絵本『こんとあき』の物語が、日常に寄り添う「お守り」になる

絵本『こんとあき』の物語が、日常に寄り添う「お守り」になる

2026年7月21日

絵本の1ページを、じっと見つめたことはありませんか?

大人になってから『こんとあき』をはじめとした林明子さんの絵本を読み返すと、思わず顔がほころぶ瞬間があります。
それは1枚の絵の中に、作者である林明子さんの「子どもへの深い愛情」が、一筆一筆に宿っているように感じるからなのかもしれません。

絵本を大切にする私たちにとって、それは単なる物語ではありません。
幼い記憶や、大切な誰かを想う気持ちを呼び覚ましてくれる「心から安心できる居場所」であり、林明子さんが遺してくださった世界の優しさに触れることができ、そして心を満たされる「潤いの源」でもあるのです。

だからこそかつて子どもだった私たち大人が、どんなに時代が変わっても林明子さんの描く世界に自然と引き込まれてしまうのかもしれません。

思わず「フフッ」と笑顔になる、愛おしい描写

林明子さんの絵を眺めていると、不思議と心がほどけ、頬がほころんでいく感覚。
それは、描かれている子どもたちが「今この瞬間を絵本の中で一生懸命に生きている」からなのでしょう。

たとえば、きしゃの停車時間におべんとうを買いに行った「こん」が、ドアにしっぽを挟まれ身動きが取れなくなる姿。
ほころんだところを直してくれたおばあちゃんに入れられそうになり、「いやだ、いやだ」と逃げ出してしまう「こん」の様子。

ぬいぐるみでありながら、まるで幼い子どものような姿に、「そうそう、子どもってこういう動きをするよね」と、かつての自分や我が子の面影が重なり、思わず笑みがこぼれてしまう人も少なくないはずです。

林さんは、自分の作品の中にこっそり他の絵本のキャラクターを登場させたり、身近な家族や子どもたちをモデルにすることがあるそうで、だからこそ誰かの面影が見えてくるのかもしれません。
身近なものへの愛着とユーモアが、林さんの描く世界にはたくさん満ちあふれているように感じます。

「こん」が教えてくれた、寄り添うことの真髄

絵本『こんとあき』の中で、きつねのぬいぐるみ「こん」は何度も「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と繰り返します。

大人になった今、この言葉を読み返すと胸が熱くなるのはなぜでしょうか。
それは、「こん」の「だいじょうぶ」が、決して根拠のない気休めではないからです。
尻尾をドアに挟まれても、
犬に連れ去られて砂に埋もれても、
こんはボロボロになりながら、あきの前では最後まで「おせわ」係としての誇りを捨てません。

「寄り添う」とは、相手の不安を魔法で消し去ることではなく、どんなに自分が傷ついても、隣に居続けると決めること。
林さんが絵本を作るために、「こん」のぬいぐるみを手作りまでして『こんとあき』に命を吹き込んだのは、この「ボロボロになっても変わらない愛」を、本物の質感を持って伝えたかったからではないでしょうか。
だからこそ、さきゅうのやまで「こん」が砂に埋められてしまったとき、私たちは「ただの絵」を失う以上の、言いようのない心の締め付けを覚えるのでしょう。

その「温もり」を、いつでも持ち歩けるように

そんな『こんとあき』の物語、そして「こん」が示してくれた「だいじょうぶだよ」の言葉を、毎日のお守りのように持ち歩けるアイテム。それが、この『こんとあき』の絵本グッズです。

「ぼくにまかせて」という声が聞こえてきそう

描かれているのは、大好きな「あき」のため短い停車時間にお弁当を買いにいく「こん」の姿。心配する「あき」に「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言葉をかける姿には、お世話係としての強い使命感が宿っています。

そんなこんの姿をあしらった前髪クリップは、身に付けるたびに「誰かのために一生懸命になる強さ」を分けてくれるよう。「あき」を最後まで守り抜いた「こん」のように、あなたの不安な心に寄り添い、毎日を「だいじょうぶ」の笑顔へと導いてくれる心強いお守りです。

大冒険を一歩踏み出す時の相棒に

2人だけで列車に乗り、おばあちゃんの家という知らない土地を目指して旅立った、「こん」と「あき」の大冒険。あのドキドキするような物語のように「こん」が持っている一歩踏み出す勇気を、自分の足元に受け継ぐことができる靴下です。

大人になった今でも、新しいことをするとき、初めての場所へ向かうときは少しだけ心細くなるもの。そんなとき足元を見れば、いつも味方でいてくれる「こん」がそっと見守ってくれているはずです。「あき」の手を引いてトコトコと歩みを進めた「こん」のように、あなたの「はじめの一歩」を優しく支えてくれるお守りになってくれるはずです。

あえて「布の温かさ」を選ぶ

林明子さんが「こん」を自ら縫い上げた際、その手触りや重みを大切にしたように、『こんとあき』の巾着もまた、どこか懐かしく素朴な綿素材の質感を残しています。
プリントでありながら、インクが生地に馴染む風合いは、まるで長年使い込まれたお気に入りの絵本の表紙のよう。
手触り、質感、持った印象など、様々な視点で「こん」のイメージに近くなるよう、そして「こん」と一緒にいる安心を感じられるように意識して、素材選びにもこだわりました。
ばんそうこうやお薬、飴などのお菓子、大切な小物など、小物を持ち歩くのにちょうど良いサイズ感な点も一工夫。

ライフステージが変化しても変わらず使い続けられるように、試行錯誤して生まれた巾着です。

物語は、あなたの毎日の中に

林明子さんの心は、あなたが持っているその絵本の1ページに、そしてその物語を大切に形にしたアイテムの中に、しっかりと息づいています。

『こんとあき』の絵本グッズを手に取るたびに、ぜひ思い出してください。 どんなに心細い旅でも、隣に誰かがいてくれるだけで「だいじょうぶ」だと思える、あの温かい気持ちを。

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」

あの日の「あき」と同じように、私たちはまた、前を向いて歩き出せる。あなたの手の中にいる「こん」はかつて子どもだった私たちにとって、林明子が遺してくださった優しさを胸に今を一生懸命に生きるための「小さなお守り」なのです。

絵本を通して温かい世界を届けてくださった林明子さんに感謝を込めて。
たくさんの絵本と温もりをありがとうございました。

[紹介商品詳細]

アイテム

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