子どもに伝わるしつけ方
しつけるって難しい。優しく諭しても言うことを聞いてくれないし、かと言って厳しく叱っても、反発ばかりする……。
今回はママが悩んでしまいがちな、子どもに伝わるしつけ方をご紹介します。
いつも同じしつけ方は効果がないかも?
画像出典:PhotoACより
何度も、何度も同じことを言っているのに、子どもは一向に言うことを聞いてくれない。
そんな時は、あえて普段と違う叱り方や違った言い方、叱る人を変えて見るなど”ワンパターンを崩す”ということが重要です。
なんだかんだ言って、子どもはしっかりママのことを見ています。
「今は叱っているけれど、そのうちママが折れるだろう」とどこか、親を侮っているところもあるのです。
だから「あえてパターンを変えて見る」ことで、子どもが「あれ、今回は違うかも……」と素直に言うことを聞くようになるかもしれません。
ただし親の都合を聞いてくれるとは限らない!
ママが「子どものために」と思って、しつけている場合は言うことを来てくれることがあります。
しかし、ママが「周りの目が気になるから」とか「早くしないと」とか、自分の都合を優先している場合は、子どもは言うことを聞かないことがあります。
だから、そういうときは子どもの目線に立って「こういう理由で、●●して欲しいの」と伝えてみたり、子どもに共感して「今は●●したくないよね~」と寄り添う姿勢を見せると、何もしないよりは子どももアナタの言うことを聞いてくれやすくなりますよ!
あえて「ほっておく」というのも1つの手かも?
ママがいる前で、スーパーの中で走り回る。
ママからすると「やめて!」と叱りたくなることでも、子どもからすると「ママに追いかけられるから楽しい!」という気持ちからの行動かもしれません。
そんな時は、あえて大声で叱るのではなく、じーっと子どものことを怖い顔で見守るということも効果的です。
「ママに何も注意されない」ということは、子どもにとっても怖いこと。
「アレ?」と思って子どもが振りかえれば、それは1つのしつけとして成功しています。
ワンパターンの叱り方、しつけ方は、子どもも覚えてしまう!
そもそも大人だからと言って、叱り方、しつけ方に慣れているワケではありません。
だから、どうしても「ワンパターンな叱り方、しつけ方」になってしまいがち!
でも、そのワンパターンは子どもに見抜かれてしまっているのかも……。
だから、あえての「パターン崩し」で、子どもに少しでもママの言いたいことが伝わるように、叱り方、しつけ方も工夫してみてくださいね。