず、二度ほどいきんだのち出産となりました。23時前に破水してから、1時間後の23時55分の出産でした。

 

安産だけど

もし日中で、車が混んでいたら。主人がいなくて、子どもと二人きりの時だったらと思うと安産すぎるのも考えものだなと思いました。
子どもが産める産婦人科が減っているのでなかなか選ぶことも難しいとは思いますが、いざという時のために産婦人科は近場が一番だと感じました。