レゴ ブロックの勧め
子どもの玩具として誰もが知っている【レゴ ブロック】。
指先を使った遊びのため、脳を活性化させる他、集中力や創造力を養う事が出来るので、昔から人気の玩具の1つですよね。
このレゴ ブロックを作っている会社について、知っている人は少ないと思いますので、ここで少し紹介したいと思います。
レゴ ブロックは1世紀以上の歴史を持つデンマークの玩具会社で作られています。
「よく遊べ」を意味するデンマーク語「Leg Godt」から社名をLEGOとしたそうです。
最初から玩具作りをしていた訳ではなく、社名が「LEGO」になる前は木工所で家具を作っていたそうで、家具作りのノウハウを生かし、木製の玩具を作り始めたのが現在まで続くレゴブロックの歴史の始まりです。
成形処理は非常に精密なので、標準規格に適合しない数は100万個中たった18個だけ!!
このような製造への気遣いにより、レゴ社は何十年にも渡って高い品質を維持しています。
そのため、30年前に製造された部品と現在の部品はしっかり結合させることが可能になっています。
また、耐久試験では、組んで外すを繰り返し、17万回まで耐えられるという結果が出ているので、毎日、組んで壊しても400年以上遊べるという事です!!
一度買えば、一生遊べると言い切れますね!
最近では忍者やプリンセスなど、様々なシリーズが出ており、変わらぬ人気を誇っています。
レゴで遊ぼう!
~幼少期~
この時期は、単純にブロックを組み立てたり、壊したりという遊びが中心になります。
最初こそは同じ大きさのブロックや同じ色を認識するため、ただ積み重ねるだけという遊び。
徐々に慣れ、ブロックの特性を感じ取れるようになると、自分で想像しながら家や車など、成形していきます。
~幼児期・小学校低学年~
この頃になると、作り方説明書を見ながら自分で目的の物を作り上げられるようになります。
説明書は絵で分かりやすく解説されているので、子どもたちも視覚を通し、理解する事ができます。
作り方を見ながら指示通りに作業をする事で、読解力や理解力を高める事ができます。
最終的に目的の物が出来上がった時、子どもたちは達成感を覚え、『次もやってみたい!』と更なる目標や、やる気へと繋がります。
学習にも取り入れよう
小学校に入学すると算数の授業が始まります。
算数は、一度つまづくと次も理解が難しくなる教科なので、コツコツと知識を積み重ねて行ける事が大切です。
子どもに算数の宿題を聞かれた時、口頭説明でも良いのですが、ブロックを活用するとより分かりやすくなるでしょう。
*足し算
同じ大きさの異なる色のブロックを数個用意します。
1+1の問題
問題の下に該当個数のブロックを置きます。
1個のブロックに残りの1個のブロックを積み重ね、結果、ブロックは何個になったか数える。
という基本的な指導。
*引き算
同じ大きさのブロックを数個用意します。
3-1の問題
まず、同じ色の3個のブロックを積み重ねます。
そこから、1個のブロックを取るとブロックは何個になったか数える。
という指導。
*掛け算
同じ大きさのブロックを数個用意します。
2×3の問題
まずは同じ色のブロック同士を2個積み重ねた物を3セット作ります。
2個重なったブロックが3セットあると、合計で何個のブロックがあるのか数える。という指導。
*割り算
同じ大きさの同じ色のブロックを数個用意します。
4÷2の問題
まずは同じ色のブロックを4個積み重ねます。
これを2等分すると、答えは何個になりますか?という指導。
乳幼児から大人まで夢中
このように長年、世界で愛され続けているレゴブロックは、乳幼児から大人まで遊ぶことができ、学習にも用いることができる優れもの!
インテリアとして飾っておくのもステキです。