子どもの正しい褒め方
「子どもは褒めて育てるべき」と言われけど、毎日にこにこ褒めるなんて、カンタンにはできません!
でも、テレビや子育て本では「褒めるべき」と言われているけど、どうすれば良いのでしょうか?
そもそも、どう褒めれば良い?
画像出典:PhotoACより
子どもを褒めるって、言うほどカンタンではありません。
ただ「すごいね~」「上手だね~」と言えば良いのか、不安になってしまいますよね?
子どもを褒めるポイントは、親としての自分が「感動したら」です。
例えば
- ・これまで出来なかったことができるようになった
- ・今日は言うことを聞いてくれてお利口さんだな~
- ・嫌いなピーマンをひとかじりだけど食べた!
など、親である自分が素直に「お、すごい!」「わ、えらい!」と感動した気持ちが出たら、素直にその感動を伝えてあげてください。
そして、そのときにややオーバーリアクション気味に、その感動を素直に伝えるとよりグッド!
子どもの気持ちに「共感」してあげて!
「さすが、うちの子!」と、1つひとつの子どもの行動に感動して、親ばかになって褒めてあげることが大切です。
実はそれと同じぐらい「共感」も大切なんです!
これは子どもに限ったことではありませんが、子どもが頑張ったときに「頑張ったね」と褒めて、声をかけてあげること。
苦手なもので一生懸命に食べようとしてくれたその「すごいね」という共感も子どもが求めているものでもあるのです。
感動した気持ちをストレートに伝えつつ、子どもの思いを汲み取って共感してあげる、ということも子どもを褒めることにつながりますよ♪
悪い褒め方ってあるの?
褒めることは良いことです。でも、そほ褒め方に「●●が出来たから偉い」とか「●●を食べられるようになったからすごいよ~」いう褒め方はNGです!
「何かができるから、いい子」という褒め方は、一見すると子どもを伸ばす褒め方のように思えますが、子どもの中では”●●が出来ない自分は親から必要とされない”と考えてしまいます。
そう「条件付きの褒め方」は、子どもにとってプレッシャーや悪影響を与えてしまいます。
本当に子どもを伸ばすためには”子どもの存在をまるごと褒める”ように注意してみてくださいね。
もっと素直に褒めて、子どもに共感しよう!
大人だって、褒められると嬉しいし。頑張ったときや辛かったときには「頑張ったね」「辛かったね」と共感されると、やっぱり嬉しい。
大人に比べて、まだまだ褒められたことも、共感されたこともまだまだ少ない子どもからすれば、毎日のママから褒められること、共感されることは、その1つひとつが特別な思い出になり、頑張る原動力になります。
褒め方ひとつで子どもは変わります。
ただ褒めるのではなく、もっと素直に、もっと子ども共感して、親子で心を通わせるようにされてみてはいかがでしょうか?