マイコプラズマ肺炎って何?その感染経路は実は家庭内から!
肺炎は肺炎でも「マイコプラズマ肺炎」って、ご存知ですか?
マイコプラズマ肺炎とは「マイコプラズマ」という微生物が原因となって、引き起こされる肺炎のこと。
4~10歳のお子さんがかかりやすく。「風邪かな?」と思っていたら、肺炎だった――なんてケースもあります。
マイコプラズマ肺炎の症状とは?
画像出典:子どもや若者に多い「マイコプラズマ肺炎」に注意!その症状と治療法より
マイコプラズマ肺炎の症状は普通の肺炎と変わらず、上記のような症状が引き起こされます。
発熱や頭痛、だるさや長引く咳。危険な状態になるとぜんそくのように「ゼーゼーヒューヒュー」という音がしてくることもあります。
またマイコプラズマ肺炎は、普通の肺炎よりもしつこい空咳が続くこともあるようです。
マイコプラズマ肺炎は、どうやって感染する?
マイコプラズマ肺炎は、かぜと同じく発症した人のせきのしぶきを吸い込む飛沫感染によって拡大します。
ただインフルエンザやかぜのように感染力が強いワケではないので、学校内でマイコプラズマ肺炎が流行することはありません――が家庭内では感染しやすいんです!
知らずしらずのうちに、マイコプラズマ肺炎に感染している親の飛沫から、マイコプラズマ肺炎が移ってしまい、結果的にお子さんが症状を発生させてしまうこともあります。
マイコプラズマ肺炎の予防も「うがい」「手洗い」です!
小さなお子さんに感染しやすいマイコプラズマ肺炎は、かぜとその症状が似ているため、見落とされることも多く、気づいた頃には重症化していたというケースも少なくありません。
そういったリスクを避けるためにも「うちの子、かぜかな?」と思っても、念の為病院を受診するようにしてください。
またマイコプラズマ肺炎も他の病気と同じく「うがい」「手洗い」で予防することができるので、親子でしっかりうがいと手洗いをお忘れなく!