新型コロナで子どもを狙うサイバー犯罪
新型コロナウイルスにより、企業間でリモートワークが進む中、サイバー犯罪も増えています。
そして、そのサイバー犯罪の中には、子どもを狙うものもあり。子どもがスマホを使う機会が増えるこのご時世にこそ注意が、子どもを狙うサイバー犯罪には注意が必要です。
子どもを狙うサイバー犯罪一例
画像出典:PhotoACより
新型コロナウイルス以前より、SNS上で子どもを狙った犯罪は増えていましたが、かつてないほどに子どもたちがインターネット、特にSNSを使うようになり、次のような犯罪が増えています。
- ・子どもにわいせつな画像を送るよう脅迫する
- ・見知らぬ人から「遊びに行こう」と誘われる
それぞれのケースは、全く知らない相手からメッセージを送りつけられることもあります。
ただ中には、子どもとSNS上で信頼関係を築いてから、性的な画像を送るよう脅迫される「グルーミング」という手法を用いるケースも報告されており、親が知らぬまに子どもが被害にあってしまうこともあるようです。
こういった卑劣なサイバー犯罪から、我が子を守るためにも事前にどんな犯罪があるのかを親子で知っておいたほうが良いかもしれませんね。
サイバー犯罪から我が子を守る予防策
SNSを使った、サイバー犯罪は増え続けており、書き込む内容や発信する情報にも注意が必要です。
- ・個人、自宅が特定できるような情報を書き込まない
- ・個人、自宅が特定できる写真や画像を投稿しない
- ・SNS上で見知らぬ人に誘われても、遊びにいかない
- ・SNSを通じて人と会うときは、親に一言を言っておく
SNSを使うことで、気軽に誰とでもつながることが出来ますが、SNSを悪用して子どもを狙う不審者も少なくありません。
そして、子どもだけでなく、大人にも言えることですが個人、自宅が特定出来る「書き込み」「画像」などを投稿してしまうと、思わぬ犯罪被害にあってしまう可能性があります。
この機会に親子でSNSやインターネットの使い方を考えよう!
SNSを使うのが今どき世代の子どもたちは、SNSを通じて人と出会うことに対して、親世代ほど抵抗感はありません。
しかし、犯罪者はそういった子どもたちの「油断した心」を狙います。
先にご紹介した「グルーミング」と言われたケースは、子どもは親にも相談できず、被害が大きくなってしまうこともあるようです。
そういった犯罪被害に大事な子どもたちが被害に合わないためにも、この機会にしっかり親子でSNSやインターネットの安全な使い方を知っておきましょう。