カラフルな手編みクッションマット「ソックマット」を作ろう!靴下のハギレで手芸工作。
靴下のハギレでリサイクル手芸
靴下のハギレでできたクッションマット『ソックマット』をご存知ですか?
私は友人がキャンプに持ってきていた、自作のソックマットを見て初めて知りました。
ソックマットとは、靴下を作る際に出るハギレを使用した編み物で、ふわっとした風合いとカラフルな色味が楽しめるマット状のもののことです。
靴下のハギレなので、あまり大きなものは作りにくいですが、サイズ的にはコースターやアクセサリー用のマットなどに最適です!
材料となる靴下のハギレは、もともとは生産過程で出るリング状の縫製屑です。このハギレを奈良県の広陵町などでは、手芸材料としてリサイクルする取り組みを行っているそうです。
「送料を払うくらいの料金で大量に届くよ。」という友人の言葉に軽い気持ちで注文をしてみました。そして注文したことを忘れる頃にダンボール箱にいっぱいのハギレが届きました。
想像を超える量でびっくり!ダンボール箱に目一杯はぎれハギレが入って届きました。
一人で使い切るのはなかなか大変な量なので、友人や知人とシェアするのがいいかもしれませんね。
色々な太さ、色のハギレが大量に入っています。黒と白が多目な印象でした。その時に作っている靴下によって、種類やバランスは変わるようです。
コースターを作ろう!(準備編)
◆準備
子どもが簡単に楽しむための下準備をしましょう。
編みこみ用の木枠の作成には木や釘(くぎ)を使うので、パパの力を借りてやりましょう。
パパの協力が難しい時は、ホームセンターの作業室などでやってくれるところもあるそうです!
◆木枠の材料
・木材 長さ20㎝×厚み5㎝くらい 4本 (正四角形の枠を作るので、購入時に店員さんに相談して、あらかじめカットしてもらうと楽でしょう)
・釘(くぎ) 長さ5㎝くらい、40本前後
・ハンマー
・接着剤(木工用)
◆木枠の作り方
①4本の木材を接着剤で枠になるようにくっつける。(しっかりくっつけるため、少し感想時間を取りましょう)
②木枠の各辺に10本ずつ、等間隔に釘(くぎ)を刺していきます。(約2㎝位木に打ち込みます)
我が家でも20㎝四方の木枠に、1㎝くらいの間隔で釘を打ったものを用意して作りました。
間隔が細いのではぎれも細めのものを使用するとやりやすいです。
コースターを作ろう!(簡単製作編)
①縦の上下の釘に1列飛ばしでハギレを引っ掛ける。( 黒色)
②横の左右の釘に1列飛ばしでハギレを引っ掛ける。(薄ピンク)
③縦の①で飛ばした上下の釘にハギレを引っ掛ける。(茶色)
④横の②で飛ばした列にハギレを掛ける。この時に、①で掛けたハギレの下を通すように編み込んで左右の釘に引っ掛けます。(灰色)
⑤全ての釘にハギレをセットしたら、1番最初の釘からハギレを外し、隣のハギレをくぐらせます。次のハギレも同様に。これをぐるりと一周続けます。(写真は3本目の釘を外したところ)
⑥一周編み込んだら少しひっぱり出して結び、全体に引っ張って網目を馴染ませたら完成です!
ガシガシ洗えて丈夫なコースター
編むハギレの色の組み合わせを変えればシンプルにもポップにもなるコースター。靴下のサイズはだいたい同じなので、おおよそ同じくらいの大きさに仕上がります。
最後に結んだ部分がループになっているので、我が家ではフックにかけて使いたい時にさっと取れるようにしています。材料が靴下のハギレなのでしっかり洗えてきちんと乾くところもポイント高いですね。
購入した材料はいっぱいあるので、子どもと一緒にたくさん作ってみました!
手先のトレーニングとリサイクルを学ぶ
リサイクルにも一役買えて、便利なコースターやマットが作れる靴下のハギレ。考え方次第で色々な使い方ができると思います。
手芸と考えるとハードルが高く感じますが、木枠の準備だけがママには大変ですが、一度できあがれば長く使えます。
パパやホームセンターの力を借りて、作ってみることをオススメします!
消費社会の中で、なんでも捨ててしまうのではなく、使えるものやことを考えることを学び、簡単な手芸で手先を使って、一石二鳥な工作レシピです!
親子で一緒に楽しめるのもいいですよね♪
皆さんの作品もご紹介します!
作り方動画もご紹介
女の子の工作