自転車の練習方法~4歳と5歳で自転車に乗った子どもたち~
近所の子どもが乗っていたスライダーに興味を持ち始め、長女が4歳になった時そろそろ自転車の練習をはじめてもいいかなと思っていました。
しかし、自転車屋に自転車を見にいったとき長女にあう自転車がありませんでした。自転車屋に有った子ども用自転車はどれも大きいものばかりで、背の小さい長女は足のつま先がつくかつかないかすれすれでした。子ども用自転車はまだ長女には危ないと思い自転車屋で買うことをあきらめ、インターネットを使って子ども用自転車を捜すことにしました。
へんしんバイクとの出会い
インターネットで子ども用自転車を捜していたら『へんしんバイク』に出会うことができました。
わずか30分で自転車デビューのキャッチフレーズにひかれたことや、『へんしんバイク』は3歳児の股下平均37.5cmにあわせて設計されているので、これなら背の小さい長女でも乗れると思い購入を決めました。
私はサイトから『へんしんバイク』を購入しました。2歳から乗れるへんしんバイクもあります。
補助輪付きの自転車では、補助輪に頼ってしまい補助輪をはずしたとき恐怖を感じ、なかなか練習が進まないという話をよくききます。実際私も自転車の練習をしたとき、補助輪を1個外しただけでも怖かったことを覚えています。
しかし、変身バイクははじめから補助輪はありません。ペダルは無しで足で地面をけって進む練習から始めますので、子どもは知らず知らずのうちにバランスをとることができます。
だから、補助輪付きの自転車と違って自転車の練習に対して恐怖心がなくなります。
へんしんバイクを使った自転車の練習方法
1.バランスの練習
まずペダルをつけないで、バランスをとる練習をします。
自転車はスライダーの状態です。5歳になるまで家のまわりや公園で練習しました。足を浮かせた状態で30秒以上のスライドが何回もできるようになってから次のステップに進みました。
2.べダルをつけてこぐ練習
今までは足を使って自転車の操作をしていましたが、自転車操作をペダルに切り替えます。
はじめは子どもの肩や自転車のハンドルを支えて練習します。しっかりこげるようになったら次に進みます。
3.支えを徐々に放していきます。
こぎがしっかりできていれば、支えをなくしても転ぶことがなく自転車に乗り続けることができます。
ついに自転車デビューです。
※ペダルは各自でつけることができますが、自信がなければ自転車屋さんに持っていってつけてもらいましょう。ただしお金がかかります。
長女も次女も2~3は短時間でこなすことができました。
1をしっかり時間をかけて行いました。自転車に対しての恐怖心をなくし、自転車は楽しいものだと思わせる狙いがあったからです。
『へんしんバイク』を使って4歳から練習をはじめた長女は5歳1カ月、次女は4歳11カ月で自転車に乗れるようになりました。
自転車練習の時期
自転車練習に適した時期は秋から春にかけてです。
自転車の練習は体を良く動かすので体が熱くなります。夏に練習すると汗だくになり不快であったり、熱中症が危険です。
暑さがやわらいだ秋から暑くなる前の春が、自転車の練習をするのに適していると私は思います。
私は秋から春にかけて子どもの自転車の練習に付き合いました。冬の練習は、はじめは寒いけどだんだんと体が温まってくるので不快さはあまり感じたことがありません。
もし、自転車の練習をするなら秋から春が良いと思います。
夫婦共働きで子どもの自転車の練習に付き合う時間がない方へ
全国のいろいろな場所で自転車乗り方教室をやっています。自転車乗り方教室に参加された親御さんのお話を聞くことができたので紹介します。
〇自転車乗り方教室に参加した理由
子どもは自転車に全く興味がなく練習をしませんでした。しかし、子どもに自転車に乗れるようになって欲しいと思い参加しました。
〇メリット
・たった1日の練習でスイスイ自転車に乗れるようになりました。
10時ぐらいから練習して、終わる16時ぐらいには自転車にスイスイと乗れるようになったそうです。
・自転車の練習に対するイライラがなくなりました。
他の子どもが乗れるのに自分の子どもがなかなか自転車に乗れない、自転車の練習をしないでイライラすることがありましたが、自転車乗り方教室では第3者がいるのでイライラすることが少ないそうです。
〇デメリット
・自転車乗り方教室に参加するために予約をすることが大変でした。
常に予約がいっぱいで3カ月待ちはよくあるみたいだそうです。
・家の近くには自転車乗り方教室がありません。
自転車乗り方教室に参加するだけのために、車で何時間もかけての移動が大変だったそうです。
・年齢制限、身長制限がある場合があります。
年齢制限、身長制限のため下の子は参加できなかったことが残念だったそうです。
自転車の乗り方教室はいろいろあります。
自転車でバランスをとる練習のみや、実際自転車に乗る練習、障がい物競走など内容はいろいろあります。
年齢や身長制限もあることがある、常に予約がいっぱいの場合もありますのでこれらのことを考慮して、事前に計画を立てて自転車乗り方教室に参加してみてください。