子どもの嘘泣き
「あれ?どうして、泣き出すの? 」と思ったら、嘘泣きだった……。
嘘泣きされても正直困るし、嘘泣きした子どもに怒れば良いの?
嘘泣きした子どもに対して、どうやってママは接すれば良いのでしょうか?
嘘泣きする子どもの”心”に寄り添ってあげて
画像出典:PhotoACより
実は、嘘泣きをしていても、していなくってもそれは大事な問題ではありません!
大切なのは「どうして子どもが嘘泣きするのか」ということです。
子どもが嘘泣きをする場合、往々にして「ママにかまってほしい」というサインの現れです。
嘘泣きする子どもは、ママに対して寂しさを感じていらっしゃるのかもしれないし、嘘泣きしてまでママともっとコミュニケーションを取りたいと思っているのかもしれません。
だから、子どもが嘘泣きしたら「寂しかったのかな?」と子どもの心に寄り添ってあげて、いつも以上に言葉と行動で嘘泣きした子どもを安心させてあげてくださいね。
「嘘泣き」は、子どもの成長の証かも?
「嘘をつく」ということは、悪いことに思えるかもしれません。
でも、嘘をつくということは次のような能力が子どもに身についているという証拠です。
・嘘をつくことができる知性
・嘘をつくことが出来るほどのコミュニケーション
嘘をついたことを喜ぶことは出来ないとは思いますが、少し視点を変えて「嘘泣き出来るぐらい成長したんだな」と思えば、ママのストレスも多少は和らぐかも?
子どもの嘘は自分にかまって欲しいから
「嘘をついたら悪い子だ!」と思ってしまいますが、子どもの嘘は、大人の嘘とは異なります。
子どもの嘘は基本的に「注意を引こうとするための嘘」です。嘘泣きは注意を引こうとする嘘と言えますね。
また小さいうちは他にも「失敗を隠そうとする嘘」や「想像や妄想が広がった結果としての嘘」などをつきますが、大人の嘘とは違う嘘です。
そして、私たちはついつい忘れてしまいますが、私たち大人も嘘をついたり、嘘をつかれたりして成長した――ということです。
もちろん、たちの悪い嘘や道義的に問題がある嘘はきちんと叱る必要がありますが嘘を叱る前に”嘘をついた理由”を考えてあげると、親子関係はうまく行きやすくなるのかもしれません。