「おはよう」字のない絵本で想像力を育もう
【おはよう】
まついのりこ/作・絵
偕成社/出版
字のない絵本
まついのりこさん作あかちゃんのほん「おはよう」をご紹介します。
この本には文字が書いてありません。赤ちゃんが初めて触れる絵本としてとてもおすすめです。
おはよう!いないいないばあっ!何してるのかな?どうしたのかな?
本のページをめくりながら、たくさん語り掛けてあげてください。
「おはよう」
この絵本には文字がありません。
しかし表紙に描かれた子どもが、笑ったり泣いたり、どんなことをしているのか、はっきりとわかるように描かれています。
お母さんの真似をしているのでしょうか?遊んでいるうちに汚れてしまったのでしょうか。
とても愛らしい表情ばかりです。
ここに描かれている子どもの表情やしぐさは、すべて赤ちゃんのころから触れる身近なしぐさばかりです。
子どもたちも日々遊びの中で、同じような場面に遭遇していることと思います。
「クレヨンでお絵かきしたのかな?何を書いたのかな?何色を使ったんだろう?」
「公園に行ってきたのかな?いっぱい遊んで楽しかったかな?」
そんな風に語り掛けてあげると、子どもたちの中で想像の世界がどんどん膨らんでいくでしょう。
さいごは「おやすみ」
最後は”おやすみ”です。
朝起きて、ご飯を食べて、遊ぶ。
泣いて笑って、たくさん感じる。
一日の生活の流れ、そしてその中で感じるたくさんの気持ちにも気が付かせてくれます。
1歳半ごろになると、泣いている顔、笑っている顔、表情も見て取れるようになってくるでしょう。
まだお話できない子どもたちも、指差ししながら何かを訴えてくれることと思います。
ページをめくるごとに、親子で一緒にいっぱい笑って、いっぱいお話してみましょう。
字のない絵本の中に、子どもたちが自ら「何をしているのか」「どんな気持ちなのか」ということを捉え、感じてくれるはずです。
そうして想像力、思考力がどんどん伸びていくはずです。
3歳ごろまで長く楽しめる絵本となっていますので、ぜひお子様と一緒に読んでみてください!!