子どもが留守番するときの注意!
新型コロナウイルス感染症により、お子さんが自宅にいる時間が増えました。
ただ、緊急事態課が解除されたことにより、大人は子どもを残して出社をせざるを得ず、必然的に子どもの留守番する機会も増えています。
そんな親がいないときを犯罪者が狙っていたとしたら……?
子どものタイプ別留守番時の対応マニュアル
画像出典:PhotoACより
年齢や子どもの性格によって「留守番時に出来ること」は異なります。
「●歳だから、留守番が出来るよね?」ということは決してなく、子どもの出来ることに合わせて、留守番時の対応を教えてあげた方が良いでしょう。
例えば、次のように予め対策を決めておくと子どもも「これだけすれば良いんだ!」と考えるようになるので、留守番時のリスクを減らせます。
- ・大人との対応が難しい → 誰が来てもドアをあけない、電話にも出ない
- ・誰とでも対応ができる → 決めた相手とだけ対応する。対応の仕方も予め決めておく
大人に対して、自分の意思を伝えることが出来ないお子さんの場合は、無理をして大人の対応をさせる必要はありません。
悪意ある人に騙されないためにも、そもそも「誰が来ても対応しない」というルールを決めておく方が安全でしょう。
またある程度年齢が上がって、誰とでも対応できる場合でも、安全のために「親族のみに対応する」ようにしたり、郵便や宅配業者などが来た場合の対応なども、予め親子で相談して決めておくことが重要です。
大人がいないことを気取らせない!
子どもだけでなく、大人ですら騙す詐欺師や泥棒たちの手にかかれば、子どもを騙すことはかんたんです。
ただ「大人がいるかもしれない」と思うと、そんな犯罪者ですら警戒します。
だから「お母さんは今留守です」など大人がいないことを匂わせるようなことを言わないように、子どもに伝えておきましょう。
また、あえて家のテレビをつけっぱなしにして「誰かが家にいる気配」をつくておくことも大切ですよ!
留守番中に泥棒とばったり!という怖いケースも
愛知県では、休校中の子どもが留守番している家に泥棒が押しかけて子どもと鉢合わせをしてしまったケースが何件も報告されています。
幸いなことに、子どもの命まで奪われるケースは今のところ報告されていませんが、犯罪者が子どもに何をするかはわかりません。
最悪な自体に備えて、子どもが留守番していたとしても「鍵をしめる」ということは、徹底しておいた方が良いでしょう。
[参考1]『休校、留守番中にドロボー! 子どもと鉢合わせ相次ぐ 警察「家族で対策を」』|毎日新聞