ローズウィンドウで窓辺を飾ろう!
ステンドグラス風ペーパークラフト
ローズウィンドウを日本語訳すると「薔薇窓」。薔薇窓とは教会などで見かける円形のステンドグラスを指す言葉です。
この薔薇窓を紙で作るローズウィンドウは、光が当たると本物のステンドグラスのようでとても綺麗なのです。そこで図案集を見てみると、細かくて繊細なデザインが多いので見た目にも美しいのですが、初心者には難しそう…
しかし、図案にこだわらず気軽に切り紙を楽しむ感覚で作ってみればいいのでは?と、ものは試しにやってみました。
ローズウィンドウの作り方
用意するものは、厚紙、ハサミ、のり、コンパスまたはコンパスカッター、ローズウィンドウ用紙の代わりになりそうな紙。
今回、折り紙はトランスパレントペーパーを使用しましたが、よくお部屋のデコレーションなどにお花を作る、お花紙でも代用できるようです。
<12等分に折る>
①半分に折ります。
②さらに半分(4分の1の正方形)に折り、折り目つける。
左側半分をさらに半分に折り、開きます。
③右側の下の角を持ち、4分の1の正方形の境目の下の点を起点にして、②でつけた左側半分の折り目と交わるところで折る。
④③で持ち上げた右下の角を外側に倒し、三角形に折る。
⑤左下の角を持ち、④で重ねた辺に合わせて折る。
⑥⑤で持った左下の角を外側に倒し、三角形に折る。
⑦裏返して半分に折ったら、12等分の完成です。これを必要な枚数折ります。今回は3枚で作りました。
模様を切って、貼って…
12等分に折った折り紙を直感で切っていきます。なんとなく開いたときの形をイメージしつつ、気楽にやっちゃいましょう!
開くとこんな感じ。
折り紙の内側に入るサイズの円形に切り抜いた厚紙を、さらにくり抜いて枠を作ります。コンパスカッターがあると便利!100円ショップでも買えます。
色や見え方を試しながら、中心に気をつけて1枚ずつ枠に貼り付けていきます。
円からはみ出た余分な部分を切り落としたら、もう一枚の枠を上から貼って、厚紙で切り紙をサンドします。全部貼ったら、最後にハサミで形を整えて完成です!
直感で切っても楽しめるローズウィンドウ
フリーハンドで直感的に切って3枚組み合わせただけのローズウィンドウでしたが、なかなか可愛く出来ました。ちょっと中心がズレましたが、これならインテリアとしても十分使えるような気がします。
切り方次第で、幾何学的なデザインも、丸みのあるデザインも楽しめるのでお部屋のイメージにあったローズウィンドウを作ってみるのも楽しいかもしれません。