入館無料。岩崎城(愛知県日進市)と周辺へ遊びに行こう!
歴史に触れてみよう~岩崎城。
1538年(天文7年)、丹羽氏清によって現在の愛知県日進市岩崎町に築城されました。
現在の岩崎城は資料に基づいて復元されたものではなく、コンクリート製の模擬天守です。
実際の岩崎城がどういう形態だったのかは、はっきりとはわかっていないそうですが、写真のような立派なお城ではなく、もっと簡素な小屋のような作りだったのでは・・・と言われています。
岩崎城は遺構を残したまま400年あまり荒地となっていましたが、
昭和59年、地元の人たちによって慰霊大祭が営まれ、それを期に保存、整備が行われることになり昭和62年5月、岩崎城展望塔が完成しました。
入館無料~岩崎城、展望室が見どころ!
展望室からの景色は最高です。
日進市内はもちろん、長久手、瀬戸方面、名古屋方面など一望できます。
長久手の戦い(1854年)の各武将の進軍をパネルでわかりやすく解説展示もされています。
岩崎城の上から、戦国時代、この土地でどんな戦いがあったのか、お子さんと一緒に景色を眺めながらお話しされてはどうでしょうか?
休館日は 月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始となっています。
岩崎城歴史記念館も見逃せない!
岩崎城址公園内の岩崎城のすぐ横に、岩崎城歴史記念館があります。
日進の歴史、貴重な文化遺産、岩崎城にまつわる歴史など、大変分かりやすく展示解説が行われています。
さまざまなイベント、歴史講座なども行われています。
興味を持たれた方は、ぜひホームページを確認してお出かけください。
(岩崎城公式ウェブサイト) http://www.mf.ccnw.ne.jp/iwasakijo/
妙仙寺山門、境内の臥龍の松へ。
岩崎城から徒歩10分程度のところに、妙仙寺というお寺があります。
岩崎城の戦いの際、女と子どもは城の北西の空濠から妙仙寺に避難した、と言われています。
妙仙寺の臥龍の松は樹齢400年と言われて、黒松の中では市内唯一の巨木であり、天然記念物に指定されています。
妙仙寺の山門、臥龍の松ともに市指定文化財として市民に愛されています。
桜の季節は岩崎川まで歩こう!
岩崎城とともに桜の名所として人気の岩崎川。
岩崎橋から北東方向へ約1キロの桜並木が続き、毎年多くの人でにぎわいます。
毎年、桜祭りは岩崎城、岩崎川の2会場で開催されています。
近年、道路拡張工事のため桜がたくさん伐採されてしまい、
桜並木の距離が短くなってしまいましたが、小学校下に広がる田んぼには
レンゲやツクシ、たんぽぽなどが咲き、美しいのどかな景色を楽しむことができます。
ぜひ岩崎城と合わせて日進の美しい自然を楽しみにきてください。