大人と同じく、子どももそれぞれ個性があります。
けど、親になるとついつい「この子は他の子に比べて」と他の子と比べてしまいまよね……。

今回はそんな親が抱く子育ての悩みについてNHKのすくすく子育ての[参考記事]『子育ての正解が知りたい②〜子育ての原則って〜』を参考に、どう子育てしていくべきなのかを考えてみたいと思います。

子どもの成長速度は違うから。何歳で●●しないと行けないという「正解」はないのかも?

画像出典:PhotoACより

子育て中についつい考えてしまう「この子は他の子に比べて、成長が遅いのかも」という不安。
確かに育児書などにも「何歳までに~」という記述もありますが、あくまでそれは”目安”であり、正解とは異なります。

大人と同じく、いえ大人以上に子どもは千差万別。同じ親から生まれた兄弟ですら、ココまで大きく違うのに他の子とまったく同じに育つワケがありません。

だから、そこまでお子さんの成長速度を気にしなくっても良いのではないでしょうか?

また「これは今のうちに覚えて欲しい」という事柄があるのなら、無理やりに教えるのではなく。その子が「覚えたい!」という気持ちになるように気持ちを誘導することの方が大事ですよ!

何歳で、どうなっていればいいという疑問に対する専門家の回答

『何歳でどうなっていればいいの?』というママからの質問に対して、専門家の大日向雅美さんと汐見稔幸さんは、次のように回答されていました。

[大日向雅美さん]
わからないことは育児本を参考にしてOK。でもいくら本に書いてあることでも、子どもが興味を示さないことは無理してやらなくて大丈夫です。子どもがいい笑顔になって、それを見たママも幸せになれるようなことをしてあげてください。

[汐見稔幸さん]
何歳でどうなっていれば正解というはっきりした目安があるわけではありません。たとえば早くから文字の読み書きができるようになっても、その後に国語が好きになったり得意になるとは限らないことを自分の子育てで経験的に実感しています。

出典『何歳でどうなっていればいいの?』より一部抜粋

子育ての専門家であり、そして親でもあるお二人の言葉は、子育ての真に迫るものがあるのかもしれません。

確かに子育て本や育児本に書かれていることは参考になりますが、結局のところ子どもが親にやって欲しいと考えていることに興味を持てるかどうかが大切ですよね。

また低年齢の頃に他の子よりも得意だったり、出来ていたことでも成長してからは、普通のレベルになっていたり、逆に興味を失ってしまってその子にとっては、低年齢の頃に出来ていたことがキライなことになってしまっていることも……!

あくまで「●歳までに~」という定義は目安です。絶対的な基準ではありません。
だから、年齢に比べて「出来ていない」ことよりも、逆に「今出来ていること」を大切にしてあげた方が、ママからすると心の負担が軽くなるかも?

子どもの数だけ正解があるのかも。焦らずゆっくり行きましょう!

人間は知らずしらずのうちに自分と他人を比べて、勝手にショックを受けたり、勝手に良い気になってしまったりします。

そして、それは子育てという基準が難しい事柄でも同じみたいです。

自分の子どもは、世界でオンリーワンのかけがえのない存在です。でも、ついつい他の家のお子さんと比べてしまい「うちの子は大丈夫かしら……」と不安になってしまいますよね。

でも、他の子と比べはじめたらキリがありません!

もちろん、ある程度の年齢で出来ていた方が良いことがあるのは事実です。でも、他の子より少し出来ない程度なら、そこまで深く思い悩む必要はないのかもしれませんよ。

[参考]>『何歳でどうなっていればいいの?』|NHK すくすく子育て より

みなさんは、いつもお子さんに対して怒っていることって、どんなことがありますか?

服は脱いだら脱ぎっぱなし。帰ってきたら、宿題もせずにダラダラ……と、あんまりな態度に、ついつい叱りたくなりますが「問題です!」と、伝え方を変えるだけでお子さんの態度も、変わるかも?

叱らずに「問題」を出して、行動を促そう!


画像出典:NHK:子どもを叱りたくなったら…… より

「早く●●しなさい!」と怒ったり、叱ったりしてしまうと、親としても罪悪感が残るし。子どもも素直に行動できないことが多々あります。
(例えば「勉強しなさい!」と怒られるようなこと)

そんなときに、あえて何をしなければならないのかを「問題です!」と子どもに考えさせてあげてみてはいかがでしょうか?

例えば……

 

  • ・幼稚園から帰って、服を放りっぱなし → 幼稚園から帰って来て、することはなんでしょう?
  • ・おもちゃを出しっぱなしで、片付けない → 遊ばなくなった、おもちゃはどうすれば良いでしょう?

 

など、このようにやってほしいことを伝えるのではなく「何をすれば良いのかな?」と考えさせることで、ママもイライラしないし、子どもも叱られずにやるべきことをやりやすくなりますよ。

[参考動画]子どもを叱りたくなったら…

叱る前に「何をしなきゃいけないのかな?」と考えさせてみよう!

いつも、いつも言っているのに、なかなか悪い癖を治してくれない。
子どもだけに限らず、大人にもあることですが、相手の行動を変えるのはカンタンなことではありません。

「叱る」ことはもちろん大切です。でも、叱ることで行動が変わらないのに怒ったとしても、子どもは「怒られた」という記憶しか残りません。

また言われたことをすぐに行動に移さないこともしばしば……。

そんなときには「叱る」のではなく「今、何をしなければいけないのかな?」と考えさせることが大切です。
自分で考えることによって「あ、●●しなきゃ」と気づけば、子どもは素直なので行動に移しやすくなります。

大人だって、そうですが人に言われて行動するのって、なかなかむずかしいことですからねぇ……!

叱ったり、怒らずに、言うことを聞いてもらえるのが1番楽!

「叱る」「怒る」の目的は、子どもに親の言うことを聞いてもらうためです。
でも、叱ったり、怒ったりせずに、子どもが言うことを聞いてくれれば目的は達成されますよね?

今回ご紹介したテクニックは、叱ったり、怒らったりせずに、言うことを聞いてもらうための方法です。

思わず頭が「カーッ!」となったときは、一呼吸置いてから「どんな問題を出せば良いのかな?」と考えるようにすると、スムーズに子どもに言うことを聞いてもらえやすくなるかもしれませんよ。

[参考]『叱りたくなったら…』|NHK すくすく子育て より

子育てって、むずかしい。
同じ自分の子どもでも、それぞれ性格が違うから育て方も変えなきゃいけないし。
「これが正解!」という絶対的な正解がわからないから、本当に悩んでしまいがち……。

今回はそんな「ママ最大の悩み」とも言える”子育ての正解”に対して、NHKのすくすく子育ての[参考記事]『子育ての正解が知りたい①〜子育ての原則って?〜』を参考に、子育ての正解について考えていきたいと思います。

理想の親子関係って、どんな関係

画像出典:PhotoACより

メディア上では「友だち親子」など、友だちのような親子関係を築けることが理想――と語られることもありますが、本当にそうでしょうか?

子育ての方法がそれぞれ違うように、親子の関係もそれぞれ違うのが当然です。
理想の親子関係は、人によって異なります。

まるで友だちのように、子どもが1から10まで相談することが本当に理想の親子関係でしょうか?

本当の理想の親子関係とは、成長した子どもが「自分で考え、自分で行動する力」を親が応援する関係なのではないでしょうか?

子育ては、なんのためにするの?

『理想の親子関係は・・・友達親子?』の記事の中で、2人の専門家(大日向雅美さん、汐見稔幸さん)は、次のような見解を述べています。

[大日向雅美さん]
子どもが自分の手を離れていくことが、子育ての究極の目標だと思います。

[汐見稔幸さん]
子どもが何でも相談してくれることを喜ぶ一方で、同時に親にばかり相談していてこの子は大丈夫かしら?と心配するのが親というものではないでしょうか。

出典『理想の親子関係は・・・友達親子?』より一部抜粋

そもそも子育ては、なんのためにするのか。そのことに関して、お二人は真摯に答えてくれています。

一見すると、なんでも相談できる関係は”親からすると”理想です。
でも、その状況に対して「大丈夫なの?」と心配することも、大切です。

また親に相談せずに、友だちや他の人に相談することは、悪いことではありませんよね?

何でも相談しあえる友だちのような親子関係は理想かもしれませんが、それでは「親離れ」の妨げになってしまうのではないでしょうか。

子育てに絶対的な正解はないのかも。だから、みんな悩むし、考える

「これが正解だ!」という絶対的な、子育ての正解はありません。

だからこそ、いろんな試行錯誤をして、自分なりの答えを出し。その子の将来のことも考えた子育てが必要になるのでしょう。

今回の記事が、子育てに対して不安を持つ悩めるママたちの一助になれれば、幸いです。

[参考]『子育ての正解が知りたい①〜子育ての原則って?〜』|NHK すくすく子育て より

2020年4月から、親の体罰が法律で禁止になります!
厚労省によって、親の体罰を禁止する「改正児童虐待防止法」が4月より施行されます。

一昔まえに比べれば「しつけのために子どもを叩く」というご家庭は、減少傾向にあるようです。

改めて考えると「しつけ」って、本当にむずかしい……!
体罰はしないまでも、上手にしつけるには、どうすれば良いのでしょうか?

しつけの前に一息ついて。しつけよりも大事な「親子の温かい関係づくり」を意識する


画像出典:NHK:しつけってどうすればいいの?より

具体的に「しつけ」って、どうすれば良いのでしょうか?
悪いことをしたら叱る、良いことをしたら褒める――でも、良いことも悪いこともわからない、生まれたばかりの子どもに、それをどうやって伝えれば良いのかは、ほんとうに難しい問題です。

しかし、しつけをする前に、本当に大切なことは「親子の温かな関係づくり」です。

叱ってしまう前に、まず「子どもと良い関係を作るのは、どうしかれば良いのかな?」と一呼吸置くことで、感情的に怒りにくくなりますよ。

また1日中、ずーっと”良いママ”では要られません。
ほんの少し、1日5分程度で良いから「子どもと良い関係を作るのは、どうしかれば良いのかな?」と考える時間を作ることで、自然としつけ方も変わってきますよ。

しつけの4つのコツ 上手な褒め方と叱り方

  • ・ほめるときは具体的にほめる
  • ・子どもの言葉を繰り返す
  • ・なるべく子どものことを肯定する
  • ・叱る時は子どもの人格まで否定しない

小さなお子さんをしつける時には、上記の4つのことを意識してみてください。
特に「ほめるときは具体的にほめる」と「叱る時は子どもの人格まで否定しない」は、しつけの時の盲点と言えるかも。

ほめる時も、怒るときも、それぞれ意識してみてくださいね。

「言い過ぎたな」って、ときは子どもに謝ることで子どもも安心します!

親だって人間です。子どもがいたずらしたり、言ったことを守らなかったら、怒ってしまうのは当然です。

そして、ついついキツイ言葉で叱ってしまって、子どもを泣かせてしまうことも……。

でも、そんなときに「さっきは、言いすぎてごめんね」と言ってあげることで、こじれてしまった親子関係も修復することができますよ!

教育と同じく、しつけにも「正解」はありません。
ご紹介したコツを意識しながら、お子さんと上手につきあってみてくださいね。

可愛いお子さんのために、離乳食を作ってあげたい。
……だけど、時間もないし、正直いってめんどくさい!

そんなママさんは、少なくないはず。でも「取り分け離乳食」を導入し。大人の食事を離乳食として加工する方法で調理をすれば、お子さんにも大人にも、いろいろと嬉しい効果があるみたいなんです。

取り分け離乳食って何? 大人の食事と子どもの食事を同時進行で作る

画像出典:PhotoACより

「取り分け離乳食」とは、まずベースとなる子ども用の食事を作り。その後に調味料や具材を足して、大人の味付けに調整する料理法です。

そもそも、小さな子ども用の食事は「味薄め」「具材小さめ」「油控えめ」というルールがあります。
大人からすると、小さな子どもの離乳食をそのまま食べても正直「物足りない」と思ってしまいますよね?

しかし、離乳食から作って、その後にあれこれ足して大人向けの味付けにすれば、1回の調理で「離乳食」と「大人のご飯」の2つができちゃうんです。

これなら離乳食と普通の食事をいちいち別々に作る必要がないから、時短にもなるから、料理の負担が減りますね!

取り分け離乳食を作る4つのコツは大人にも嬉しい!

  • ・赤ちゃんが食べやすい食材を選ぶ
  • ・旬の野菜を使って柔らかく煮込む
  • ・油を多く使わない
  • ・味を薄めにする

取り分け離乳食を作る4つのコツは、実は大人にとってもメリットがあります。

赤ちゃんも食べやすい食材を選ぶ、旬の野菜を使うこと。これは大人にとってもビタミンを摂取しやすくなり、健康に近づきます。

さらに食事から摂取する油の量を減らすことで、ダイエットにもつながります。
そして、味を薄めに作ることで高血圧の予防などにも効果が期待できます!

もちろん、あまりにも食材が柔らかすぎたり、味がうすすぎたりする場合は、大人ように野菜やお肉、調味料を足せば良いのでご安心を。

大人と同じものを食べられるから、実は取り分け離乳食は子どもにも嬉しい!

離乳食を食べる小さな子どもは、大人と同じものを食べたがります。

そんなときに、取り分け離乳食なら、そんな小さな子どもの「大人と同じものを食べたい」と言う欲求も満たされるので、お食事の時間が楽しくなることも。

料理を作るときの時短にもなって、大人の健康にも嬉しい。そして小さな子どもも喜ぶ取り分け離乳食を、ぜひアナタをお試しあれ♪

離乳食は、子どもが「ご飯を食べて生きる」ことの第一歩です。

その第一歩をどうやって歩んでいくのか、むずかしいことを考える必要はありません。

これからの食事を楽しくするために”少しの工夫”をするだけで、これからのお子さんにとっての食事がより楽しくなるようになりますよ。

「日本の食事」を意識して! お米とお出汁、お野菜の美味しさをこの時期から覚えてもらおう


画像出典:PhotoACより

大人からすると、ついついおしゃれなご飯を食べさせてしまいがちですが、これから日本で暮らす子どもたちが長~く食べるものは、日本食です。

お米が中心で、お出汁で旨味を感じる。旬のお野菜を上手に使ったお料理が多い日本食。
その日本食を成長の過程で抵抗なく食べられるように、次のことを意識してみてください。

  • 1.子どもが食べられるお米の硬さを意識する
  • 2.優しいお出汁の味を感じてもらう
  • 3.旬の野菜をお料理の中にも取り入れる

1.子どもが食べられるお米の硬さを意識する

「お米」は、日本で暮らすなら、毎日のように食べるもの。

お米を食べなれるためにも、お子さんの発達に合わせて食べやすい硬さでお米を食べさせてあげてくださいね。

食べさせ方は「おかゆ」でも「お雑炊」でもOKです。

2.優しいお出汁の味を感じてもらう

昆布だしに、かつおだし。ほのかな出汁の美味しさを離乳食のうちから覚えることで、子どもの味覚が発達します。

小さいうちこそ、なるべく味の濃いものを食べさせないように、注意して!

3.旬の野菜をお料理の中にも取り入れる

四季折々のお野菜や果物が並ぶ、日本の食卓では旬の野菜を味わいを感じやすい環境が整っています。

成長してからも、野菜が食べられるように離乳食のうちから、旬のお野菜を美味しさを覚えてもらうように、旬のお野菜を離乳食の中にも入れてあげてくださいね。

ちょっとの工夫で成長後の食事が変わるかも!

離乳食は、子どもの食育の第一歩。

成長してからの食生活や味覚を発達させるためにも、ご紹介した3つのコツを”できる範囲”で実践されてみてはいかがでしょう?

子どもが病気になってしまったけれど、家にいてお世話することができない。
多くのパパとママを悩ませる子どもの病気は、誰のせいでもありません!

小さいお子さんを抱えて働くパパとママにとって、急な子どもの病気は、本当に深刻な問題。病気だと保育園も預かってくれないし、特に近くに頼れる家族がいないご家庭の場合は、どちらかが仕事を休むしかない――という状況が今、変わりつつあります。

小さなお子さんが病気になったときの”救世主”がどんどん増えています。
それが今回のテーマである『病児保育』というサービス。

まだ小さな子どもを保育園ではなく、病院で預かってくれる。
しかも、その病院にはお医者さんや看護師さんがいるだけでなく、保育士さんもいて、万全の体制でお子さんを預かってくれるんです!

病児保育は保育園にかようお子さんを一時的に預かるサービスのこと

『病院保育』は保育園にかよっている子どもが病気になったときに、家庭に変わって病院で子どもを一時的に預かるサービスのことです。

すべての病院で病院保育の利用ができるわけではありませんが、お住まい地域の近くには「病児対応型」として登録されている病院があるかと思われます。

「病気の子どものめんどうを見て欲しい!」という時には、まず最寄りの病児保育対応病院を探されてみてください。

画像出典:PhotoACより

全国病児保育協議会加盟施設にて、お住まい地域の病児保育対応の病院を探すことが出来ます。

施設について詳しくはコチラをクリック

病児保育利用の条件

病院によって利用できる条件は異なりますが、利用にあたっては基本的には次のような条件があります。

 

  • ・保育施設、或いは小学校にかよっている
  • ・保育園を利用できるほど体調が良くない
  • ・かかりつけ医の診断を受けている必要がある
  • ・かかりつけ医から病状・薬の処方について記載された連絡票を持っている必要がある
  • ・事前に病児保育施設に対して予約を行う

 

病児保育受け入れ施設では、事前に登録が必要なことがあります。

また事前の予約は、多くの病院で「早朝8時ごろまで」となっています。
ただし、人気のある病院はすぐに埋まってしまうこともあるので、予約の際にはなるべく早めに連絡をするようにしましょう。

病児保育利用の流れ

 

  • 1.病児保育施設に事前登録
  • 2.かかりつけ医を受診し、病児保育の利用許可を得る
  • 3.病状・薬の処方について記載された連絡票をもらう
  • 4.登録した病児保育施設に電話で予約をする
  • 5.病児保育施設にて必要な持ち物を持って病院へ
  • 6.子どもを預ける
  • 7.子どもを引き取る際に支払いをする

 

病児保育施設に事前登録をする際に、見学や面談などを求められることがあるので、時間に余裕があるときには事前に病児保育施設への登録をすませておきましょう。

病児保育利用時の金額

◆市区町村運営の施設

  • ・預かり料金:2000円~2500円
  • ・食事代:~500円(保育料込の場合もある)

 

◆NPO、民間運営の施設

  • ・入会金、月額費用:8000円~
  • ・預かり料金:2000円~(お得なプランがある場合も)

 

病児保育の一般的な利用料金は、1回2000円~と病院によって異なります。

病児保育施設の中には、規定の時間よりも、長く子どもを預かる場合は延長料金がかかる場合もあります。事前にご注意を!

インフルエンザでも隔離病棟がある病児保育施設は預かり可能!ただし、ルールは施設ごとに異なります。


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大人も子どももインフルエンザになると、基本的には外に出歩けなくなりますよね。
そして、多くの保育園ではインフルエンザになったお子さんは5日以上(保育園によってはもっと)、保育園で預かることができません。

しかし、病児保育の場合はでは施設ごとに違いはあるものの、保育園ほどはインフルエンザ時の預かりに対して、厳しくありません。
隔離病棟がある病児保育施設では、発症の日数に関係なく「陰性」であると判断された時点で、お子さんを預かってもらえる場合もあります。

また隔離病棟がない病院の場合でも「発熱から3日以降」と、保育園よりはゆるいルールを設けているところもあり、インフルエンザのときも子どもを病児保育なら預けることができますよ。

ただし、なるべくインフルエンザ時でも、子どもを預けられるように、病児保育施設に登録する際には「インフルエンザの時でも預かってもらうことはできるかどうか」を予め確認しておくことをおすすめします。

インフルエンザの子どもは病児保育施設では、どのように過ごすの?

インフルエンザになったものの、病児保育施設に預かってもらえた場合に、子どもは施設でどのように過ごすのでしょうか?

隔離病棟がなく、「発熱から3日以降」などのルールがある病児保育施設の場合は、他の病気と同じように専門の保育士さんと看護師さんが、お子さんを見てくれます。

また隔離病棟がある施設の場合は、通常の病児保育と同じで保育士さんと看護師さんが様子を見てくれる点は同じですが、お子さんは他の子どもにインフルエンザを移さないように、少人数で専用の病棟で預かってもらうことになります。

インフルエンザ以外の感染病でも、病児保育施設で預かってくれます!

多くの病児保育施設では、インフルエンザだけでなく、水ぼうそうや風しんなどの感染病であっても、病気のお子さんを預かってくれます。
※病児保育施設によって異なるので、詳しくは最寄りの病児保育施設にお問い合わせください

保育園で預けられないような病気のときでも、病児保育ならお子さんを預かってくれるし。しかも病院の中だから、何かあったときにも安心できるのが嬉しいですよね。

病児保育のメリットとデメリット 安心感は保育園以上かも!


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病児保育はお子さんがインフルエンザのときや感染症になってしまったときでも、お子さんを預けることができます。

金額も比較的安く、保育園を頼ることができないときの病児保育って、本当に助かる!
しかし、病児保育はメリットばかりではありません。

病児保育のメリット 安心感は保育園以上かも!

 

  • ・パパとママの負担が減る
  • ・保育士さんと看護師さんが子どもを見てくれる
  • ・いざという時は、お医者さんが対処してくれる
  • ・病状や食事、水分摂取などについて事細かに対応してくれる
  • ・一部施設では感染病でも預かりが可能

 

病児保育を利用することで、パパとママの負担は大きく軽減されますし、何よりも育児と看護のプロが自分の子どもを見てくれるという安心感は心強いものがあります。

「もしも」のときも、病院内で子どもを預かっているので、すぐにお医者さんが対応してくれるのも病児保育を利用する大きなメリットです。

病児保育のデメリット お金や他の病気をもらうリスクも……

 

  • ・病気の子どもに寄り添ってあげることができない
  • ・1回の利用にお金がかかる
  • ・かかりつけ医の利用許可書と連絡票を取るのが大変
  • ・予約がすぐに埋まってしまい、利用できないことがある
  • ・他の病気をもらってしまう可能性がある

 

病児保育施設は、施設によって異なりますが1回の利用に費用(2000円~)が発生します。
また利用する前に、病児保育施設に提出するための、かかりつけ医の利用許可書と連絡票をもらわなければならず、午前中は会社に出社ができないことも。

そして「予約ができない」「他の病気をもらう可能性がある」というリスクは、病児保育施設を利用する中では避けては通れないデメリットもあります。

病後の病み上がり時期も利用可能な「病後児保育」って何?


画像出典:PhotoACより

「病児保育」と少し似ていますが、「病後児保育」というサービスがあります。
病後保育とは文字通り「病気になった後」で、まだ体調や具合が良くならない状態で子どもを預けることができるサービスのことです。

病気が完全に治るまえの”回復期”に病児保育施設が子どもを預かるサービスで病児保育施設と同じく、病院が病後児施設を運営していることがあります。

「病児保育」と「病後児保育」の違いは何? 違いを知って上手に活用!

 

  • [病児保育]病気をしている子どもを施設が預かる
  • [病児後保育]回復期の子どもを施設が預かる

 

病児保育と病後児保育は上記のような違いがあります。
病児保育は、そもそも病気では保育園を利用できないご家庭が利用するケースが多いです。

対して「病後児保育」は病気は治っているものの、まだ保育園で預けるのには、体調や体力面で不安――というときに利用されます。

「病後児保育」の利用方法は?

病児保育と違って、病後児保育は「かかりつけ医の診断書や連絡票が必要」というケースは少ないものの。

病児保育と同じく、施設の利用前に予め登録が必要なことが多いので病後児保育も利用前に問い合わせをして、利用におけるルールを確認しておくことをおすすめします!
また病後児保育も預ける際には、子どもを預ける費用が発生します。

ただ病気が治ったあとも、まだ病み上がりで体調や体力面に不安が残るお子さんをお医者さんや看護婦さん、保育士さんがいる施設で預けられるのは、パパとママも安心ですよね。

「うちの子、病気が治ったけど、まだ体調が不安で……」というときは、いきなり保育園を利用するのではなく。子どもの体調と体力が万全になるまでは病後児保育を利用するという選択肢もあることをお忘れなく!

「病後児保育」の登録はお早めに。早め早めの行動が大事!

残念ながら、すべての病院で病児保育を利用できるわけではありません。
限られた施設のみ病児保育が許可されているため、入園前は登録作業だけでも混雑してしまいます。

先にも軽く触れましたが、病児保育の登録時には事前の申込みや登録前の”予約”が必要なケースも多く、そういった登録までのスケジュールのことも考えれば、できるなら保育園の入園から3~4ヶ月前には登録を済ませておきたいところです。

また病児保育施設の登録の際には、施設側からの「面談」や施設内の「見学」が必要になるケースがほとんどで登録をするのに、半日ほどかかってしまうこともあります。
病後施設登録時にも、時間の余裕を持って行動するようにしてください。

安心して、病児保育施設を利用するためにも”早め早めの行動”を心がけ、いつでもスムーズに病児保育施設を利用できるようにしましょうね。

お子さんが病気になっても安心して預けられる病児保育を活用してね!

子どもが病気になったときに、本当は多くのママたちがそばにいてあげたいと思いますよね。

でも、仕事やなんらかの事情により、子どもを預けなければならない――ということは、少なくありません。

そんな時の強い味方が「病児保育」です。病児保育を利用することで、パパとママだけでなく、お子さんも病院という安心できる空間でゆっくり療養することができます。

「子どもが病気になったけど、自分で見られない……」そんなときはパパとママが無理をするのではなく、病児保育を使ってお互いの負担を減らしてみませんか?

赤ちゃんが病気のとき、親はどうすれば良いのでしょうか?
第一子のときは、急な発熱や咳をしただけでも本当に心配ですよね。

自分ではいけないと思っていても、多くのパパとママは突然のことにパニックになってしまうことでしょう。

でも、予め対処方法を知っていれば、適切な対処が可能です。

発熱は身体と病気の戦い!その戦いに負けそうなときが病院の出番かも

大人も、子どももそうですが「発熱」は、身体の中の免疫力が病気やウイルスと戦っている証拠です。
子どもが熱を出しているだけなら、無理に外に出て病院にいくよりもお家でゆっくり療養している方がゆっくり過ごせます。

しかし、普通のご家庭で「子どもが免疫力に負けている!」という判断は、なかなか難しいですよね?

そんな時は次の画像を参考にしてください。

画像出典:NHK:子どもが病気! 家でのケアは?より

発熱時は温めて、熱が上がりきったら少し冷ましてあげましょう!


画像出典:NHK:子どもが病気! 家でのケアは?より
発熱は赤ちゃんが病気やウイルスと戦っているからですが、その戦いを親がバックアップすることはもちろんできます。

その方法の1つが「適切な体温コントロール」です!

赤ちゃんは、そもそも大人よりも体温が高いので少し涼しくしてあげる方が良いですが、熱が上がりきるまではお布団をかけたりして、体温の上昇を親がバックアップしてあげましょう。

また、熱があがりきったら、体温が高くなって体調が辛くなる前に濡れタオルなどで身体を拭いたり、うちわで少し仰いであげて体温が下がるようなケアをしてあげてください。

病気は免疫力獲得のために必要なこと。病気を乗り越えるたびに強くなる!

子どもが病気になると、親としてはどうしても不安です。
しかし、病気になるということは、裏を返せば「次に病気になりにくくするための免疫力をつける」ということでもあります。

大切なのは、病気が重症化しないように、親がしっかりケアをしてあげて、子どもが病気を乗り越えるお手伝いをしてあげること。

ちなみに「急な発熱でも仕事に行かなきゃ……」という時も安心してください。そんなときは病児保育という選択肢もあるので、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

2020年に東京オリンピックがあるだけでなく、小学校の教育も大きく変わります!
今までの小学校の教育は「先生が書いたことをノートに書き写す」というのが一般的でした。

しかし、2020年からは学習指導要領が大きく変化して、「子どもたちが答えをみつけるために学び、考える」スタイルに変わります。

ワークショップ方式って何? 小学校の”全教科”で導入されます!


画像出典:PhotoACより

ママやパパたちが小学校で学んでいた学習方法から、2020年はガラリと変わります。
これまでは「先生が書いたことをノートに書き写す」という学習方法《トーク&チョーク方式》という方法で、子どもたちが”受動的”になって勉強をしていました。

しかし、2020年からは子どもたちが、先生が出した問題に対して「答えを自分で出す」ために”能動的”に、もの事を考えたり、勉強をしたりすることを促す教育法《ワークショップ方式》へと変化します。

ワークショップ方式は「主体的な学び」を身につける教育方法

ワークショップ方式は従来の授業よりも、子どもが自分で考え、自分で答えを見つけていくための力が育む狙いがあります。

これまでの教師が一方的に教える勉強法とは異なり、子ども自身が新しい教育方の中で次のことを学んでいきます。

 

  • ・新しい知識の習得
  • ・新しい知識の活用
  • ・新しい発見
  • ・問題解決方法

 

生徒参加型《ワークショップ方式》の教育方法により、今まで以上に子どもたちは『知識をどうやって習得し、活かすのか』『得た知識による問題解決能力』を身に着けていきます。

端的に言えば、ワークショップ方式により、子どもたちは”生きるチカラ”を小さいうちから、身につけやすくなるのです。

小学校の教育方法が2020年から「トーク&チョーク方式」という従来の教育方法から、子どもの自主性を育む「ワークショップ方式」へと変わります。

アクティブラーニングのメリットとは? 教育によってどんな考え方を身につけていくの?


画像出典:PhotoACより

ワークショップ方式によって子どもは「主体的な学ぶ力」を身につけ、”生きるチカラ”を育んでいきます。
では、その「主体的な学ぶ力」を身につけることによって、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

ワークショップ方式の教育法によって、子どもたちは次のような能力を育みます。

 

  • 1.コミュニケーション力が上がる
  • 2.発想力と考え方が柔軟になる
  • 3.トラブルや問題に対処しやすくなる

 

1.コミュニケーション力が上がる

アクティブラーニングは、子どもたち同士が先生から出された問題や課題に対し、コミュニケーションを取りながらを解決法を探っていきます。

その結果として、いろんな人と話すことになり、コミュニケーション力が上がりやすくなります。

2.発想力と考え方が柔軟になる

従来の教育方法は「1+1=2」という”答えの導き方”を教えるものでした。
しかし、アクティブラーニングは「?±?=2」というように、1つの問題・課題の解決方法を自分たちで考える教育方法です。

例えば答えが「2」になる方法は、いくつもありますよね?

問題の答えが「2」になる方法を自分たちで問題・課題に対する解決方法を考えることで柔軟な発想力を身につけやすくなります。

3.トラブルや問題に対処しやすくなる

「1.コミュニケーション力が上がる」と「2.発想力と考え方が柔軟になる」という2つの力を身につけることによって「まさか!」というトラブルも、自分たちの力で解決しやすくなります。

大人になってからわかることですが、社会には解決方法がわからないトラブルがいっぱい!

子どものうちからコミュニケーション力と柔軟な発想力を身につけることで「まさか!」というトラブルにも対処しやすくなります。

ワークショップ方式は小学校だけでなく、ビジネスの世界でも活用されています!

ワークショップ方式は、アメリカの大学ではじめられた教育方法であり、小学校に先んじるように多くの企業では、すでにワークショップ方式の教育法を導入し結果を出しています。

「今までの教育指導方法が変わる」と言われると、どうしても不安になってしまいますが、決して悪いことばかりではありません!

それどころか、これから何が起こるかわからない時代を生きる子どもたちには、もしかするとワークショップ方式の教育法の方が良いのかもしれませんよ?

ワークショップ方式のために保育園のうちから準備しておきたいこと


画像出典:PhotoACより

ワークショップ方式は、子どもたちが自分たちで先生から与えられた問題や課題を解決する方法を考える教育方式です。

そのためこれまでのような詰め込み型的にひたすら問題を解くというやり方ではなく。「問題を解決するには、どうすれば良いの?」というような「自分で考える力」を育んでいく必要があります。

自分で考える力を育むためには、まず大切なのは”子どもの意欲を伸ばす”ことが大切です。

なぜなら、問題解決に向けて「あーでもないこーでもない」と考え続けるためには、一にも二にも子どもに”やる気”がなければ続かないからです。

ワークショップ方式に備えて子どものやる気を育てる4つのコツ

 

  • 1.「どうしてだろう?」「なんでかな?」と考えるきかっけを与える
  • 2.好きなことを一生懸命にやらせて、集中する習慣をつける
  • 3.子どものペースに合わせて、焦らずゆっくり勉強を教える
  • 4.失敗してもしからず、結果ではなく”過程”を褒めてあげる

 

小学校入学前の子どもたちが準備すべきこと……というよりも、子どもたちの意欲を伸ばすためのパパとママの教育の心構えは上記の4つです。

「どうしてだろう?」「なんでかな?」と考えるきかっけを与えて、子どもが自分で答えを出すのを、ゆっくり待ってあげる。

そして、たとえ子どもが出す答えが間違っていたとしても「どういう考え方をしたのか」「答えを導くために、どういう風に考えたのか」をしっかり聞いてあげて、結果に関わらず《自分で一生懸命に考えた》という過程を褒めてあげてください。

子どものやる気を伸ばすことが小学校の成績にもつながります!

ワークショップ方式の狙いは、子どもたちが自分でやる気を持って難しい問題を解決できる方法を見つけること。

そのためには《問題を解決するために諦めない心とやる気》が必要になるのです。
もしかすると、従来の教育方式に比べると家庭で準備できることは多くないのかもしれません。

しかし、パパとママが子どものやる気、意欲を伸ばしてあげることは小学校での勉強だけでなく、すべてのことにおいて子どもに対しプラスに働くことは間違いありません!

泣いても笑っても学習指導要領は変わる!子どもと一緒に柔軟な姿勢で親も学ぼう♪

もうすぐ小学校に上がるお子さんを持つママやパパからすると、突然の変化に正直不安なのではないでしょうか?

確かに、自分たちが経験していなかった「ワークショップ方式」という教育方法に戸惑うかもしれません。そして、残念ながら親の思いとは関係なく、2020年からはワークショップ方式による教育法が推し進められていきます。

泣いても笑っても学習指導要領は変わります。だからこそ、不安に思わず、お子さんといっしょに親自身もワークショップ方式を学んでいく必要があるのかもしれません。

アナタは『ファミリーサポート』ってご存知ですか?

子どもが熱を出したときは、どちらかが仕事を休まなければならないですが、どっちも仕事を休めないときだってありますよね?

そんな働くパパやママ。そして、専業主婦家庭であっても、子どもから目を離せないけれど外出しなければならない、という方向けに子育てを支援する制度が『ファミリーサポート』です。

ファミリーサポートって何? アナタの近くにもファミリーサポートを利用できる事業所があるかも!


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ファミリーサポートは、お住いの地域において「育児」や「介護」の援助を受けたい人と行いたい人がお互いに助け合う活動のことであり、会員登録をしている人のみが、サポート事業を利用可能です。

各市町村には、それぞれ事業登録している「ファミリーサポートセンター」があります。
最寄りのファミリーサポートセンターに事前に会員登録をしている場合、条件があえばファミリーサポートを利用することができます。

ファミリーサポートではどんなことをお願いできる?

  • ・保育所までの送迎
  • ・保育施設や学校の開始前、終了後の預かり
  • ・学校の夏休みなどに子供を預かる
  • ・保護者等の病気や急用等の場合に子供を預かる
  • ・買い物などの外出の際に子供を預かる

ファミリーサポートでは上記のように、子どもの送り迎えや子どもの一時預かりなどを会員であれば依頼することが可能です。

ファミリーサポートの利用方法は、どうすれば良いの?

ファミリーサポートを利用するためには、まずは最寄りのファミリーサポートセンターに会員登録をしなければなりません。

基本的にはファミリーサポートの利用方法は次のようになります。

  • 1.ファミリーサポートセンター会員登録、研修
  • 2.センターの提供会員と事前打ち合わせ
  • 3.援助センターに援助を依頼(日時を指定)
  • 4.提供会員による援助活動
  • 5.援助活動終了後に報酬の支払い

ファミリーサポートセンターの利用には費用が発生します。
場所によって、ファミリーサポート費用は異なりますが、800円~利用できることもあります。

※詳しくは最寄りのファミリーサポートセンターにお問い合わせください。

ファミリーサポートのメリットは金額だけじゃない!


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ファミリーサポートはお住まい地域のファミリーサポートセンターにもよりますが、1時間800円~とリーズナブルな金額で利用できます。

自分の都合が合わないときに知っている相手に子どもをリーズナブルな金額で預けることができるファミリーサポートは、小さいお子さんを持つパパとママにとって、心強いサービスですがメリットだけでなく、デメリットも存在しています。

この章では、ファミリーサポートを賢く利用するためにメリットとデメリットをご紹介します。

ファミリーサポートのメリットは金額だけじゃない!

  • ・早朝・夜間・休日でも利用可能
  • ・急な仕事、病気や法事の際にも利用OK
  • ・子どもの送り迎えのお願いもできる
  • ・シッターさんよりも金額が安い
  • ・提供会員と親しくなり、孤独感が薄れやすくなる
  • ・提供会員の子どもやお孫さんと友だちになることもある
  • ・保険加入制度があり、万が一の際も安心

提供会員さん次第のところはありますが、他のサービス以上に時間帯を気にせずに、子どもを預けられるのは忙しいパパとママには助かりますよね。

またファミリーサポートは子どもが安全に過ごせる場所を作れるだけでなく、パパやママの孤独感を癒やす効果も期待できます。

地域と一体になって子育てをする――実はそれもファミリーサポートが開始された理由の1つなんですよ!

ファミリーサポートのデメリット ご近所トラブルに発展するリスクも

  • ・ファミリーサポートセンターによっては金額が高い
  • ・提供会員とスケジュールが合わないと利用できない
  • ・提供会員は育児のプロではない
  • ・ご近所トラブルの原因になることがある

ファミリーサポートを提供する「提供会員」のほとんどは、残念ながら”育児のプロ”ではありません。
提供会員の多くは近所にいる心優しい方たちです。そのため人間関係でトラブルになることも……。

残念なことですが、ファミリーサポートの提供会員の方の不注意が原因で、子どもがケガをしたり、事故に巻き込まれてしまったりするケースもわずかながら報告されています。

しかし、最近ではファミリーサポートの提供会員側に対し、自治体が講習を行っているため、不幸な事故が起きにくい状況が少しずつですが整えられつつあります。

ファミリーサポートは、こんなときに助かる!具体例をご紹介


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これからはじめてファミリーサポートを利用する、という方にとって不安なことは「どんなときに利用すれば良いの?」という利用のタイミングのことでしょう。

この章では、ファミリーサポートの利用に関する具体例をご紹介します。

1.仕事の都合で放課後の時間に家にいないときに預かってもらう

子どもの学校が終わってから、いつも家にいない。放課後に家に1人にしているのが不安だ、可哀想――というときも、ファミリーサポートは活用できます。

提供会員さんに、放課後だけ子どもを預かってもらうことで、お子さんが放課後も1人になることを防ぐことができます。

2.急な法事で夫婦で家にいないときに預かってもらう

親戚が急に亡くなってしまい、夫婦揃って列席しなければならなくなった――。こんなときにも、事前に会員になっていればファミリーサポートを利用して、お子さんを預けることができます。

ただし、提供会員さんの都合もあるので、急な用事のときはファミリーサポートを利用できない場合もあるので、ご注意を。

3.仕事の都合で子どもの送り迎えが出来ないときはファミリーサポートにお願い

通勤時間が早く、子どもの送り迎えが出来ない。

事前にファミリーサポートに相談しておくことで、提供会員の方が子どもの送り迎えを代行してくれます。

日常生活の「困った!」をファミリーサポートで軽減させましょう

子どもが小さいうちは、なかなか目が離せません。
1人にすると心配だし。通学も慣れてきた……とは言え、やっぱり親としては、ついていないと不安ですよね。

そんなときにこそ、ファミリーサポートがアナタの助けになります!

子育てが大変なときにファミリーサポートを活用することで、パパとママの負担と心配事を減らことができますよ。

「ファミリーサポートって、どうなんだろう?」と気になられた方は、お住い地域のファミリーセンターに問い合わせをしてみませんか。