【子どもの睡眠】22時以降の就寝には要注意!
二女はダウンちゃんです。
生まれつき低緊張で体力がないため、睡眠がとれていないと、すぐに体調を崩してしまいます。
4歳までは毎年肺炎になり入院していました。現在5歳で少しずつ体力もつき風邪も引きにくくなりました。
そんな我が家では毎日、20時には寝る準備を始めます。
「ちょっとくらい遅く寝ても」と、ついおざなりにしがちな睡眠ですが、実は食生活と同じくらい子どもの成長と深い関係があるのです。
脳の疲れは「眠る」ことでしか取れない
日々の体の疲れは、マッサージをしたり、お風呂に浸かったりすることで基本的には回復しますが、脳の疲れは眠ることでしか取り除けません。
これは、子どもも大人も同じで、起きている時間は脳に疲労物質がどんどん蓄積されていきます。
その溜まった疲労を睡眠によって回復するというサイクルを、私たちは毎日繰り返しています。
睡眠が不足になると・・・
睡眠が不足すると、脳の疲れが取れません。
脳機能の回復ができず記憶力が低下するほか、情緒も不安定になります。
また、免疫力が低下し、風邪を引きやすくなるなど、健康面にも影響します。
私もそうでしたが、新生児の時期は、授乳やおむつ替えの回数が多くて、睡眠不足になり、いつもだったら平気なことにもイラッとしたり、旦那さんのちょっとした発言に腹が立ったりしますよね。
それは、ホルモンバランスの影響もありますが、睡眠が圧倒的に不足しているということも原因の一つなのです。
「寝る子は育つ」は、本当です!
子どもは今まさに発達段階にあるので、睡眠が不足すると体にも心にも、脳機能の発達にも大きく影響が出てしまいます。
親が子どもの生活に深く関わってあげられるのは、本当に短い期間だけです。
大体10歳ぐらいまでの間に、ベースとなる「眠る力」「生活習慣力」を養ってあげられるかどうかが大事になってくるそうです。
世界で2番目に睡眠時間が短い日本
日本の中で男女の睡眠時間を比較すると、より寝ていないのは女性で、世界一睡眠時間が短いというデータが出ているようです。
仕事に家事に育児、介護と不眠不休になりがちですよね。
22時以降の就寝には、要注意!
22時以降に就寝する子ども、いわゆる「夜行性ベビー」が増え続けていると言われています。
寝る時間が遅いと、睡眠時間も短くなります。それが、脳の発達に悪影響を及してしまい様々な問題がでてきます。
1.指差しや喃語が少ない
2.情緒が不安定になる
3.多動など、精神の症状が出てくる
4.5歳時点で三角形が書けない
5.小学校4年生で夜型に
6.さらに中学生で肥満
私は睡眠不足が「肥満」につながるということを娘の担当医に聞いた時、びっくりしました。
睡眠不足は内分泌系に悪影響をあたえる可能性があるとして、現代人は睡眠不足になりがちなので大人だけではなく子どもの糖尿病も増えているそうです。
大人以上に子どもは睡眠が欠かせない
赤ちゃんの時はもちろん、独り立ちするまでは親の管理次第で子どもの成長に差が出ると言っても過言ではありません。
親が整える環境次第で、子どもの脳の発達を促し、身体的にも学力的にも健やかに成長してほしいですよね。
早寝をする事で、子どもの成長ホルモンは夜に作られ、早起きすることで、朝日を浴びて体内時計をリセットすることが出来ます。
早寝早起きは、いい事しかないですね!