2歳のお手伝いにもぴったり!「白菜のシンプルコールスロー」
平日の夜、我が家のキッチンには小さなシェフがお手伝いに来てくれます。
2歳の息子は私がキッチンに立つと「シェフもお手伝いします」と踏み台を持ってやってきて、混ぜたり、お皿に入れたり、つまみ食いしたりと大忙しです。
今回ご紹介したいのは、小さなシェフも大好きな「白菜コールスロー」
寒い時期は、鍋にも大活躍する白菜。
我が家の冷蔵庫にはよく白菜が入っているので、八宝菜や鍋や味噌汁の具にするのですが、息子はあまり食べてくれません。
でも、このコールスローならもりもり食べてくれます。
材料も作り方もシンプル。子どもも大人も大満足の一品です。
作り方も簡単なので、お手伝いを始めたばかりのお子さんにもぴったりです。
材料と作り方。必要なものはこれだけ!
さっそくレシピをご紹介します。
白菜とコーン缶があればつくれるので、あと一品欲しいときにもぴったりです。
【材料】
白菜 2〜3枚
コーン缶 1/3缶くらい
マヨネーズ 大さじ1〜2
砂糖 小さじ1/2
酢 小さじ1
調味料は月齢や好みに合わせて加減してくださいね。
続きまして、作り方のご紹介です。
作り方は本当にシンプルです。
1.白菜を小さめに切る
細切りやコーンの大きさにあわせて四角くするとスプーンですくいやすくなります。
包丁を使えるお子さんには、切る作業をおまかせしてもいいですね。
2.切った白菜を塩もみして、少し置き、でてきた水分をよく絞る。
塩(分量外)をふりかけ、軽く揉む。5分くらい置いておきます。水分がでてきたらよく絞ります。
3.全てを混ぜ合わせる
絞った白菜、コーン、調味料をいれて混ぜる。
お皿に盛り付けて、大人用にはコショウをたっぷりかける。
ポイント
分量の目安は書きましたが、目分量で作っても美味しく作れます。家族が好きな味つけを探してみてくださいね。
ただ、お酢を入れすぎると子どもが食べにくいかもしれませんので気をつけてください。
白菜やコーンの量もお好みで。ハムを入れても色鮮で食べごたえがでます。
私は小さなシェフと味見をしながら、仕上げまて一緒に楽しんでいます。
お手伝い中の心構え。息子はシェフ、私はアシスタント
お手伝いをしてもらうときに“これだけはやらない”と決めたことがあります。
それは「口を挟んだり、怒らないこと」
お手伝いをしていると、こちらが予想していない作業になることもあります。
こぼして汚してぐちゃぐちゃになったり、味見ばかりして、なくなることもあります。
色々と言いたいことが出てきますが、ぐっと我慢。
一見、遊んでいるの?と思ってしまう行動もあるかもしれません。でも、子どもは子どもなりに考えているのです。
こうやったら上手にできるかな?
こうやるとどうなるのかな?
自分で考えてやってみる。そこで体験することは、言葉で聞いて学ぶよりも、多くの事を感じとることができると思うのです。
なので、お手伝いをしている時、“息子はシェフ、私はアシスタント”になりきります。
シェフが手伝ってと言った時は、アドバイスをしますが、その他は見守ります。
シェフの満足できる料理ができるの待つだけです。
そして、もうひとつ心がけていること。
お手伝いを頼むときは、子どもが好きそうな作業をお願いするようにしています。
夢中になれることのほうが、やる気もでるし最後までやりとげることができます。
息子は“スプーンやおたまですくう作業”や“混ぜる作業”が大好きなので、その工程が多くなるように工夫します。
たとえば、今回のレシピの3.材料と食材をボールで混ぜる工程も、白菜とコーンは別の容器に入れて渡します。
コーンや白菜をスプーンですくってボールに入れる作業も加わり、子どもは更に楽しくなります。
息子が作業に夢中になっている間に、ささっと他の料理を作ることもできるので、一石二鳥です。
息子の「できたよ!」と自身に満ち溢れた笑顔を見ると、お手伝いをしてもらってよかったと思います。
自分で作った料理はやっぱり美味しいのか、いつも「これ、僕が作ったんだよ」とたくさんお話してくれるので、食卓でのおしゃべりもより楽しくなります。
ママやパパに余裕がある時は、ぜひ子どもと一緒に作ってみてくださいね。