我が家の歯科矯正生活の奮闘記!その1 虫歯・歯並び気になりませんか?

はじめまして。私は、北海道在住のしずです。
小学校教諭と幼稚園教諭と保育士の資格を持っています。
7年間幼稚園で働いた後、結婚を機に退職。今は、12歳・8歳・5歳・2歳の4兄弟の母をしながら家業を手伝うバタバタとした毎日を過ごしています。

子どもたちと過ごす中で、気がついたこと、どうしてもお知らせしたいことを発信できたらいいなと思ってコラムを始めました。よろしくお願いいたします。

こどもの虫歯は100%親の責任です!

我が家は、食事の後の歯みがきはもちろん、虫歯予防のジェル、定期的にフッ素の塗布も行っているので、4人とも今のところ虫歯はゼロ!
ただ、次に気になるのは、歯並びのことです。

12歳⇒幼児期に反対交互でしたが、生え代わりで正常に。
大人の歯もキレイに並んでいます。

8歳⇒一番気になる子です。反対交互で噛み合わせもNGで前歯に隙間があります。

5歳⇒反対交互です。今のところ歯並びは、キレイですが、顎の発達の遅れを指摘されています。

2歳⇒今のところキレイに並んでいて問題ないようです。

定期的なフッ素塗布の時にはいつも、特に8歳と5歳の反対交互についてこのままで大丈夫でしょうか?と歯科衛生士さんに伺っていました。
答えは、「小さいうちは、何も出来ないから様子見ね。」と言うものでした。
そうかぁ。じゃあまだ何も出来ないんだと思っていたのですが、8歳の子の歯並びは生え代わりでますます気になるガタガタになっていきました。

離れた所に住む母に、8歳の子の写真をLINEで送った時「あれ、反対交互じゃない?早いうちにできることした方がいいんじゃない?」と言われました。

私は、急に心配になり、歯科矯正を調べてみることにしたのです。
当時スマホに変えたばかりの私は、少し調べただけで「えー?」とかなりびっくりしました。

そこには、低年齢での、顎の矯正の重要性がたくさん書かれていたのです。

「え!そうでしょうか?」衝撃的だった小児矯正歯科での相談

初めての相談。多少緊張ながら、検索した中で、一番顎の矯正を勧めているF歯科に行くことにしました。

レントゲンを撮って、すぐに診察室へ。

先生の第一声は…

「えー。悪いですね。あなたの子育てが悪く間違っているから、この子の歯並びはこうなっているのです!今の親の子育ては9割が間違っています!」

えっ…

私、自分で言うのもなんですが、結構、真面目なんです。
頑張ってるね!とか言われることはあっても、この言葉は初めてでした。何が始まるのか。歯医者さんの診察室で変な汗が出てきました。

以下、先生の言葉です。私の答えは、ほぼ「いいえ」です。
たくさん反論したいことはありましたが出来ませんでした。

あなたは英語は出来ますか?英語が出来ないから、間違った子育てを続けてしまうのです。
英語ができたら、日本の子育てがいかに間違っているか気が付くことができたはずです。

あなたは赤ちゃんの時にうつぶせ寝をさせましたか?
うつぶせ寝は、寝ている赤ちゃんの背骨に成長する刺激を与えるために必要なのです。

あなたはおしゃぶりをさせましたか?
指しゃぶりは歯並びが悪くなりますが、おしゃぶりは欧米では3~4歳までさせるのが常識です。
おしゃぶり売り場を見たことはありますか?月齢別に何十種類も発売されていますよ。
鼻呼吸の確立のため使わなくてわならないのです!

え~、本当でしょうか?

先生のお話は続きます。

人間の成長は、正しく刺激を与えれば正しく自然に成長していきます。ただし、正しくです。
間違った刺激はそれをそのまま成長させるのです。
中国のテンソク然り、もしもドラえもんが好きだからと子どもの手をぐるぐる巻きにして何年間も過ごしたとします。どうなりますか?
手は使えなくなりますね。

反対交互は同じ理由で起こります。親が極端な反対交互というなら遺伝も考えられますが、見たところお母さんの歯並びは正常です。
お父さんも正常ということであれば、この子は自分で反対交互を作りだしているのです。
頬杖をつく。テレビを見るときに顎に手をついて見る。
ちょっと嫌なことがあったら、顎を付きだす仕草などしているはずです。
漫然と子どもを見ていてはいけないのです!
あなたはそれを止めなさい!と注意しなくてはいけなかったのです。
それを注意して来なかった。

それと。上顎の発達は全く追い付いていません。

あなたのお子さんは、口が開いていますね。これが非常に悪い!
それにあなたも口が開いています!

あっ、これは…先生のお話しに色々とびっくりして、不覚にも口が開いてしまっていました。
私は慌てて口を閉めました(苦笑)。

なおも先生は、

口は、唇と歯とベロの3重のロックで体に細菌が入らないようにしているのです。それを自らロックを外して、細菌が入りたい放題!

昔の親は、口が開いてる状態が悪いのを本能的に知っていたので、とにかく口を閉めなさいと言い続けていたのです。
今の親は、ほとんど言いません!

ちょっとツバを飲み込んでみて下さい。

今、口の中のベロはどこにありますか?
上顎についているはずです。

ベロは柔らかいですが、1分間に5回ツバを飲み込むとしたら一日に7000回以上、上顎を押し続けます。その刺激を受けて上顎は正常に発達して行くのです。
それが、口が開いてるとベロは上顎を、一日70回も押さないと言われています。その差は歴然ですね!
まずは口は閉めさせること。簡単には行かないと思いますが。

もう少し早くに来て頂いていたらもう少し違う歯並びだったでしょうね。

ここまで言われてしまい私もつい、歯科衛生士さんに相談していたのですがと思わず言ってしまいました。

すると先生は、
あなたは、もしもガンになったとき、看護婦さんに相談しますか?
同じことです。歯科衛生士さんにここまでの知識を持った人はいませんと。

 

さて…治療はどうしようか…???

ここまで先生に言われて言われていまうと「悪い子育て」も、歯並びに関してはそうかもという気がしてしまいます。

先生は、
では、治療ですが、上顎用にマウスピースを作り夜と家にいる間、装着すると言うもので期間としては、1年から~2年くらいです。

更に費用が、
マウスピース代が約20万円します。
その他に、月に4回通院、1回3240円がかかり全て実費です。

反対交互の治療は上顎の治療後、反対交互専用のマウスピースを使用します。
こちらも約10万円します。期間としては、1年~2年。通院は、月に1度です。

反対交互は正しく治療出来れば、比較的簡単に治ります。
御家族で良く相談なさってから、ご縁がありましたらお越しください。
と先生は仰いました。

 

お金も、年月も…大きな決断です。

実は…最初から、もう一件行きたい歯科がありました。
そこで私は、セカンドオピニオンを受けることにしました。

その様子は次回に書きたいと思います。

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