学校・家庭・地域で連携!『放課後教室』って知ってる?
大きく変わる子どもを取り巻く環境。そんな中で子どもがすくすくと育つために各自治体で行われているのが『放課後教室』です。
各自治体が行っている、地域全体で教育に取り組む活動『放課後教室』について、ご紹介します。
『放課後子どもプラン』って何? 詳しい支援活動ついて
画像出典:イラストAC
『放課後教室』はカンタンに言えば、学校・家庭・地域で連携して子育てを行う活動のことです。
「学校だけ」「家庭だけ」ではなく、学校・家庭・地域というそれぞれの側面から多様な教育支援を行い、子どもが健やかに育つ環境を作りましょうという活動のことです。
『放課後教室』の具体的な内容について
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各自治体によって『放課後子どもプラン』の呼び名や活動は異なります。
例えば船橋市では「船っ子教室」と呼ばれていたり、福岡市では「わいわいクラブ」と呼ばれていたり、と名称は異なりますが、受けることが出来る支援内容は基本的には次の通りで共通しています。
- 1.学習支援
- 2.体験活動
- 3.交流活動
1.学習支援
学習支援では、子どもの宿題の指導や本の読み聞かせなどを行っています。
子どもが1人になる時間が長い家庭だと、放課後教室で子どもが勉強してくれるように指導してくれる、というのは助かりますよね。
2.体験活動
- 工作・実験教室
- 料理教室
- スポーツ
- 文化活動
放課後教室の体験活動は、各教室によって行われる内容は異なりますが、上記のような活動を行っている教室が多いようです。
3.交流活動
「交流活動」とは、その地域のお年寄りやボランティアスタッフとともに、地域とのつながりを作る活動のことです。
例えば竹とんぼを作ったり、お手玉をしたり、カルタ遊びをしたり……と言った昔遊びを地域の方と一緒に遊ぶ。
お祭りや地域の行事への参加なども、放課後教室で行われます。
『放課後教室』については、お住まいの自治体に問い合わせを!
学校の空き教室などを使って行われる『放課後教室』の利用には、各自治体によって条件が異なりますが、共通してお住まい地域での事前の登録が必要です。
また放課後教室の利用料は、原則として無料なのでお金を気にせず利用出来るのは、働くママ、パパともに嬉しいポイントですよね!
子どもが学校から帰ってから、1人になる時間が長いようなら『放課後教室』の利用を考えてみては、いかがでしょうか?