甘えんぼうの子育て

こんにちは。
イラストレーター・絵本創作家のはっとりまりです。

今日は朝から雨が降り、どんよりとした空模様でとても寒いです。今年は暖かい日が続いたので、ずっと夏を引きずっているような気持ちがしていましたが、急に寒くなり、やっと冬支度を始めました。コートやセーター、毛布を出しました。加湿器の出番もやってきました。また、ヒバの葉やピぺリカムの赤い実などをリビングに飾って、温かな雰囲気にしてみました。

赤ん坊は1歳2か月になりました。かなりの甘えん坊で、いつも私のそばにいます。家でも児童館などの施設でも、いつも私が見える範囲で遊んでいます。反対に、長女は好奇心旺盛で、いつもどこか自分の興味のあるところへ行っていました。今でもその性格はあまり変わりませんが・・・。特に歩き始めのよちよちの時期は危なっかしくて、追い掛け回していた印象がありますが、同じ親から生まれても、タイプが違って面白いなあと思います。

ただ、その反動なのか、赤ん坊が生まれたからなのか、長女は今はとても甘えん坊です。

女の子は大きくなってからも無防備に母親に甘えられるけれど、男の子はそのうち甘えなくなりそうだから、赤ちゃんの時にめいっぱい甘えるのかなあ…などと思うこともあります。

男性諸君、そこのところ、どうなのでしょうか?と聞いてみたいです。

子育ては、たくさんの人の力を借りて

前回、コマーシャルさせていただいた個展が終盤を迎えています。たくさんの方々にお越しいただいて、嬉しいのと緊張とで地に足がつかず、毎日ふわふわしている感じなのですが、きっと、この記事がアップされる頃は個展が終わって一息ついているのだろうと思います。

個展の間の土曜日は、家族で会場のカフェにいました。夫は出張があり、夜8時ころカフェにやってきました。赤ん坊はその間、大抵の時間は私におんぶされたり、あやされたりしていました。

長女は、他のたくさんの大人たちに囲まれて、ごはんを食べたり、おしゃべりしたりしていました。その時間が、長女にとって、とても楽しい時間だったようです。世代を超えたいろいろな人たちが集まる空間で、近況や家族のことなどを話し、親ではない大人から、様々な角度で相槌や返答をもらっていたこの時間。特に、子どもは一人だけだったので、注目されてたくさん褒められていた、この時間。

私は、本当にありがたいなあと思いながら、その様子を見ていました。

そして、私はこんな風にいろいろな方々の力を借りながら、子育てをしているのだ、と思いました。そして、子どもが成長する過程で何か行き詰った時などにも、子ども自身が、まわりのたくさんの人生の先輩たちに話ができたらなあ・・・、そんな環境作りをしたいなあと思っています。

絵について

ある日、個展に大好きな絵本作家さんが来てくださって、絵のことや私が今回の個展のために作った絵本のことなど、たくさんお話ししてくださいました。

絵のタッチや描き方などヒントをいただいたので、試してみようと思っています。この連載の挿絵も少し雰囲気が変わるかもしれません。

作品を見ていただくというのは、自分の弱い部分やダメなところも含めてさらけ出すような感じがして、毎回どきどきなのですが、今回もまた作品展をやってよかったなあと思っています。まだ終わていませんが…。
あと数日。どんな出会いがあるか、どんなことが起こるのか、とても楽しみです。

絵本出版のお知らせです。

「えかきのねこ」という絵本が出版されました。イギリスのアーティスト、サラ バトルさんの絵に私が文を書きました。サラさんのイラスト、とってもかわいくて魅力的です。友だちを探したねこの物語です。
読んでいただけたら、ほんとに嬉しいな。

ネットや、書店さんでご購入いただけるそうです。

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サラさんのHP
http://www.sarahvbattle.com

どうぞよろしくおねがいいたします。

 

※イラストの無断転載はご遠慮ください。

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