夫が家事育児を‘お手伝い気分’!それって言い方が原因かも!?
夫が家事育児を積極的にしない!
昭和も終わり、平成も終わり、令和になったのに、うちの夫はいまだに家事も育児も言われたことしかやらない。
ゴミ出しは‘ゴミ移動’じゃない!家中のゴミをまとめて指定の有料袋にギュッと詰めて出して、新しい袋をゴミ箱にセットするまでが仕事!
子守りは‘怪我をしないか見てる’だけじゃない!汗をかいていたら上着を脱がせて水分補給、炎天下では帽子必須。
なぜ気付かない!指示待ち人間か!
いつも言葉遣いに気を付けて、丁寧にお願いしているのに・・・
産前に読んだ雑誌に‘旦那さんに家事育児をお願いするときは、言葉遣いに気を付けて’って書いてあった。
だから毎回イライラする気持ちを押し殺して
『ゴミ出し、お願いしてもいい?』
『近々美容室に行きたいのだけれど、子守りお願いできる?』
と丁寧にお願いしている。
なのに、ゴミ出しは‘ゴミ移動’のままだし、子守りは『来週なら良いよ~』なんて呑気な返事。
どこまでいっても‘お手伝い気分’。
余裕がない日に、転機は訪れた
ある日、あまりに忙しすぎて今日が収集日ってことを忘れていた。
皿洗いをしながらハッと気付いて
『あっ!今日ゴミの日だ!ゴミ出しか洗濯物干しどっちかお願い!』
と言ったら、なんと夫がゴミをまとめ始めた。
またある日は、美容室の空きがなくて
『明日か明後日、美容室に行きたいのだけれど、どちらが都合いい?』
と聞いたら
『ん~、明日かな』
だって。
どちらもすんなり済んでしまった。
今までの私の努力はいったい・・・。
これまでとの違いは?
私は、それまでと今回の違いを考えてみた。
それまでは、家事育児に苦手意識を持たせないよう、夫に嫌な思いをさせないことに重きを置いていた。断られることを前提とした、ある意味他人行儀な依頼になっていたのだ。
しかし今回は、断られれば他に支障がすぐに出るため余裕がなく、夫頼みな依頼の仕方だった。
それまでとの違いは、‘お膳立てのような丁寧さ’の有無だったのだ。
頼りにして任せることが、夫を積極的にする
この出来事がきっかけで、私は‘お膳立て’をしなくなった。
すると夫はどんどん積極的になり、今では家事も育児も、一方がその時やっていないことをもう片方がする、と自然に分担が出来るようになった。
『今日は洗濯物干しをやりたい気分だから、皿洗いお願い~』なんて言うこともある。
いまや、夫が居ないと家事も育児もまわらない。とても頼りにしている。
これまでを振り替えると、私自身が夫を‘お手伝い扱い’していたように思う。『どうせ言わないとやってくれない』『このくらいしか出来ないだろう』と決めつけて、任せるということをしなかった。
人は任せられると責任感を持つ。責任感を持てば、自然と積極的になるのだと思う。
『台所の生ゴミもまとめた方が良いかな?』『今日は暑いから帽子が要るね』そんな一言で最初はフォローしつつ、我が家の主婦業新人に仕事を任せてみては?きっと心強い相棒に成長してくれるばずだ。