パパにも知ってほしい【子育てのイライラの原因】
子育てって楽しい…だけど、大変。
毎日お母さんはイライラの連続。
子育てってどうしてこんなにもイライラするのだろう??
子どもを産むまでは知らなかった、親の苦労
妊娠中は、「産まれたらたくさん遊ぼう」「こんなこと教えてあげよう」とたくさんの思いをお腹の我が子へ向けていました。
もちろんその気持ちは産まれてからも、妊娠中以上に膨らんでいますよね。
だけど、小さくても一人の人間。楽しいときは笑って、悲しいときは泣く。
お母さんとは違う、感情を持った別の人間です。
子どもを産むまでは、正直ここまで子育てが大変だなんて思いもしませんでした(笑)
我が子は何にも代えがたい、大切な存在です。
しかし、大変すぎてイライラが止まらないときもあるのです。
世のお母さんはこんなにも苦労しているのか、それとも自分がふがいないだけなのかと悩んだりもしました。
イライラするのは当然のこと
ある時、こんな話しを聞きました。
とある母親学級で、その日は両親揃っての講習日だったそうです。
これからパパ、ママになる両親に、保健師さんはこう言ったそうです。
「ではお父さん方に簡単なプリント問題を配りますので、30分以内に解いてください。」
本当に簡単な問題ばかりだったそうですが、その30分間に保健師さんは問題を解くパパたちにしきりに話しかけ、結局誰ひとりプリントを終えられなかったと。
パパたちは邪魔をされ、簡単なプリントですら終わらなかったことでイラついていたそうです。
保健師さんは言いました。
「お父さん方、これが子育てです。簡単なことですらやらせてもらえない、終わらせることができない。これが子育ての大変さです。」
「お父さん方が会社に行っている間、お母さんはずっとこのイライラとひとりで向き合っているのです。」
パパにこそわかってもらいたい、ママの気持ち
大変な仕事でも、嫌いな作業でも、終われば達成感がある。
好きなことならなおさら。
でも、子育てはなかなかそうはいかない。
ご飯を作らなきゃいけないのに子どもが泣いている。掃除しても掃除しても、あっという間に散らかる部屋。
何度言っても変わらないクセ…。
こうしてほしいのに、してくれない。
パパたちは、なぜこんなにもママがイラついているんだろうと思っていませんか?
それはひとりの母親として、真摯に子どもと向き合ってるということです。
パパもくたくたで会社から帰宅していることでしょう。
少しでいいのです。ママの話を聞いて、今日も頑張ったねと声をかけてあげてください。
そのひとことで、きっとママはまた頑張れるのです。