子どもにこれからどのくらいお金がかかるの…将来の不安をなくす学資保険の選び方

子育てで苦しいのは、将来の進学にかかるお金。
小さいうちから食費や着替え代に大きな出費がかかるのに、高校や大学に進学したらいったいどれほどの出費になるのか…。

こんななやみを抱えて出産をためらう家庭も少なくありません。
そこで、将来必要な資金の積立に便利な学資保険を上手に利用しましょう。今保険商品は多くの種類があって選び方がよくわかりませんよね。
各保険の中で自分たちにぴったりなものを選ぶポイントを見ていきましょう。

そのお金はなんのため?まずは用途について熟考を

保険を選ぶ前にまず考えてほしいのが、
『自分の子どもをどんなふうに育てて大人にしたいか』
です。

子ども1人が大学まで卒業するのに1000万円必要とも2000万円必要とも言われています。しかし、これはかなり手厚く教育を施した結果。
その中には塾や習い事、しかも複数の習い事が含まれています。

果たして、それは子どもに本当に必要なのか?英語が、ピアノが、子どもの将来のために本当に意味があるのか。

それを見極めるために、どう育てるのか、そしてどこに費用を費やすのかを考えるべきなのです。

目標が決まったら金額設定

大体のプランを決定できたら、子どもの人生のどのタイミングでどれくらいの金額が必要かわかりますね。

学資保険は闇雲に入るのではなく、必要な金額が必要な時期にもらえるものを選ぶことです。
以下に重視スべきポイントを見ていきます。

満期がいつになるのか

多くの場合に、学資が必要になるのが大学進学時期です。
そのため、学資保険の満期を子どもが18歳のときに設定する家庭は多いですね。

大学進学において必要な費用は大まかに
・入学金
・前期の授業料
・テキストの購入費
・引っ越しにかかる諸費用

があります。これをすべて保険で賄うためには、満期で200万円はほしいところですね。
子どもが何歳のときに保険に加入するかでも異なってきますが、まずは200万円を一つの基準に置いて商品を探してみましょう。

返戻率を考えることも重要

返戻率とは、出資した資金に対して払い戻される金額の割合のことです。

保険料としていくらお金を払い続けても、帰ってくるお金の率が低ければ意味がありません。
目標を200万円とするなら、できるだけ少ない費用で目標に到達してほしいですよね。

現在用意できる資金と、将来的に払い続けられる保険料を考えて、利率のよい商品を選ぶのもコツです。

一括で入ると後々楽なことも

月々の保険料を払うことに比べると、一括で加入することはハードルが高いかもしれません。
ですが、毎月の生活費の中で保険料の支払いが加わることはなかなか大変です。

そこで、子どもが生まれたときにある程度預金があるなら、一括で支払いができる保険を探すのもいい方法ですよ。
一時的に貯蓄が減りますが、計画的な家計運用で取り戻すことが出来ます。
子どもが生まれたときに、出産祝いなどでもらったお金があるなら、それを利用するのもいいでしょう。

何より、目的が決まっているお金なら、一度に支払う決心も付きやすいですからね。
まずは計画、そのためにも両親の意見をすり合わせてゴールを共有できるようにしてください。

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