子どもの食物アレルギー3つの新しい対策って、ご存知ですか?
食物の好き嫌い以上にママたちを悩ませる「アレルギー」。
乳児では約10パーセントが食物アレルギーがあると言われており、多くのママが、お子さんのアレルギーで悩んでいます。
最新のアレルギー3つの対策
かつては「アレルゲンを徹底的に除去する」というのが基本的なアレルギー対策でした。
しかし、現在は「離乳食を遅らせない」「食物除去をしすぎない」「アトピー性皮膚炎との関係をよく知る」の3つが子どものアレルギー対策として一般的になりつつあるようです。
1.離乳食を遅らせない
実は、離乳食を遅らせても食物アレルギーの予防にはならないことがわかって来ています。
むしろ、色々な食物を早めに食べたほうが、食物アレルギーを発症しにくいという報告まであり、離乳食は生後6カ月前後から開始し、食物に関しても幅広く食べさせたほうが良いようです。
2.食物除去をしすぎない
アレルギーの原因となるアレルゲンは、極力避けるべきです。
しかし「食べられるはずの食物まで食べない」「少量は食べられるのにまったく食べない」は、逆効果になってしまうので、ある程度は食べさせるようにした方が良いでしょう。
※アレルゲンの摂取は事前に食物経口負荷試験を行い、適量を知るようにしましょう。
3.アトピー性皮膚炎との関係をよく知る
「アトピー性皮膚炎が食物アレルギーの原因になる」という説現在は有力です。
つまり「アトピー性皮膚炎を治療する」「スキンケアを行う」という肌へのケアをしっかり行うことでアレルギーを未然に予防することが可能だと言えるようです。
最新の食物アレルギー対策を知って、親子で楽しくお食事しよう♪
アレルギーに対する研究は日進月歩で進んでおり、過去の常識が誤りだった……というケースも少なくありません。
小さなお子さんの健やかな成長のためにも、最新のアレルギー対策を知り、お子さんの負担を減らしてくださいね。