4月 イースター
沢山の海外イベントを日本は取り入れてますよね!!
「クリスマス」「ハロウィン」と盛大に楽しんでいる行事ですね。
今回は、『イースター』についてお話しします
名前やお店などの飾りで聞いたり、目にする事はあるけども良くわからない方は多いいはず!
由来や楽しみ方のご紹介をします。
イースターって何?
イースターとは、十字架にかけられて亡くなったキリストが、その3日目に復活したことを祝う「復活祭」です。実は、キリスト教圏の国ではクリスマス(キリストの誕生日)よりも大事なイベントなんですよ。
また、復活祭をイースターと呼ぶようになったのは随分後の話のようで、その元となったのもゲルマン神話の春の女神「Eostre」から由来していると言われていますが、実際にははっきりとわかってはいません。
子どもへの説明
「昔、勇敢で賢いイエス・キリストという人がいました。そのイエスの周りにはたくさんの人がいました。
その人気に羨ましく思う人たちによって悪い事もしていないイエスは殺されてしまいました。
しかし、殺された3日後に罪もなく殺されたイエスは40日だけ蘇ったそうです。その日をイースター(復活祭)となったのでした。
イースターはいつなの?
イースターには日にちが定まっていません。
決められているのは、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」ということ。
これは、紀元325年に開かれたニカイア公会議という世界教会会議で定められました。
このことから、イースターはその年によって最大1か月ほどずれるのです。
今年2018年は4月1日(西方教会での話)
教会によって違うのです。
私たちが、一般的に使っている歴は西暦ですよね!これは別名グレコリオ歴とも呼びます。
東方教会(正教会など)は、グレゴリオ暦ではなくユリウス暦を使って計算しているため、別の日にイースターを祝います。
イースターには、うさぎとたまご??
日本でも、春になるとお店で卵型の飾りや、うさぎの置き物を見かけたことはありませんか?
イースターのシンボルが「うさぎ」と「たまご」なのです。
「うさぎ」を「イースターバニー」と呼び「たまご」を「イースターエッグ」と呼びます。
「イースターエッグ」=生命の誕生を表していると言われています。
これは、殻の中にいる時間を経て生まれてくる様子がキリストの復活と象徴としているとされています。
「イースターバニー」=沢山の子どもを産むことから豊穣のシンボルとされていました。
そんな、「バニー」に「たまご」を運ばせる使いとしてイースターには欠かせなくなったのです。
※ミニ情報・・・モアイ像で知られるイースター島の語源は1722年、オランダ海軍がこの島を発見した日がイースターだったため、「イースター島」という名をつけたそうですよ。
イースターは何するの?
一般的に、クリスマスと同じ、家族でご馳走を食べて祝いします。
また、エッグハント(卵狩り)やエッグロール(卵転がし)という、子どもの遊びもあります。
イースターエッグと呼ばれるカラフルに染められたゆで卵を探すのがエッグハント
またその殻を割らないようにして転がすのがエッグロールです。
イースターは、世界で愛される春の祝日。少しずつ定着しているイースターを楽しんでみてはいかがでしょうか?!