小さな子ども同士のケンカどうしよう?
子ども同士のケンカでハラハラ!
小さいとはいえ、我が子がケンカして友だちを泣かせたら、どう対処して良いのか、わからなくなってしまいますよね。
今回は小さな子ども同士のケンカに対する対処法をご紹介します。
2~3歳から子どもは人間関係を身につけるようになる!
画像出典:PhotoACより
2~3歳ごろになると、子どもも「社会性」を身につけるようになるので、相手を見てどう反応するか人間関係を学ぶようになります。
その中で”特定の子どもにだけ”ケンカをふっかけるように見えることがありますよね?
これはまさしく、子どもが相手の子どもを見て態度を変えているからに他なりません。
それでは、そんな時に子どもに対して親がどう対処すればよいのかというと、それは「共感する」ということに他なりません。
ケンカをしても、まずはゆっくり話を聞いてあげること
子どもがケンカをしてしまった、相手を泣かせてしまった。
そんな時は、子どもも感情が高ぶってしまっていて、なかなか話を聞いてくれません。
一旦、相手の子どもから離れてから、子どもの気持ちが落ち着いたころを見計らって、少しタイミングをずらし子どもの話を聞いてあげましょう。
その時に大切なことは「どうして、●●しちゃったの?」「そういうことしたら、ママだめだと思うけど、どうしてかわかるかな?」と子どもの話を聞いてあげ、相手の気持ちを考えさせるということです。
まず共感することで、子どもは少しずつ相手の気持ちを理解するようになります。
感情のぶつかり合いを通じて、子どもたちはお互いの気持、感情を理解していく
子どもたちは、いろいろな事を失敗しながら勉強していきます。
それは人間関係においてもそうです。ケンカしたり、泣いたり、泣かされたり、お互いに笑い合ったりしながら、子どもたちは「相手はこんな風に考えているんだ」と実感し、お互いの感情を理解していきます。
まだ上手に言葉にできない年齢の小さな子どもたちは「泣く」ということしかできません。
しかし、その泣くという気持ちの中に隠された、子どもの気持ちを親が汲み取って「●●したかったのかな?」と気持ちを解説してあげることで、子どもたちは自分の感情を知って、自分の感情を満たすために、どう接すれば良いかが分かっていきますよ!