バードテーブルを作って鳥を観察してみませんか
皆さんは、バードテーブルをご覧になったことがありますでしょうか。バードテーブルとは、鳥の餌台のことです。
可愛らしい鳥が自宅のベランダや庭にやってきて、餌をついばむ様子を想像するだけでワクワクしてしまいます。
そして、親子で鳥を観察することは、日常生活の中で自然に目を向けるきっかけ作りにもなります。
今回は、牛乳パックなど家にある材料で作れる簡単なバードテーブルとバードケーキ(餌)の作り方について、紹介させていいただきます。
牛乳パックでバードテーブル作り
バードテーブルの作り方
(材料)
牛乳パック
たこ糸
好みの飾り付けの材料(テープ、割り箸、葉、どんぐり、小枝など)
餌(ひまわりの種やオレンジなどの果物)
(作り方)
1.牛乳パックの4面にカッターで窓をあけます。
2.窓を開けた牛乳パックに、色を塗ったり、テープ、小枝や葉っぱなどを飾ります。
3.上部にたこ糸をつけます(吊せるように)。
4.中にエサ(ひまわりの種、果物やバードケーキなど)を入れます。
ハサミやカッターナイフを使うので、見守りや手伝いをしてあげて下さいね。
バードケーキの作り方は、次の項目で紹介します。
バードケーキの作り方
バードケーキの作り方
(材料) 参考文献の1/2量
小麦粉100g
砂糖20g
ラード50g
1.小麦粉と砂糖を混ぜます。
2.鍋に入れたラードを弱火で温めて、溶かします。
3.溶けたラードを1.に入れます。
4.よくこねます。
5.おにぎりくらいに丸めて出来上がり。
このバードケーキ、鳥の大好物だそうです。
小3の息子は、泥団子作りのような楽しさがあるため、嬉々として取り組んでいました。
おまけに、何度も味見をしていました。
バードテーブルをつるそう
バードテーブルが完成したら、後は吊すだけです。
木の枝やベランダに、たこ糸で吊します。
後は、可愛らしい鳥達が来るのを待つだけです。
どこにつるしたら鳥によく見えるかなあと、子どもなりに考えながら吊していました。
(ベランダの場合、バードテーブルやお子様が落下しないような安全な場所につるします。)
自然の中で
子どもには出来るだけ自然に触れてほしいと願う我が家では、親子ともども自然の中で遊べることを常に探しています。
とはいえ、毎日キャンプに連れて行くわけにもいきません。
でも、バードテーブルを吊すことによって、日々の生活の中で自然に目を向ける機会が増えることにつながりました。
そして、今回は自然に目を向けるきっかけになったことに加えて、工作や調理という工程についても、親子で楽しむことができました。
バードケーキを作るにあたり、小3の息子は材料の買い出しから始まり、分量の計算をしたりと、気づかない間に算数も取り入れながら、幅広く取り組んでいました。
鳥が来るかどおかは鳥のみぞ知るというところですが、「今日は鳥がくるかなあ。」と親子での会話もはずみます。
親子で身近にある自然に親しむきっかけの一つとして、みなさんもバードテーブル作りに挑戦してみませんか。
参考文献 小学館の図鑑NEO鳥