兄妹に!おそらの絵本「だるまさんが ころんだら」を読み聞かせ
わが家の兄妹(小学生3年兄と小学1年の妹)は、何をするのも一緒。学年は2歳差ですが、一緒に下校できるときは、妹の教室に迎えにいって一緒に帰ってるようです。放課後の遊び方も一緒に過ごします。天気のいい日は、お兄ちゃんのお友達と公園でドッジボールやサッカー、追いかけっこしに出掛けていきます。
今回選んだのは、だるまが大きく描かれた絵本「だるまさんがころんだら」。ちょっぴりユニークな表情のだるまの表紙は、わが家の兄妹が間違いなく好きな感じです!手に取ってセットしていると、さっそく、子どもたちが覗き込んできましたよ。
「だるまさんが ころんだら」のあらすじは、おでかけして、帰り道を急いだだるまさんが、降ってきた雪で坂道に転がってしまいます。するとむこうからは、もう一人ころがっているお友達がいました!ころがって雪だるまに覆われたお友達をストーブで温めると、可愛いマトリョーシカが出てきました。おへやに入って暖かくなったマトリョーシカが洋服を脱ぎ始めると、中から出てきたのは…といった具合です。
マトリョーシカがいっぱい出てくる!可愛い音楽に大爆笑!
おやすみの時間に、不定期に開催しているおそらの絵本の読み聞かせ。セットしていると、子どもたちが寄ってきます。
「今日はだるまさんだよ」と伝えると、“だるまさんがころんだ”のお外遊びをはじめました。
だるまさんの絵が寝室の壁に投影されると、おそらの絵本「だるまさんがころんだら」のはじまりです。“だるまさんがころんだ”で遊んでいた子どもたちが自然とベッドの中に入ってきました。
最初のシーンは、だるまさんが雪でころんで“ゆきだるまさん”になってしまうシーン!
だるまさんがころげていくシーンでは、なぜか兄妹で「おむすびころりん♪すっとんとん♪」の大合唱がはじまります。
転がった先で、新しいお友達に出会います。「だれかな?」「もう一人のだるまさん?」
おうちに連れて帰って、ストーブで雪を溶かし、出てきたのは、なんと可愛らしいマトリョーシカ!
マトリョーシカは暑くなってきて、脱ぎ始めます。すると…。中から出てきたのは、たくさんのマトリョーシカ!
この時の音楽が、コミカルで思わず私まで笑っちゃいます。
「いっぱい出てきた~!」子どもたちも大笑いです!
とうとうお部屋じゅうにいっぱいになってしまったマトリョーシカは、部屋を出てころがっていきます。だるまだんもコロコロ一緒に転がっていき、最後は大きなゆきだるまさんに!
テンポのいい語り口で、兄妹二人とも、最後までお話に引き寄せられていきました。
コロコロするビー玉転がしゲームが最熱!
このお話を呼んだ翌日、兄妹のおうち遊びは、ビー玉転がしゲーム。妹は、トイレットペーパーの芯で作ったスロープにビー玉を転がしていきます。お兄ちゃんは、少し眠っていたビー玉を滑らせて遊べるブロックに夢中。転がすときは、「だるまさんがころんだら」のマトリョーシカがたくさん出てくるシーンで流れた音楽を口ずさんでます。一度、この遊びをはじめると1時間くらい遊びつくす没頭ぶり!昔よく遊んだおもちゃを、ふとしたことで遊ぶことがあるのですが、今回は、その好例でした。
そして日々忘れがちになってしまいますが、兄妹の同じ行動をする姿そのものが、ふとしたときに愛おしく思えたりします。そばにいるとケンカもしょっちゅうですが、親なしで同じ遊びで遊んでくれるのは本当に助かってます。
おそらの絵本「だるまさんがころんだら」を通して、子どもたちの中で、ビー玉転がしのブームが再熱中。また没頭する遊びが増えたようで、ほほえましく思ったのでした。