初めての夏休み、自由研究はどうする?簡単で面白いテーマを紹介

小学校1年生の夏休み、初めて取り組む自由研究をどうしようか家族で困っていませんか。

難しい漢字が読めない、複雑な工作は大変、結局親がやることに…。こんなお悩みをよく聞きます。

そこで、1年生でも簡単に取り組めて、内容も面白い自由研究テーマを紹介します。

今回はニュースリリース型に絞ってみました。新聞形式にするとユニークでクラスメイトも面白いと言ってくれるかもしれません。

初めての自由研究にはインタビュー系がおすすめ!

自由研究にはいろなテーマがあります。

・工作、制作系
・調査、統計系
・観察、レポート系

などです。調査系は難しい漢字を習っていない小学校1年生にはハードルが高いですし、学校によっては工作と自由研究を分けている場合もあります。

観察を行ってレポートを書くのは時間がかかって大変。

そんなとき、おすすめなのがインタビュー研究。インタビューと言っても、簡単に言えば「お話を聞く」ということです。

仕事の話や、先生に話を聞いたり、近所に住んでいる人でユニークな暮らしをしている人を訪ねてみてもおもしろいですよ。

もっともハードルが低いのが、家族へのインタビュー。おじいさんおばあさんやお父さんお母さん、年上の兄弟、あるいはおじさんおばさんに話を聞いてみましょう。

夏休みで家族がそろうことが多いのもこのタイプの研究のメリットです。

聞き取りのポイントを見ていきましょう。

インタビュー1.おじいさんおばあさんに昔の生活を聞いてみよう

身近な存在でありながら、子どもにとって未知の情報を秘めているのがおじいちゃんおばあちゃん。

近くて遠いというのか、大人にとってはつい数十年前の事でも、自分が生まれる前のお話は幼い子どもにとって新鮮で魅力的に映るものです。

遠方に住んでいる方や、地方のおじいちゃんおばあちゃんには、ぜひ帰省をしたときにノートを使って聞き取りを行いましょう。

質問の例 日常生活

おばあさんたちにとっても、自分が若いころの思い出を孫に聞かせるのはとても良い時間です。

特別なことではなくて、日常的にどんなことをしていたのか聞いてみたらどうでしょうか。

・どんなものを食べていたか
・どんなことが遊びだったか
・どんな服を着ていたか
・どんな友達がいたか

特に、食べ物は今とずいぶん違っているでしょうから食育にもなります。

冷蔵庫がなかったころ、保存食がなかったころは、どんな食生活だったのでしょうか。名称が分かったら、図書館で資料を調べて写真を載せてもいいですね。

質問の例 仕事について

田舎の方に行くと、おじいさんたちの仕事の多くは農業です。

今の様に大きな機械もなく、まだ田地が整備されていなかったことどうやって野菜やお米を作っていたのか。

農薬がなかったり、すべて手作業だったりして大変だったころの話は貴重です。

自宅で牛を飼って田んぼを耕していた、なんて話も聞けるかもしれません。

お宅が農家でない場合も、おじいさんおばあさんが若いころどんなことをして働いていたのかを聞いてみるのはいいことですよ。

インタビュー2.お父さんお母さんが自分の話をしてあげましょう

特に、お父さんが話してあげてほしいテーマです。

お母さんがフォローして上手にインタビューできるようにしましょう。

普段家にいないお父さんが何をしているのか。仕事がどんなに大変か、どれだけ疲れて帰ってくるのかを話してあげるのも大事な教育です。

夏休みの宿題として取り組みながら、家族の時間も過ごせるおすすめ研究です。

質問の例 普段会社でどんなことをしているの?

オフィスワークをしているお父さん、お母さんの場合には、会社とはどんな場所なのかを話してあげましょう。

毎日どんな作業をして、それが何の役に立っているのかを教えてあげます。

どのくらい時間がかかって、どんなところが大変なのか、子どもには難しい話かもしれませんが、聞いたことをそのまま丸写しにするだけでもなかなか興味を引くものです。

スマートフォンのボイスレコーダー機能を使ったりして、話してもらったことを記録しておくと難しくても後で聞き直せます。

インタビューされる側のお父さんは、多少大げさでもいいから「こんなにたいへんだ!」と話すと子どももびっくりするかもしれません。

質問の例 趣味はなんですか?

お父さんの好きなことってなんでしょう? 子どもたちは何も知らないかもしれませんね。

毎週出かけて行っているのは何をしているの? 釣り? ゴルフ? マラソン?

趣味の話をしてあげるのも研究テーマにおすすめです。自分の趣味のどんなことが楽しいのか、お気に入りの道具はどこで手に入れているのか。

どうしてその趣味を始めたのか、どんな時が一番楽しいのかなどなど。

聞き取り方はいろいろ工夫できます。スポーツやモノづくり系なら、子どもが興味を持って一緒にできる様になることもあるかもしれませんね。

写真も入れてきれいにレイアウト!

最後に一番大変なまとめ作業ですが、写真やイラストを多く入れることをおすすめします。

1年生ではまだたくさん文字を書くのは大変ですし、字ばっかりの研究は見るほうも飽きてしまいますから。

お父さんの趣味の写真や、おじいちゃんの若いころの写真などを用意してもらって、いろいろな大きさやバランスでレイアウトします。

写真に吹き出しを付けて、漫画風に描いても楽しい見た目になります。

これで、時間もお金も掛けずに誰にもできない自分だけの研究が出来上がりますよ!

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