飛び出す絵本で想像力を豊かに

 

飛び出す仕掛け絵本

ぶとうかい2

子どもは、仕掛けのある絵本が大好きです。めくると大きな建物が現れたり、小さな穴をのぞいてみたり・・・ワクワクしながらページをめくって楽しむことでしょう。

今回は女の子向けの、繊細で凝った仕掛けの飛び出す絵本をご紹介します。

 

美麗で迫力のある仕掛け絵本「フラワー・フェアリーズ」

仕掛け絵本2

タイトル:フラワーフェアリーズ(花の妖精たち)のお話 作:シシリー・メアリー・パーカー  発行所:大日本絵画

シシリーが、妖精を見つけられる場所を教えてくれる絵本です。どういうところに妖精が棲んでいて、どんな生活をしているのかが見れる素敵な絵本です。

小さい頃の私なら、間違いなく信じて妖精を探しに出掛けた事でしょう。

この絵本は、娘の誕生日にプレゼントされたものでした。

開いた瞬間に、綺麗な妖精の棲む世界が飛び出してきて、大人も子どもも感動した事を覚えています。

何日も夢中になって繰り返し開くほどに、娘はこの絵本が大好きになりました。

とにかく綺麗で、可愛い妖精もたくさん。そして、仕掛けも凝っていて、何度見ても新しい発見があります。

この本はシリーズになっていて、続編があります。どれも色々な仕掛けが散りばめられていて、飽きることなく楽しませてくれます。

 

仕掛け絵本2

タイトル:フラワーフェアリーズ 魔法のとびら 作:シシリー・メアリー・パーカー 出版:大日本絵画

ある日、小さなとびらを開いて追いかけてみると、新しいともだちに出会ったというダルシーの日記です。

とびらを何度でも開けたくなる、楽しい仕掛けとなっています。とびらを開くという、子どもが大好きな仕掛けが盛り込まれていて、のぞいてみたり、ゆっくり開けてみたりと、色々な開け方を考えて楽しんでいました。妖精を捕まえてみたくなる一冊です。

 

仕掛け絵本3

タイトル:フラワーフェアリーズ 妖精にまた会いたくて 作:シシリー・メアリー・パーカー 出版:大日本絵画

シシリーが書いた「フラワーフェアリーズ」を見て、シシリーのともだちが妖精について手紙を書くいう、妖精に会いたい気持ちが募る一冊です。

フラワーフェアリーシリーズは、大人も楽しめる絵本です。イラストが繊細で、何度見ても見飽きないくらい素敵なのです。

大人が楽しんでいると子どもも好きになるので、ぜひ親子で楽しんで欲しい一冊です。

 

妖精の人形で遊べる「ようせいのおしろのぶとうかい」

おしろのぶとうかい

タイトル:ようせいのおしろのぶとうかい 作:マギー・ベイトソン 絵:ルイーズ・コンフォート 訳:かがわ けいこ 出版:大日本絵画

ようせいのきりぬきにんぎょうがついたメリーゴーラウンドえほんです。

ある日、妖精の舞踏会の招待状が届いて、お城に招かれる・・・とっても素敵でワクワクしますね。

本当に妖精から招待状が届いたら・・・と想像して楽しめる一冊です。

絵本を開くと、4分割のお部屋が現れます。本の端にある紐を結ぶと大きなお城に大変身!

扉を開けたり、廊下ものぞけるようになっていたりと細部まで凝った作りになっていて、大人も子どももワクワクしながら遊べます。

妖精のお城なので、お花だらけのお城や、ファンシーな妖精たちなど、女の子がときめくものであふれています。

ぶとうかい3

 

 

仕掛け絵本で想像力や探究心を刺激

飛び出す絵本は、絵や仕掛けを見て楽しむことはもちろんですが、この奥には何があるんだろう?どうやって出来ているんだろう?など、様々な探究心が生まれ、色んな角度から見たり、考える力も育まれます。

立体で見ることにより、ファンタジーな妖精の世界をよりリアルに感じる事ができるでしょう。妖精の世界に実際に触れることで、想像力も豊かになります。

子どもたちも、熱心に妖精探しをしたり、開くときの仕掛けがどうやって作られているのか気になって、考えながら見たりすることもあります。

仕掛け絵本で楽しんで、探究心や想像力の豊かな子に育って欲しいですね。

 

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