おそらの絵本で子どもはぐっすり、ママはニッコリ。暗闇に広がる絵本の世界でジャッキーと一緒におやすみなさ~い

1日を締めくくる、娘との最後のふれあいタイム “寝かしつけ”。

娘と寝室へ向かいながら今日を振り返ると、

「ちょっと怒りすぎたかな…」「もっと遊んであげればよかったな…」と

自分の余裕のなさに少しの後悔がこみ上げます。

それと共に意気込むわたし。

「よ〜し寝かしつけ!今日のフィナーレだ!優しいママの顔で1日を締めくくろう!」

しかしなかなか寝つかない娘との長~い戦いにため息をつくこともしばしば。

「子どもが穏やかに眠りにつける魔法の道具があったらいいな」なんて妄想を膨らませながら、

娘が眠りにつくのをじっと待つ、そんな日々でした。

寝室へ行くのもイヤ!まっくらもイヤ!眠るのもイヤ!寝かしつけには毎日一苦労です

元気いっぱい、やんちゃ盛り。わが家の娘は1歳8か月。

わが家の寝かしつけには2つのハードルが存在します。

1つめのハードルは【寝室へ連れて行く】こと。

20時。「そろそろ寝ようか〜」わたしがそう言うと、「まだあそぶ~」とおもちゃをしまう気配のない娘。

「無理やり抱き上げて連れて行っちゃえ!」なんて手荒なこともしましたが…ただただ興奮して泣くばかり。

絵本や布団の上でしかできない遊び(お馬さんごっこ、飛行機ブーンなど)で誘いながら寝室へ。

うまく行けばすんなり誘いに乗ってくれますが、それも日によりけりです…

2つ目のハードルは【なるべくスムーズに寝落ちさせる】こと。

これまで寝室での寝かしつけアイテムには、天井に映すタイプの“ナイトシアター”を使っていました。

しかし、15分のタイマーで自然とシアターが消えると、途端に“おめめがぱっちり!”

お話したり歌を歌ったり、動き回ったり・・・と、眠りモードはどこへやら・・・

寝る気配のないまま長時間が経過すると思わず

「いい加減にしてよ。何時だと思っているの!?」

なんて1歳8ヶ月の娘相手に大人気ない言葉が出てしまうことも。

やっと寝息が聞こえ始め、寝室を出て時計を見ると、とんでもない時間に。

これから残った家事をして、明日の準備をして、

自分の時間は・・・取れればラッキーといったところです。

暗闇に広がる絵本の世界!大好きなジャッキーも一緒だから“おそらの絵本”は寝る前の楽しみに

「”寝室までの道のり”と“まっくらな部屋で寝落ちるまでの道のり”。

この2つのハードルを突破できれば少しだけ自分に余裕を持てそうな気がする。」

そんなことを考えながら、「何かいい方法はないものか」と娘が寝た後の深夜にネットサーフィンをしていたある日。

「おそらの絵本」という商品が目に留まりました。

なにやら手持ちのスマホと専用プロジェクターで、天井に絵本を映し出せるとか。

「真っ暗な部屋で絵本の読み聞かせができる…?」

“暗闇と絵本”という眠りを誘うにはもってこいの組み合わせに多少の期待感。

もし寝かしつけには活躍しなくとも、娘が喜ぶ姿は確実に想像できました。

お値段も2000円ちょっとだったので、「試しに買ってみるか~」とその場でポチっと購入。

映し出せる絵本のラインナップを見てみると、娘の好きなジャッキーが!

普段から紙の絵本で読んでいる 『くまのがっこう おでかけジャッキー』 を選びました。

手元に届いた日の夜、羊の形をしたプロジェクターを片手にもって、

「一緒にジャッキーに会いに行こうよ」と娘に話しかけました。

「ママがもってるひつじさんな~に?」「ジャッキーどこ~?」

興味津々の娘はすんなり寝室へ。

さっそく“おそらの絵本”、試してみました。

寝室の電気を消して、娘と一緒に、布団にごろん。

羊から天井に映し出されたプロジェクターの心地よい光に娘は釘付けに。

電気が消えても怖がる様子もありません。

娘にとっては友達のような存在であるジャッキー。

天井にジャッキーが映し出されると大興奮!「ジャッキー!」と嬉しそうに手を振ります。

しかし映し出されているのが自分の知っている絵本『くまのがっこう おでかけジャッキー』であると分かると、

興奮モードも次第に落ち着き、いつもの読み聞かせモードに。

天井をじ~っと見つめながら絵本の世界へ入っていくことができました。

©BANDAI

読み終えたところで娘の顔をのぞき込むと“寝落ち!”はしていませんでしたが、すごく眠そうな表情。

“もしやこのまま寝るのでは!?” 期待大の展開にわたしは心を躍らせながら

「おやすみ~」とおそらの絵本をOFFにすると・・・

娘はまっくらな寝室の中で動き出すこともなく、数分後夢の中へ。

「寝た!!?」

これまで寝かしつけにはかなりの時間を要するタイプだった娘。

あまりにも穏やかに、コロッと寝てしまったので驚きました。

次の日には、眠くなると娘が自ら「ジャッキー読もうか~」と寝室へわたしを誘ってくるように。

“寝室までの道のり”と”まっくらな部屋で寝落ちるまでの道のり”。

わが家の2大ハードルはこんなふうに突破口を見出しつつあります。

(動画)おそらの絵本のくまのがっこうを読んで寝かしつけしています。

ママの笑顔が家族の幸せ。でもママが笑顔でいるためには“心にちょっとの余裕”が必要です

“ママの笑顔が、家族の幸せにつながる”とはよく聞くものです。

本当にそのとおりだと思います。

でもママが笑顔でいるためには”心にちょっとの余裕”が必要です。

“おそらの絵本”は子どもを眠らせる魔法の道具ではありません。

でも使い始めてからちょっとだけ、自分の心に余裕が生まれた気がします。

この“余裕”の正体。

1つはもちろん入眠までの時間を親子ともに穏やかに過ごせるようになったこと。

でもわたしにとって大きいのは、子どもが寝静まったあとの“自分の時間”を少しですが毎日持てるようになったことなのです。

1日中入れっぱなしだったママスイッチをOFFにして、ゆっくり湯船に浸かるもよし。

溜まったドラマを見るもよし、お茶を飲みながら好きな本を読むもよし。

わずかでも“すきなこと”を自由にできる自分時間。

ママとして明日からまた頑張るためのエネルギーを自然とチャージできるようになりました。

朝、ぐっすり眠れた娘が「ママ、おはよう」とわたしに声をかけます。

ママも充電完了!今日も1日元気いっぱいママと一緒に遊ぼうね。

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