緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常を取り戻しつつありますが、その裏で懸念すべきことがあります。

それは小児の新型コロナウイルスの感染者数が増えているということです。
10歳未満の感染者数が200人を超え、その9割近くが「4月以降」に感染した可能性が高いことが判明しています。

つまり、小学校に通う低学年の子どもたちの間で、コロナ感染が広がりつつあるということが考えられています。

今まで通りの予防を!気が緩んでいる今こそ注意が必要


画像出典:PhotoACより

5/25現在、学校がクラスターの発生源と考えられるケースが4月に富山市で確認されています。
ただ学校自体も、富山市の小学校のでクラスター発生の件を踏まえて、これまで以上に新型コロナウイルス対策を行っており、必要以上に神経質になる必要はありません。

緊急事態宣言が出ていたときと同じく、うがい手洗いをしっかりと行い。マスクを着用したり、換気をしたりして、学校でもコロナウイルスに感染しないように子どもと話し合うことが大事です。

子どもの表情や普段の行動から危険をいち早く察知しよう!

新型コロナウイルスによって小さなお子さんが重症化するケースは少ないとされています。
2020年5月25日現在で、小児の重症化率は1%以下であり、新型コロナウイルスに子どもが感染したからと言って、すぐに危険な状態になるわけではありません。

しかし、子ども――特に保育園や低学年の子どもたちは「自分の具合が悪い」ということをうまく親に伝えることができません。

「万が一」を避けるため、また普通の病気であっても今は安静にして免疫力を落とさないことが肝心です。

だから、子どもの表情や普段の行動を細かく観察し。ママが「おかしいな?」と思ったときには、積極的に子どもを休ませるなどの対処が必要です。

肺炎のような症状なら速やかに受診を!

先にも触れましたが、新型コロナウイルスに小児が感染して、重症化する可能性は決して高くはありません。

子どもの場合は保健所が受診の目安としている「37.5度以上の発熱が4日間以上」という基準を風邪の症状であっても該当してしまうことがあります。

また日本小児科学会では次のような肺炎の症状が出ていない場合は、受診を勧めないと述べられています。

 

  • ・呼吸数が多い
  • ・肩で息をする
  • ・呼吸が苦しい
  • ・唇や顔の色が悪い

 

つまり、肺炎のような症状が出ている場合は、新型コロナウイルスに感染している可能性が高いので、受診を検討すべき――ということです。

新型コロナウイルスはまだまだ収束してはいません……!

緊急事態宣言は解除されましたが、未だ少数ながらも全国的に感染者は出続けている状態であり、油断は厳禁です。

残念ながら私たちは、まだ当面の間はコロナ対策をし続けなければならないようです。

少しでも早く日常を取り戻すため。そして子どもの健康を守るためにも、今まで通りのコロナ予防対策を行い続けてくださいね!

[参考1]『新型コロナウイルス感染症に関するQ&Aについて』|日本小児学会

[参考2]『コロナ感染が子どもに拡大、わが子の命を守る心得を東大病院医師が指南』|ダイアモンドオンライン

[参考3]『10歳未満の感染、4月以降に急増…外出した親から「家庭内感染」』|読売新聞

小さなお子さんの可能性は無限大!
子どもの個性を伸ばすために、これから習い事を……というママも多いのでは?

今回は、まだまだ小さい乳幼児の習い事についてご紹介します。

子ども「やりたい」が習い事の原動力に!


画像出典:PhotoACより

「ハイハイが好きだから、運動系の習い事を」「お歌が好きだから、ピアノ教室が良いな?」とお子さんの未来を考えて、どんな習い事をさせて良いのかわからなくなりますが、乳幼児の年齢で”適正”、ハッキリしません!

この年齢の「苦手なこと」が成長するにつれて「得意なこと」に変わることもあるので、親が考える「子どもにベストな習い事」は本当に、子どもにとってピッタリの習い事とは限りません。

むしろ、子どもが興味を示すこと。「これやってみたい!」「これ楽しそう」と自発的にやろうとすることの方が”適正”があるかもしれません。

大人もそうですが「自分がやりたい!」という気持ちこそが、1番の習い事を続ける原動力になります。

いろんな習い事をやりたがるけど、どうすれば良い?

友だちがサッカーをしていたら「サッカーやりたい!」と言ったり、アニメのキャラがピアノを引いていたら「ピアノを習いたい!」と言ったり、お子さんによってはいろんな習い事に挑戦してみたいという場合もあります。

ただ、これは習い事に興味は示しているものの「言っているだけ」の可能性が高いのです!

子どもは大人と違って限度がわかりません。
だから、あれもやりたい。これもやりたいといますが、それが本当にできるかどうかは別問題。

本当に子どもがおの習い事をできそうかどうか、適正がありそうかどうかは親が判断してあげる必要があります。

また「友だちと習い事をする」ではなく。「習い事自体」に興味があるようなら、その習い事をさせてみても良いでしょう。

習い事は「子どものやりたい!」が大事

子どもにとって習い事は、遊びの延長線上です。習い事を通じて、遊びの幅を広げていき。充実した時間を過ごすことで、子どもは成長していきます。

また小さい頃に“やりたい”と思える遊びに夢中になれるかどうかで、数十年後の子どもの成長に大きな差が生まれます。

だから習い事は「何をやらせるか」よりも「やりたいことをやらせる」ことの方が重要なんです!

子どもの未来のことを考えて、なるべく子どもが「やりたい!」と思ったことをやらせるようにしてあげてくださいね。

[参考]『乳幼児期の習いごと』|NHK すくすく子育て より

子どもには自由に育って欲しいけれど、どうしても子どもの態度や行動を見ていると、口を出したくなってしまう。

ついつい「もしかして、口を出しすぎてしまっているのかも?」と思ってしまうことありませんか?

今回は、子どもに対する”親の干渉”について考えます。

子どもにどこまで口出しすべき?


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親としては「これをしたら、失敗する!」「これは危ない!」と先回りして、注意をしたくなりますが、子どもは意外と親が黙って見ていれば、しっかりと物事をクリアできることがあります。

もちろん、中には失敗してしまうこともありますが、その失敗の中で子どもが何かを発見し、成長につながることも!

親が黙って見ていても、子どもが自力で物事をクリアできるようになる――そういう力を身に着けることができれば、子育ても少しはラクになるかも?

先回りでケガを回避させるのは悪いこと?

「子どものことを見守りましょう」と言うけれど、じゃあケガをしそうなときも見守っておけば良いの?って思いますよね。

確かに、よほど危険なときは、親がしつけとして叱って、ケガや危険から遠ざけることも大切です。

しかし、ここで忘れてはいけないのは「子どもは本能で自分を守る力を持っている」ということです。

できるだけ安全な環境を作ってあげつつ。失敗やケガをしても大丈夫な状況を作って、見守ってあげる。

その失敗やケガを通じて、子どもは「自分の身は自分で守る」という力を身に着けていきます。

また普段から子どもの感情に共感してあげて、子どもにとって「ママは頼れる人なんだ」と感じてもらうことも重要です。

子どもにとって信頼できる親子関係を構築することができれば「これはダメだよ!」という一言でも、子どもには大きく響きます。
子どもを危険から先回りして回避させるためにも、普段から子どもと信頼関係を築き、親が言っていることを聞いてくれる関係を作りましょう。

「言いすぎかも?」って気づくアナタは偉い!

子育てで一生懸命になっているあまり、あれこれ注意したり、先回りして言いすぎてしまうことがあります。

このときに「もしかして、言い過ぎかも?」と気づくことができるアナタは、すでに言い過ぎに注意できるメンタルになっています。

なぜなら多くのママは自分が言いすぎかもということに気づいていないから。

言いすぎている自分に気づけたのなら、それは次のステップに進むことができるチャンスです!

ときには言いすぎてしまうこともあるかもしれませんが、冷静になって自分を振り返ることができるのなら、アナタはきっと大丈夫。

[参考]『私、口出ししすぎ?』|NHK すくすく子育て より

まだまだ小さな子どもに対して、ついついあれやこれやを口出しをしたくなりますよね!

でも、どこまで言っていいのか。あるいは言い過ぎない方が良いのか……今回はそんな親の子どもへの口出しに関する悩みをお話します。

子どもへの口出しは「量」よりも「質」が大事!

画像出典NHK|すくすく子育て 「子どもの発達が気になったら」より

ついつい、あれやこれやと子どもに口出ししたくなりますが、あまりにも言い過ぎると、子どもは言うことを聞かなくなります。

特に「あれをしなさい!」「これはやったらダメ!」と指示・命令・禁止な言葉使いをしてしまうと、子どもは自分で考えて行動することが出来なくなってしまいます。

そして、結果的に子どもは親が言うことに対して「反発」「我慢」しか出来なくなってしまい、子どもの健やかな成長を邪魔してしまうことにつながってしまうことも……。

そうならないためにも「提案」「依頼」型の言葉使いをして、子どもが”考える時間”を作るようにしましょう。

「提案」「依頼」型の言葉使いにシフトしていくことで、子どもは自分に自信を持ちます。
「ママに●●を任されているんだ!」という自信が子どもの中に生まれ、少しずつですが子どもは親の言うことを聞きやすくなるのです。

口出ししすぎは、子どもが臆病になってしまう?

例えば「あれもダメ!」「これは危ない!」と口出ししてしまうと、臆病な子どもに育ってしまいそうですが、子どもは親の状況や周囲の環境によって、子どもなりに成長していくので口出しをしすぎて臆病になってしまうということは必ずしもありません。

ただ、先にも触れたようにあまりにも口出ししすぎてしまうと、子どもにとっては負担を感じてしまい。萎縮しやすくなるので、あまり言い過ぎないことはやっぱり重要です。

常に「100点」を子どもに求めないで!

親はどうしても子どもに期待をしてしまいます。
その期待が多きすぎるがゆえに、親の期待を裏切るようなことをしてしまうと、子どもに失望してしまいますが、アナタもそうであるように24時間、365日100点を取り続けられるお子さんは、いません!

ときには30点の日や70点の日もあるでしょう。
でも、そんな時でも変わらず、口を出しすぎずに接してあげる、100点じゃない子どもを受け止めてあげることで、子どもは結果的に良い子に育っていきます。

あえて「口出しをしない」ということも大切!

口出しをしすぎると、子どもは萎縮してしまいます。
しかし、あえて「口出しをしない」ということは、親からするともどかしく、どうしてもモヤモヤしてしまいますよね……。

でも、時には口出しをせず、子どもが試行錯誤をしたり、失敗したりするチャンスを作ってあげることも重要です!

その試行錯誤と失敗の繰り返しの中で、子どもは「自分で生きるチカラ」を身につけていきますよ。

[参考]『私、口出ししすぎ?』|NHK すくすく子育て より

新型コロナウイルス感染症で大人も子どもも自宅にいる時間が増えました。
しかし、そんな自宅にいる人を狙った、電話による「コロナ便乗詐欺」も増えており、注意が必要です。

特に子どもが1人で留守番している場合は、子どもから個人情報を盗み取り、その後の犯罪に使おうとするケースも考えられるので、この機会に子どもが留守番中に電話がなったときの対応を考えておきましょう。

子どものタイプ別電話対応マニュアル


画像出典:PhotoACより
子どもの性格や年齢によって対応出来ることは異なります。
仮に小さなお子さんが電話に出てしまった場合は、相手に聞かれるがままいろんなことを話してしまう危険性もあります。

そんなリスクを避けるためにも、予め親がいないときの電話対応を決めておきましょう。

  • ・大人との対応が難しい → 留守番設定にして電話に出させない
  • ・誰とでも対応ができる → 親がいないことを気取らせない、相手の連絡先を聞いておく

大人との対応が難しい場合は、そもそも電話に出させない!

犯罪者からすれば、子どもが1人で留守番している家庭は「カモ」です。
電話や大人との会話に不慣れな子どもが電話に出れば、そこから何があるかわかりません。

そういったリスクを完全にシャットアウトするためにも、小さいお子さんや大人とうまく対応できないお子さんの場合は、そもそも電話に出させないために親がいない間は留守番電話に設定しておきましょう。

誰とでも対応できるからと言って、油断は禁物です!

ある程度、年齢が上がって誰とでも対応できるお子さんがいるとしても。油断は禁物です。
どちらにせよ「子どもが1人で家にいる」という状況は犯罪者にとって、これほど都合が良いものはありません。

だから絶対に「周りに大人がいないことを気取らせない」ようにしてください。

例えば「お母さんは、今、手が離せないので、掛け直しますね?」というように対応させるなど。

その際に”相手の連絡先を聞く”ということで、犯罪者に対してプレッシャーをかけることも重要です。

親子で予め練習をしておきましょう!

留守番のときに、子どもがどんな対応をすべきなのか。そして、実際に電話がかかってきたら、どう対応したほうが良いのかなど、親子で相談しつつ親子で予め練習をしておきましょう。

最近では、オレオレ詐欺などの特殊詐欺が巧妙化しており、長時間話すことがリスクになる場合もあります。

これは大人にも言えることですが、知らない人との電話はなるべく早く切り上げて、自分の情報を与えないようにしましょう!

[参考1]『電話に「親は今いません」はNG?子どもの留守番注意点…ALSOK担当者に聞く』|まいどなニュース

[参考2]『もしも、留守番のときに電話がなったら…』|SECOM

好き嫌いだけでなく、決まったものしか食べないというお子さんがいらっしゃいます。
決まった野菜だけ、決まった味付けだけ。いわゆる子どもの「偏食」に対して、親は何をしてあげれば良いのでしょうか?

好きなものしか食べないのは、大丈夫?


画像出典:PhotoACより

小さい子どもはただでさえ、大人よりも好き嫌いが激しいのに、中には特定のものしか食べないという「偏食」になってしまうお子さんもいらっしゃいます。

特に2歳前後は極端な偏食になりやすく、親が何をやっても偏食をやめないこともあります。
この時期は親としても接し方が難しいですが、いろんなものが食べられるように”すきを見て”いろんなものを食べさせるようにすることも大切です。

基本的には「期間限定の偏食期」なので、気にしすぎないようにしてくださいね。

偏食中の栄養不足は大丈夫?

偏食が激しいあまり、食事をなかなか食べてくれず栄養失調になってしまうのではないか、不安に思うときがありますよね?

もちろん、いろんなものを食べて栄養が取れることにこしたことはありませんが、それが難しいときは「体重の増減」を1つの目安にしてみてください。

仮に偏食がひどかったとしても、体重がほとんど変わっていないようなら、人まずは安心です。
中にご飯と氷しか食べないという極端な偏食もあるそうですので、あまりにも心配な場合は、かかりつけ医に相談をするようにしてくださいね。

濃い味付けのものが好き

子どもはソースやケチャップなど、とにかく濃い味付けが好きになりがちです。
確かにソースなどの調味料は美味しいけれど、塩分も高いし、コレステロールもカロリーも高め。

小さな子どもは味覚が発達段階なので、どうしても味が薄いものよりも、濃いものの方が好きですが、家族全員で「薄味に変える」ことで子どもも自然と濃い味のものよりも、薄味のものを食べるようになります。

また、どうしても濃い味のものしか食べないときは「●●(薄味のおかず)を食べないとこっち(濃い味のおかず)をあげないよ?」と言い聞かせることも重要です。

偏食は一時的なもの!また味の好みも変わっていきます。

小さい子どもの偏食は、一時的なもの。
ママに安心して欲しいのは、子どもの味覚は成長して食べられるものが増えていくということです。

年齢とともに、子どもの味の好みも変わっていくので、必要以上に心配になる必要はありませんよ!

[参考]『困った! 子どもの偏食』|NHK すくすく子育て より

しつけるって難しい。優しく諭しても言うことを聞いてくれないし、かと言って厳しく叱っても、反発ばかりする……。

今回はママが悩んでしまいがちな、子どもに伝わるしつけ方をご紹介します。

いつも同じしつけ方は効果がないかも?


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何度も、何度も同じことを言っているのに、子どもは一向に言うことを聞いてくれない。

そんな時は、あえて普段と違う叱り方や違った言い方、叱る人を変えて見るなど”ワンパターンを崩す”ということが重要です。

なんだかんだ言って、子どもはしっかりママのことを見ています。
「今は叱っているけれど、そのうちママが折れるだろう」とどこか、親を侮っているところもあるのです。

だから「あえてパターンを変えて見る」ことで、子どもが「あれ、今回は違うかも……」と素直に言うことを聞くようになるかもしれません。

ただし親の都合を聞いてくれるとは限らない!

ママが「子どものために」と思って、しつけている場合は言うことを来てくれることがあります。

しかし、ママが「周りの目が気になるから」とか「早くしないと」とか、自分の都合を優先している場合は、子どもは言うことを聞かないことがあります。

だから、そういうときは子どもの目線に立って「こういう理由で、●●して欲しいの」と伝えてみたり、子どもに共感して「今は●●したくないよね~」と寄り添う姿勢を見せると、何もしないよりは子どももアナタの言うことを聞いてくれやすくなりますよ!

あえて「ほっておく」というのも1つの手かも?

ママがいる前で、スーパーの中で走り回る。
ママからすると「やめて!」と叱りたくなることでも、子どもからすると「ママに追いかけられるから楽しい!」という気持ちからの行動かもしれません。

そんな時は、あえて大声で叱るのではなく、じーっと子どものことを怖い顔で見守るということも効果的です。

「ママに何も注意されない」ということは、子どもにとっても怖いこと。
「アレ?」と思って子どもが振りかえれば、それは1つのしつけとして成功しています。

ワンパターンの叱り方、しつけ方は、子どもも覚えてしまう!

そもそも大人だからと言って、叱り方、しつけ方に慣れているワケではありません。
だから、どうしても「ワンパターンな叱り方、しつけ方」になってしまいがち!

でも、そのワンパターンは子どもに見抜かれてしまっているのかも……。

だから、あえての「パターン崩し」で、子どもに少しでもママの言いたいことが伝わるように、叱り方、しつけ方も工夫してみてくださいね。

[参考]『しつけの悩み』|NHK すくすく子育て より

新型コロナウイルス感染症により、お子さんが自宅にいる時間が増えました。

ただ、緊急事態課が解除されたことにより、大人は子どもを残して出社をせざるを得ず、必然的に子どもの留守番する機会も増えています。

そんな親がいないときを犯罪者が狙っていたとしたら……?

子どものタイプ別留守番時の対応マニュアル


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年齢や子どもの性格によって「留守番時に出来ること」は異なります。
「●歳だから、留守番が出来るよね?」ということは決してなく、子どもの出来ることに合わせて、留守番時の対応を教えてあげた方が良いでしょう。

例えば、次のように予め対策を決めておくと子どもも「これだけすれば良いんだ!」と考えるようになるので、留守番時のリスクを減らせます。

 

  • ・大人との対応が難しい → 誰が来てもドアをあけない、電話にも出ない
  • ・誰とでも対応ができる → 決めた相手とだけ対応する。対応の仕方も予め決めておく

 

大人に対して、自分の意思を伝えることが出来ないお子さんの場合は、無理をして大人の対応をさせる必要はありません。

悪意ある人に騙されないためにも、そもそも「誰が来ても対応しない」というルールを決めておく方が安全でしょう。

またある程度年齢が上がって、誰とでも対応できる場合でも、安全のために「親族のみに対応する」ようにしたり、郵便や宅配業者などが来た場合の対応なども、予め親子で相談して決めておくことが重要です。

大人がいないことを気取らせない!

子どもだけでなく、大人ですら騙す詐欺師や泥棒たちの手にかかれば、子どもを騙すことはかんたんです。
ただ「大人がいるかもしれない」と思うと、そんな犯罪者ですら警戒します。

だから「お母さんは今留守です」など大人がいないことを匂わせるようなことを言わないように、子どもに伝えておきましょう。

また、あえて家のテレビをつけっぱなしにして「誰かが家にいる気配」をつくておくことも大切ですよ!

留守番中に泥棒とばったり!という怖いケースも

愛知県では、休校中の子どもが留守番している家に泥棒が押しかけて子どもと鉢合わせをしてしまったケースが何件も報告されています。

幸いなことに、子どもの命まで奪われるケースは今のところ報告されていませんが、犯罪者が子どもに何をするかはわかりません。

最悪な自体に備えて、子どもが留守番していたとしても「鍵をしめる」ということは、徹底しておいた方が良いでしょう。

[参考1]『休校、留守番中にドロボー! 子どもと鉢合わせ相次ぐ 警察「家族で対策を」』|毎日新聞

[参考2]『春休み中、子供だけで留守番をするときの注意点は?』|SECOM

[参考3]『子どもだけの留守番、ポイント3点 宮城県警』|河北新聞

まだまだ成長過程の乳幼児の子どもたちにとって、習い事は遊びの延長線上のもの。

ただ、子どもにはそれぞれ個性があり。みんながみんな同じ習い事に適正があるワケではありません!

子どもの習い事に関する疑問や悩み事について、お話します。

「3歳までに」は1つの目安


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CMや育児本などには「3歳までに脳が育つ」と言いますが、この言葉は正しくもあり、間違っています。

子どもの脳は、たしかに3歳にごろになると大人の脳の80%くらいの重さに成長します。
ただ、これは脳の基盤ができるということであり。学ぶための準備ができるということ。

たった3歳で脳の機能や働きが完成するというワケではありません!

だから、あまり「3歳までに」という言葉に振り回されないようにしてください。

習い事は週1でも大丈夫!

大人の基準で考えると「習い事はなるべくいっぱいしなければ!」と考えてしまがちですが、乳幼児は大人が思っている以上に疲れています。

子どもからすると、保育園などでの集団生活は体力を使うし。頭も使っています。

だから「休む」ということも大切です。
週1の習い事でも、そのお子さんにとっては結構な重労働になっているのかも?

しっかり休んで、親子でゆったりとした時間を過ごすことも、子どもの成長のために必要なことです。

習い事を期待しすぎは禁物!

「この習い事をさせているから、将来安泰だ!」と、ついつい考えてしまいがちですが、習い事の結果がでるのはかなり成長してからです。

それよりも親の「習い事を頑張らせなきゃ!」という苛立ちが子どもに悪影響を与えてしまうことがあります。

こうなってしまうと、子どもは頑張りすぎて無理をしてしまうことも……!

親の関係をちょうど良い状態で維持するためにも、あまり子どもの習い事に期待しすぎないようにしましょう。

子どもの行動を見ることで、習い事を続けられるかもわかります!

習い事をしている途中に、子どもたちは「壁」にぶち当たることがあります。
この時、子どもがどういう行動をするかで子どもの習い事が続くかどうかも決まっていきます。

例えば気がむいた時にでも、習い事に関係することを頑張ろうとするのであれば、その習い事を子どもが「やりたい!」と思っていることです。

逆に「難しいからやらない」と習い事に対して、完全に興味を失っている場合は、その習い事はやめさせてしまうのも1つの手かも……?

[参考]『乳幼児期の習いごと』|NHK すくすく子育て より

兄弟・姉妹の子育ては単純に考えて、労力は2倍です!
1人の子育てですら、てんやわんやなのに上の子も、下の子も平等に接して、自分はキラキラママで――と現実は、なかなかそうはいきません。

今回は兄弟・姉妹の子育てをしているママの悩みに寄り添います。

余裕を持って兄弟・姉妹を子育てするには?


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テレビや雑誌に出てくる、キラキラしたママのようにできれば自分も余裕を持って子育てしたいと考えてことありますよね?

どうしても兄弟ケンカやちょっとした子どもたちのやり取りでイライラしてしまうことがあると思います。

でも、子育ての中でイライラすることはある意味で「当たり前」のことなんです。
まずは自分の中にあるイライラやもやもや、不安な気持ちをしっかりと受け止めること。

そして、周りの人に手助けを求めるということも大切です。
特にパパはママをねぎらって、毎日たった一言「大変だったね、今日もありがとう」と言うだけでも、ママの苦労は報われます。

またママも忙しいさなかではあるものの「自分のストレスを発散すること」を1日の中で、5分ぐらい意識されると少しずつですがストレスが和らいでいきますよ。

兄弟・姉妹の喧嘩は、どうすれば?

親がいくら頑張っても、兄弟喧嘩は発生してしまいます!
ただ、ケンカを通じて子どもたちも、お互いに「人との距離のとり方」を勉強していくので必要なことなのです。

でも、心配なのは兄弟喧嘩が原因で、子どもたちの間にしこりが残ってしまうこと。

そんな兄弟・姉妹の不仲を予防するために、次のことが重要です。

  • ・どっちが悪いと”成敗”はしない
  • ・喧嘩や仲直りのルールを提案してあげる

お姉ちゃんだから、弟だからと「どちらかが悪い!」と成敗してしまうと、子どもの中にもやもやとした気持ちが残ります。

そういった気持を残さないためにも、親は子どもたちにとっての「平等なレフリー」になってあげて、子どもの意思を尊重しながら喧嘩を仲裁するように心がけましょう。

また兄弟・姉妹喧嘩の際には「お兄(お姉)ちゃんは、こう言っているよ」「弟(妹)ちゃんは、こうしたいんだって」と兄弟それぞれに寄り添うことも大切です。

絵本で兄弟・姉妹それぞれに気持ちをわかってもらおう!

ママだけでなく、子どもたちそれぞれに「お兄ちゃんの気持ち」「妹の気持ち」をわかってもらうことも、兄弟・姉妹の子育てをする上で大切なことかもしれません。

ただ、まだまだ大人ほど理解力があるわけではないので「絵本」という形で、それぞれの立場の気持ちを理解してもらうというのも1つの手かもしれませんよ!

子どもたちは絵本の登場人物に気持ちを重ねることで、それぞれの気持ちを理解しやすくなります。
兄弟・姉妹の子育てで悩んでいるときにも、絵本は役に立つので参考にしてみてくださいね。

[参考]『きょうだいの子育て』|NHK すくすく子育て より