ひなまつりで食べる『ひなあられ』は関東と関西・東海で違!?

女の子をお祝い、ひな祭り!

欠かせないお菓子は皆さんもご存知の『ひなあられ』ですよね。
その『ひなあられ』が地方によってちがうのをご存知でしたか?

カラフルでかわいい『ひなあられ』のどんなところが違うのか、関東・関西・東海地方で比べてみました。

 

ひな祭りでなぜ『ひなあられ』?

『ひなあられ』には、娘の健康を祈願するという意味が込められているようです。
カラフルな『ひなあられ』には「桃・緑・黄・白」の4色あり、四季を意味しています。

この4色で「一年を通して幸せを祈る」という意味を込めているという事です。
また、3色もあります。この色は「白・緑・赤」が多く、白が雪の大地、緑が木々の芽吹き、赤が血と命を意味しているみたいですよ。

これらの意味合いも地方によって少し異なるみたいです。

 

関東の『ひなあられ』はかわいく甘い味。

私は関東出身なのでよく食べていた『ひなあられ』ですね!
作り方としては、うるち米の乾飯や豆を炒ったものに砂糖がけして甘味を付けたものが関東の『ひなあられ』
4色と意味は
桃⇒春(桃や桜など春の花をあらわす)
緑⇒夏(緑をあらわす)
黄⇒秋(紅葉をあらわす)
白⇒冬(雪をあらわす)
4色は四季を表しているようです。

 

関西の『ひなあられ』は醤油や塩で味付け。

関西では、塩や醤油味のもち米を原料としたあられを、1センチ程度の丸い形状にして作つくるようです。
色の原料は桃色は海老、緑色は青海苔などを使い色を出しているようです。
色は3色
桃⇒生命のエネルギー
白⇒大地のエネルギー
緑⇒木々のエネルギー
『ひなあられ』を食べることで自然のエネルギーを取り込む意味があるようです。
関西の『ひなあられ』が本場の味とも言われているようです。
京都が発祥だからでしょうかね。

 

東海の『ひなあられ』は形が違う‼

東海といっても名古屋圏の『ひなあられ』は円柱形で、甘い味付けになっているようです。
形が円柱なのは平安時代の「かき餅」の一種としてアラレ餅、玉アラレというものが造られたようで、それが江戸時代に沢山売られていたようです。
その「かき餅」に色や甘さをくわえて『ひなあられ』として販売されたのではないかと言われています。
この『ひなあられ』一度は食べてみたいです!

 

お家で『ひなあられ』つくろう!

お餅があれば簡単に作れちゃうのでご紹介します。

作り方
1・お餅を5ミリ間隔で切ります。
2・オーブンの天板にクッキングシートを敷いて、切った餅がくっつかないように少し間隔をあけて載せます。
3・オーブンを150℃に温めて、20分ほど焼きます。
4・砂糖液を用意するために、小鍋に水と砂糖を入れて火にかけてよく溶かします。焼いている間に行い、粗熱を取っておくのがベターです。
5・白、ピンク、緑と3色作る場合は、砂糖液を3つに分けて、ピンクと緑には食紅を混ぜます。
6・もちが焼けたら砂糖水をふりかけて、再度クッキングペーパーで焼いて水分を飛ばします。
7・焼きあがったら、ざるなどに入れて粗熱を取ります。

味アレンジ!
塩味にしたい場合は、最後に塩をふりかけてみて!

色んな色や味を作り、みんなで楽しんでみてくださいね。

 

まとめ

ひな祭りでは、豪華な食事会が開かれるご家庭が多いいのではないでしょうか?
我が家は、ちらしずしとはまぐりお吸い物は必ず作りますよ。

『ひなあられ』はおやつの時間にみんなで摘まんで、お雛様をみながら楽しんでみるのもいいですね!
ご家族で色んな楽しみ方をして見てくださいね!
今年は色んな地方の『ひなあられ』をそろえてみようかなぁ♪

この記事を書いた人

TOPICS