命を学ぼう~ペット飼育ハムスター
◆ハムスターを育て命を学ぶ。
近年、ペットとして人気の高いハムスター。
1匹1500円~3000円前後で販売されていることから、気軽に購入する方も多いそうです。
購入前に、責任をもってお世話することを必ず家族全員で約束しましょう。
飼育方法やハムスターを迎えるにあたり気を付けることなど事前に調べておきましょう。
◆飼育に必要なもの8点。
ハムスターは種類がいろいろあり、大きさも異なります。ハムスター用品はお迎えするハムスターの種類や大きさにあったものを選択しましょう。
1.ゲージ。
水槽型、金網タイプなど種類もいろいろです。どちらもメリットデメリットがあるので、よく考えて購入しましょう。
見た目がとてもかわいいものもありますが、ハムスターが安全に暮らせ、掃除がしやすいものがおすすめです。
基本的に1匹につき1ゲージです。
2.床材。
ウッドチップ、紙製などさまざまな種類が販売されています。ハムスターによってはウッドチップでアレルギー反応が出てしまう子もいるので、様子がおかしければ床材の見直しを。
3.トイレ、トイレ砂。
トイレは砂が周りに飛び散らないように、上にカバーがついているものがおすすめです。
トイレ砂はハムスター専用のものを入れて、清潔を保てるように定期的に砂の入れ替えを行います。
4.フード入れ、ハムスターフード。
固形のペレットなど餌をいれる容器はハムスターがひっくり返したりしないよう、安定感のあるものを選びます。
ハムスターフードは各メーカーからいろいろなものが販売されています。1種類だけだと栄養が偏るので数種類を混ぜて与えるといいかと思います。
5.給水ボトル。
ハムスターが水を飲むために必要です。必ず使用しましょう。
6.回し車。
ハムスターは運動量がかなり多い生き物です。
運動不足にならないように、体の大きさにあった回し車を用意してあげましょう。
7.巣箱。
木製や陶器製のものがあります。木製の巣箱はかじり木のかわりにもなります。
8.ハムスター飼育の本。
初めてハムスターを育てる方は、必ず1冊は目を通してほしいです。
写真つきやかわいいイラスト付きのものもあり、ハムスター好きなら楽しく読める本が多いです。
ハムスターが食べてはいけない食品もあります。しっかり勉強してからお迎えしましょう。
◆ハムスターが快適に暮らせる環境づくり。
ハムスターは夜行性で騒がしいのが苦手です。ハムスターがリラックスして生活できる場所にゲージを設置しましょう。
また温度変化には大変敏感な生き物です。厳しい暑さ、寒さには体に負担をかけ最悪の場合は命を落としてしまう危険性もあります。ゲージ内の温度は20度前後が適切です。エアコンのほかに冬場はペット用ヒーターなど利用してゲージ内の温度に気をつけましょう。
◆臆病だけど人にも慣れます。
ハムスターは実は飼い主さんと触れ合うことよりも、どちらかというと1人で過ごすことを好む動物です。
過剰なお世話はハムスターにとってストレスになることもあるので十分気をつけましょう。