長期休みは、日本の伝統文化を教えるチャンスです!

 

「いただきます」ってどういう意味?

 

大人なら知ってて当たり前。でも子どもは知らないこと、多くないですか?例えば、「いただきます」。

 

食材の命を“いただく”ので、手を合わせて「(命を)いただきます」と感謝をして食べるという、これからも伝えていきたい日本の慣習です。

 

そしてこの冬休みは、子どもにそんな日本の伝統を教えてあげるチャンス!

 

おせち料理の意味は?

 

 

お正月料理と言えば、おせち料理。因みにお節料理は漢字で書くと「御節料理」と書きます。

 

おせち料理は年神様に備えるための供物料理。家族の繁栄を願う縁起物が多く、めでたさが重なるように重箱に詰めます。

 

また、おせち料理をいただくときは、普段のお箸ではなく、縁起の良い祝い箸を使います。

 

あとお重に詰められている料理には、すべて意味があります。

 

例えば、数の子は、「子宝に恵まれ、子孫繁栄」。黒豆は、「まめに暮らせますように」。

 

食べながら伝えると、視覚と味覚を働かせながら聞くので、より記憶に残るのではないでしょうか。

 

お年玉の意味は?

 

「お年玉」は、もともとは歳神様からの賜りものとしていただいた「身祝い」のこと。

 

歳神様から新年に授かる「魂」を意味し、歳神様に供えた餅(鏡餅)を下げて年少者に分け与えたのが始まりとされています。

 

お年玉袋のことを「ポチ袋」と言いませんか?この「ポチ袋」ですが、舞妓さんに与えられていたご祝儀袋のこと。

 

「これっポチ(少ない)ですが…」の謙虚な気持ちで渡していたのが始まりとされています。それが今のようにお年玉を渡す時の定番に変化していったようです。

 

お年玉をポチ袋に入れて渡す際、その名称の由来を話しながら渡すとより理解が深まるでしょう。

 

せっかくなので、親子で伝統行事の由来を調べてみませんか?

 

 

日本は周りを海に囲まれた島国。なので独特の伝統行事や文化がたくさんあります。

 

中でもお正月は“おせち料理”や“お年玉”だけではなく、“門松”や“羽子板”など、日本の伝統文化が集中しています。

 

せっかくの長期休み、親子で日本の伝統行事について調べてみませんか。

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