お下がりバンザイ
子どもの身体って急に成長しますよね。
肌寒くなって長袖を出したらツンツルてんなんてことありませんか?
古着に抵抗がある方ももちろんいると思うのですが、我が家はお下がりをもらうことも多く、その魅力についてお話ししたいと思います。
我が子のこだわり
我が家には息子と娘が1人ずついます。
上が男の子なので、男女のどちらでも着れるようなものを買えば、兄が着たものを妹に着せることもできるはずなのですが、娘は女の子らしい服が好きなので兄の着たものは男の子が着るものという思い込みがあり、我が家の中でのお下がりはなかなか上手くいきません。
最近はお洋服もリーズナブルになってきてはいますが、季節に応じた服はすぐに大きくなって次のシーズンには着れなくなってしまうものも多いですよね。
男の子は汚したり破けたり、女の子は選択肢も多く、うちの娘はこだわりがある上に気まぐれなところもあるの、お下がりや古着で十分だと私は思っています。
娘は気に入らないと着ないので、買うときは必ず本人に見てもらいます。息子はとにかく動きやすければOK。最近指摘されたのは、あんまり派手な柄のズボンは履きたくないというリクエストくらいです。
お下がり大好き
うちの子どもたちはお下がりが大好きです。
その理由をご紹介します。
◎着心地がいい
あまりにもヨレヨレなものは私も着せないですが、ある程度洗いこんだものは柔らかくなっていて着やすいみたいです。
デザインが気に入って買っても、着心地が悪くて着なくなるという経験ありますよね。お下がりの中でもわりときれいなもの(前の方もあまり着ていなかったもの)は我が子たちも着ないことが多いので、子どもにとって着心地は大事なのかもしれません。
◎友達とかぶらない
特に女の子にいえることなのかもしれないですが、いただくお下がりは一世代前のものが多いので、ほぼ同じものを同級生が着ているのは見ないです。
量販店で買うと、どうしても同じもの持っている子がいて嫌みたいです。
以前に高校生のお嬢さんがいるママさんが、かぶらない洋服を買うのに苦労すると言っているのを聞いたことがあります。そのお嬢さんは通販で買った服や、お母さんが若い頃着ていた服を使っていると話されていました。
参考までに、かぶらないという意味では量販店のセールの時にわざと大きめのサイズを買って、時期をずらして着せたりしています。
ただし、女の子は好みが変わって着ないこともあるので、ちょっと注意が必要です。男の子はこだわりがないぶん、かぶるということも気にならないようです。逆に同じで喜んでいることもあります。
お下がりを使わないもの
我が家でお下がりNGにしているものもあります。
●下着
直接肌に触れる肌着も含めて、下着は新品を買っています。
●靴
靴は歩き方の癖で部分的にすり減っていたりするので、基本的に靴類は新品を使います。
常用しない予備のスニーカーや長靴などは、頂いたお下がりを使ったりしますが、中古の購入はほとんどありません。
お下がりの使い方
もらったぶん我が家からもお下がりとして放出しています。
リサイクルショップやフリーマーケットに出してもよいのですが、もらってくれる方がいれば差し上げています。
差し上げていると、なんだかもらう機会がやってきて不思議なものです。
古着を買うこともあるのですが、フリーマーケットなどでは記名されているものは状態がよくてもお安くなっていることが多いです。私は書いてある名前の上からお名前シールをはって使います。
逆に、私は子どもの名前を衣類に直接ペンでは書きません。お名前シールをはってお譲りするときにははがしてお渡しします。
アイロンでつけるお名前シールがすぐにはがれてしまう!というお悩みをお持ちのかたは
シール角を丸くして使ってみてください。アイロンも時間をあけて二度あてると頑丈につきます。
娘のこだわりは時にイライラすることもありますが、自分の好きなものを選んでコーディネートするというのも大事な経験かなと思うようにしています。
いただきもののお陰で、子どもは選択肢があることで満足していますし、例え着ないものがあってもお下がりだとなんとなく諦めがつきますしね。
普段お下がりでしのいでいるぶん、新品で多少お値段がするものでも、本人がすごく気に入ったもので長く使えそうなものは購入することがあります。
古着やお下がりを上手く活用するのもなかなかおすすめですよ。