2020年インフルエンザ予防接種とコロナについて
2020年、21年はインフルエンザと新型コロナが同時流行する可能性が報道機関などから指摘されています。
現時点で、毎年流行しているインフルエンザの予防接種は可能ですが、新型コロナに関する予防接種は2020年9月現在有効なワクチン作成が追いついておらず、新型コロナに関してのみは予防接種が出来ない状況です。
そんな状況で、インフルエンザの予防接種って、大丈夫なのでしょうか?
怖い病気はコロナだけじゃない!予防接種でインフルエンザから子どもを守ろう
画像出典:PhotoACより
どうしてもママたちは「予防接種で三密になり、新型コロナウイルスに感染してしまったら、どうしよう」という不安が拭い去れないことだと思います。
しかし厚生労働省ではインフルエンザワクチンを摂取することで「新型コロナとよく似たインフルエンザを予防することで、全体としての医療ソースが減り、医療負担が軽減される」ことを期待できると考えています。
ママ目線としてはインフルエンザの予防接種をすることで、風邪のような症状が表に出た時に「インフルエンザか、新型コロナか」と言う判断が「もしかしたら、新型コロナかもしれない」と判断しやすくなる、というメリットもあります。
新型コロナよりも怖い病気はたくさんあります!
新型コロナウイルスは、まだまだ未知な部分が多くあり。2020年、21年の冬場にどのような流行をするのか、誰も予想ができません。
しかし、現時点でハッキリしているインフルエンザも、新型コロナほどではないかもしれませんが、子どもの命を奪いかねない恐ろしいウイルスです。
私たちは予防接種をすることで、インフルエンザだけでなく、さまざまなウイルス、病原菌からその身体を守るための免疫力を獲得しています。
特にまだまだ免疫力が弱い、子どもたちにとって予防接種は命を守る大切な”ウイルスへの備え”です!
「受診控え」はやめて、例年通りの予防接種を!
2020年の上半期では、新型コロナウイルス感染の恐怖が原因となり、特に小児科では予防接種の「受診控え」が問題となりました。
しかし、先にも触れたように小さな子どもたちの命を脅かすウイルスは新型コロナだけではありません。
子どもたちの命を守るために、今年もしっかり親子でインフルエンザワクチンの予防接種を行うようにしてくださいね。
[参考1]『2020/21シーズンのインフルエンザワクチンの供給について』|厚生労働省