コロナ禍でのママのメンタル
コロナ禍の中で子どもたちだけでなく、ママだってメンタルが大変です。
どんな仕事で働いているにせよ、新型コロナウイルスに感染してしまうリスクはあるし。
もし、自分が新型コロナウイルスに感染してしまったら――と考えたら、誰だって不安に苛まれてしまうものです。
今回はそんなママのメンタルについてお話したいと思います。
子どものコロナへの不安な気持ちに、どう寄り添ってあげれば良い?
新型コロナウイルスは、まだまだ科学的にはっきりしていないことばかりで、どんな風に子どもに伝えれば良いか迷ってしまいますよね。
子どもの中には「コロナになったら、死んじゃうの?」と不安な気持ちをストレートにぶつけて来ることもあります。
ここで大切なのは「コロナにかかっても大丈夫だよ」と、子どもを安心させてあげることです。
事実、新型コロナウイルスの10万人あたりの死者数は非常に少なく。アメリカやヨーロッパに比べると別次元と言っても過言ではないほどです。
だから、統計的な事実として現時点ではありますが、新型コロナウイルスに感染しても死ぬ確率は非常に少ないのです。さらに子どもは新型コロナウイルスの発症率は、大人に比べて非常に低い。
難しい数字のことは小さい子どもにはわからないかもしれませんが「新型コロナウイルスに感染しても死なないこと」「きちんと手洗いうがいをしていれば感染しないこと」をしっかりと説明して、子どもの心を安心させてあげてくださいね。
外出自粛、マスクをしない人を見てイライラ……!
子どもを守るため、家族を守るためにちょっとしたことでイライラしてしまうのは仕方がないことです。
特にみんな我慢している中で、我慢しない人、ルールを守ろうとしない人に対してネガティブな感情を抱いてしまうことは、ある意味で当然のことと言えるかもしれません。
誰からもケアされない状況で過ごしていると自然と心に余裕がなくなり、攻撃的になるのは大人も子どもも同じなのです。
だから「心がつかれたな……」と感じたときには、セルフケアを意識してみてくださいね。
NHKのすくすく子育てでは、次のようなセルフケアをオススメしています。
心を落ち着かせる呼吸法
1.肩を張って胸を開く
『子育て家族のメンタルケア』|すくすく子育て
2.次に、6〜10秒かけて、思い切り息を吐き、空気を2秒かけて吸い込み、1秒息を止めます。
画像出典:『子育て家族のメンタルケア』|すくすく子育て
3.6〜10秒かけて息を吐ききり、2秒で自然に吸い込んで、1秒止める。
画像出典:『子育て家族のメンタルケア』|すくすく子育て
1~3の呼吸を、5〜10分ほど繰り返してください。
ヨガや瞑想などと同じように、一定のリズムで同じ動作を繰り返すことで脳内で「セロトニン」というホルモンの分泌が促されやすくなります。
「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンが分泌される量が増えると、ストレスが和らぎ気持ちが安定しやすくなりますよ!
どうしてもイライラしてしまうというときは、ご紹介した呼吸法を試してみてはいかがでしょうか?